
ことの発端はオーナーのテリーさんが金曜日に発熱したことです。熱は37度台から38度台、その他の症状はありません。この時期、発熱というと緊張します。万万が一コロナ陽性であれば、同じ家に住む私は濃厚接触者ですから、この際用心すべきと急遽休みにしたというわけです。
土曜日にかかりつけ医でPCR検査を受けることができました。そのやり方はこうです。診療時間外に予約を取って、クリニックの駐車場で待ちます。先生と看護師さんがやってきて車の中で窓越しに検査を受けます。ドライブスルーですね。会計や薬局の人も駐車場へ来てくれて窓越しです。このクリニックは去年早い時期にコロナの患者が出てから約1年、ずいぶん注意深くてきぱきとされている感じがあります。他にも駐車場で検査を待っている人がいました。
そして待つこと1日半。本人はすっかり元気になった月曜日の朝に「陰性」の連絡がありました。よかった、よかったと、私も月曜日の予定に出かけました。するとお昼前ぐらいに「再検査してください。検査費は無料です」と再びクリニックから電話があったのだそうです。なに、それ、という思いです。検査機関からの連絡をクリニックは伝えてくれただけで、再検査の理由はわからないのだそうです。
それで月曜日のお昼にまた駐車場で再検査をして、その結果がきょう火曜日の夜に「陰性」と入ってきました。今度こそ安心です。きっと大丈夫と思っても、待っている間は落ち着かないものです。再検査になったのは、検査の現場が混乱しているのかなあ、と想像しました。
今週末は土日とも営業します。またよろしくお願いします。明日(10日)は休業日ですが、用事があって店に行きますので、バレンタイン前でチョコレートなどご入用の方はどうぞご来店ください(カフェはありません)。11時~15時ぐらいまでいます。
写真は和室に飾ったおひなさまです。

この4年間、春夏秋冬、能勢の自然に守られる中、多くのお客様にお越しいだだきました。毎週のように来てくださる方、遠くから来てくださる方、折々にカフェを利用してくださるご近所の方、友人、知人、みなさまの温かいお気持ちにあらためて感謝の念が湧いてきます。ありがとうございます。
4周年記念のことさらのイベントはないのですが、せめてもの感謝の気持ちを乗せて、衣料品セールを行います。1月30日から2月いっぱい、洋服とストール、スカーフ類を20%オフにします(すでにセール品となっているものを除く)。
ぜひ、この機会にフェアトレードの洋服をお求めください。手織り、手刺繍、草木染など、手作りのよさが溢れる洋服たちです。2月が土日だけの営業で申し訳ないのですが、ご来店をお待ちしております。
(写真は4周年の日の庭の梅です)

未使用、使用済み切手、書き損じはがき、外国紙幣、CD、DVD、本、ゲームソフトなどを寄付してもらって換金し、そのお金を南アジアの人々の支援活動に役立てる、という活動です。
https://www.shaplaneer.org/sutenai/
エスペーロ能勢でも入口入ってすぐのところに、海苔が入っていた瓶を置いて集めています。先日もSさんが切手やはがきを持ってきてくださいました。
お年玉年賀状の当選番号がすでに発表されました。年賀状整理のついでに、書き損じはがきや未使用はがきがありましたら、どうかついでの折にエスペーロ能勢にお持ちください。
何年か前、東京早稲田のシャプラニール事務所を訪ねた時に、ボランティアの方たちが全国から送られてくる膨大な切手やはがきを整理されていて、少しだけお手伝いしたことがあります。地道な作業でした。
今は事務所にボランティアさんが集まることが難しいので、シャプラニールの会員が在宅ボランティアで整理作業をすることになり、私も応募しようかと思っています。
ちりも積もれば山となる(けっしてちりではありませんが)の言葉のように、多くの人の少しの善意と手間がだれかの役に立つ、「ステナイ生活」へのご協力をよろしくお願いいたします。

そんな中ですが、エスペーロ能勢は、予定通り、明日(16日)から営業再開します。
いろいろ悩みながらの再開です。お客様に来ていただきたいような、来てほしくないような・・・日曜日に10名様でいただいていたご予約は宣言後にキャンセルされました。残念ですが、人数が多くて心配だったので、少しほっとしたのも正直な気持ちです。
そこで、再度お願いさせてください。
1.ランチご希望の方は、前日までにご予約ください。
2.店内では、お食事以外の時にはマスクを着用してください。
3.店内滞在時間は、およそ1時間程度でお願いいたします。
ショップご利用の方は、どうぞ今まで通り、いつでもご来店ください。
それでは、明日から、またよろしくお願いいたします。
(写真は、ネパリバザーロから入荷したばかりのフェアトレードクッキーです)

