
デンマークのコペンハーゲンのお話です。「都市の中心にある老朽化したゴミ処理施設をどうするか?となった時、コンペで選ばれた奇想天外なアイデアは、ごみ処理発電所とスキー場を兼ね備えた『コペンヒル』だった。難題を乗り越えて、誰もが行きたがらなかったごみ処理施設はだれもが行きたがる観光名所に生まれ変わっていく」。
なんともワクワクするようなお話ではありませんか?
https://www.cinemo.info/117m
日時:4月22日(土)23日(日)24日(月)13:30~
会場:エスペーロ能勢
参加費:一般1000円 高校生以下500円(1ドリンク付)
お申込み:エスペーロ能勢 ☏080-3764-7905 ✉info@espero-osaka.com
お申込みをお待ちしております。

『戦地で生まれた奇跡のレバノンワイン』を試写してみました。https://www.cinemo.info/110m ドキュメンタリー映画なのですが、観終わってみるととても美しいドラマを観たような気持になりました。ワインはアルコールの入ったぶどうジュースなのだけれども、たんなる飲み物ではなく、人類の歴史や哲学、時代を生きてきた人々の人生を語る詩的な生産物であると思わされます。
レバノンという、戦争の歴史を歩んだ国の中でのワイン造りは過酷です。それでもレバノンに残ってワインを造り続けた人々はワインを平和のためのお酒だと言います。
ドローン攻撃を含む空爆の下では人々が暮らしています。7000年ものワイン造りの歴史を守り子や孫やその次の世代に継いでいきたいと働く人々の思いは、メディアの情報からは伝わりません。
私自身はワイン通ではないのですが、人生で(!)いちばん美味しいと思ったワインが、東京のエインシャント・ワールドさん http://ancient-w.com/?mode=grp&gid=2721656 で買ったレバノンワインでした。ラベルの写真を撮っておけばよかったと思うくらい美味しかったです。
また、この映画の配給元であるユナイテッドピープルさんが、「平和のワイン」の事業を始められたことも、興味深く見ているところです。https://upwine.jp/
ところで、禁酒国のクェート在住時代は、密造ワインを自宅で作っていました(もう時効ですね)。その話はまたの機会に。
映画会は次の通りです。
日時:3月25(土)26(日)27(月)13:30~
上映後、お茶を飲みながら感想などを語り合います(自由参加)
会場:エスペーロ能勢 屋根裏
参加費:一般1000円 高校生以下500円(1ドリンク付)
お申込み:☎080-3764-7905 ✉info@espero-osaka.com
きょうは「みのおフェアトレードの会楓」主催でフェアトレードファッションのイベントを行いました。みのお市民活動センターのプレイルームをお借りできたので、ゆったりとした場所で洋服を選び、試着もしてもらえて、よい時間となりました。
かつて、たぶん20年ぐらい前までは、アジアで作られる洋服はあまりおしゃれでなく、縫製も雑なところがあったりで「でもフェアトレードだからしかたないね」というチャリティ的な考え方があったと聞きます。でも現在のフェアトレードファッションは、ちがいます。おしゃれで着心地がよくて、縫製もしっかりしています。オーガニックコットンの心地よさはとくに人気があります。生産者と消費者が対等な立場で取引を行うのがフェアトレードです。
きょうは多くの方がフェアトレードの洋服を買って帰ってくださいました。雑貨や食品も売れました。来店くださった方々、ありがとうございました。そして会場を貸してくださったセンターのスタッフの方々にも大変お世話になりました。
写真は会場の全体写真です。テリーさんがパノラマで撮ってくれました。
かつて、たぶん20年ぐらい前までは、アジアで作られる洋服はあまりおしゃれでなく、縫製も雑なところがあったりで「でもフェアトレードだからしかたないね」というチャリティ的な考え方があったと聞きます。でも現在のフェアトレードファッションは、ちがいます。おしゃれで着心地がよくて、縫製もしっかりしています。オーガニックコットンの心地よさはとくに人気があります。生産者と消費者が対等な立場で取引を行うのがフェアトレードです。
きょうは多くの方がフェアトレードの洋服を買って