エスペーロ能勢は、1月16日(土)から営業を再開いたします。
1月と2月は土日のみ、時間は11時~16時ですので、お間違えのないようにお願いいたします。
なかなかイベントができない昨今ですが、1月は少人数のイベントがふたつあります。
ひとつは1月12日(火)10:00~11:00 箕面市国際交流協会(MAFGA)主催「フェアトレードにふれる~チョコレート編~」です。フェアトレード・チョコレートについてお話させていただきます。チョコレートや雑貨などの販売もありますので、ぜひコムカフェ https://www.facebook.com/mafgachallengecafe/ にお越しくださいね。
もうひとつ、今月の屋根裏シアターは、1月30日(土)と31日(日)「静寂を求めてー癒しのサイレンスー」。様々な騒音の中で生きている私たちにとって「静寂」が持っている意味を考えてみたいと思います。https://www.cinemo.info/64m
何かと困難な年明けではありますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ほんとうに、なんという一年だったことでしょう!誰もが初めて経験する、緊張と不安の一年でした。そしてそれはここで終わりではなく、まだしばらくは続くことでしょう。
フェアトレードの現場はかつてない苦境に立たされています。インド、ネパール、バングラデシュ、フィリピン、ボリビア・・・いずれの国でも、厳しいロックダウン(都市封鎖)が行われ、生産者は、原材料が手に入らない、仕事場に行けないという状況が続いています。たとえ製品ができても、空港まで運べない、飛行機が飛ばない、などで、なかなか輸出することができません。もともと立場が弱い生産者の人たちは、収入がなくなってその日の食糧にも困っていると聞いています。
フェアトレード商品の販売をしているエスペーロ能勢のような小売店でできることは、できるだけ在庫商品を販売して、再び商品が入荷できるようになったときに注文できる体制を整えておくこと、もっともっと注文を入れることだと思っています。どんなに大変な時でも希望(エスペーロ)を捨てないで、細々とでも続いていけば、きっと光は見えてくると思っています。
さて、今年の営業は終わりましたが、2021年もどうぞよろしくお願いいたします。1月は16日(土)からの営業再開です。1月と2月は土曜日曜のみ、11:00~16:00の冬季営業となりますので、よろしくお願いいたします。ランチはなるべくご予約ください。
また、休業中でも、なにかご入用の物がありましたら、お問い合わせください。エスペーロ能勢では、北摂一円であれば、配達も承っております。
それではみなさま、ご自愛されて、どうぞよいお年をお迎えください。
(写真はうっすらと雪が降ったエスペーロ能勢の裏庭です)

さて、12月と1月の営業予定をお知らせいたします。
12月は20日(日)が最終日になります。1月は16日(土)から営業を始めます。長いお休みになりますが、よろしくお願いいたします。なお、12月、1月、2月の3か月間は営業時間が短縮となり、11時~16時となりますので、ご了承ください。
12月のイベントは19日(土)と20日(日)が屋根裏シアターです。今年最後の映画は『都市を耕す エディブルシティ』です。元気が出る映画を観て、希望を持って新年を迎えたいと思います。http://espero0osaka.blog118.fc2.com/blog-entry-1504.html
それでは、12月もどうぞよろしくお願いいたします。

そこで、エスペーロ能勢では、店内の密を避けるため、明日(13日)からランチの予約制を徹底したいと思います。これまでも予約優先ではありましたが、もういちどこのことを確認させてください。
具体的には、11時台、12時台、13時台、14時台、それぞれ3組様まで、最大12組様でお願いします。お一人でも遠慮なくご予約くださいね。逆に人数が多い場合はご相談ください。
ブログやフェイスブックを見られないお客様も多いので、店内に空きがある場合はその都度対応させていただきます。
なお、ランチではなく、ショップのご利用のお客様につきましては、ご予約は不要ですので、これまでどおり、どうぞご来店ください。
行楽のお客様が多い季節ではありますが、どうぞご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

さて、 エスペーロ能勢の10月のカレンダーです。写真を拡大してごらんください(ホームページのトップページからでもごらんになれます)。
ほぼ通常通りの営業ですが、19日(月)と31日(土)が、都合により臨時休業となります。よろしくお願いいたします。
今月の屋根裏シアターは『バベルの学校』です。https://www.cinemo.info/34m
24,25,26日の3日間上映いたします。24日はコクレオの森ロハスウィークの一会場となります。https://www.facebook.com/events/820557958701285 詳細はまた。
10月もどうぞよろしくお願いいたします。

菜摘さんはボリビアに住んで早や17年。アマゾンの源流あたり、ルレナバケという田舎の町に、パートナーのウゴさんと二人のかわいいボーイズと暮らしています。昨夜は菜摘さんの自宅も見せてもらいましたが、窓のないオープンテラスがなんとも気持ちよさそうでした。
日常的にものを作る女性たちに働きかけて、ちゃんと商品化し、現金収入を得る道を作り出した菜摘さんです。それもカリカリと必死で、というのではなく、アマゾンのゆったりとした流れの中で楽しみながら進んできたことがわかります。
今はコロナ禍で、ボリビアの観光産業もストップしていて、店も休業中です。ボーイズの学校も今年いっぱいはお休みだとか。でも、その時に菜摘さんが言った言葉が素敵でした。「学ぶのは学校だけではない。自然がいっぱいあるので、山に入ったり、野菜を育てたり、魚を捕ったり、物をつくったり」。それに「もともとルレナバケの人たちは専業で雑貨を作っているわけではなく、農業をやりながらの仕事だったので、今は農業にもどっている」。ひとつに固定しない、柔軟に選択できる生き方ですね。
エスペーロ能勢にある、ラ・カンビータさんからの商品は、木の実のネックレス、ヤシの葉小箱、ヤシの葉の夏帽子、ココナッツの木でできたスプーン、などなどがあります。映像を観ながら、これらの商品の故郷について、もっとお客様に伝えなければ、とあらためて思いました。
コロナ禍がおさまって、いつの日かリアルのボリビアをみんなが訪問できる日が来ることを願っています。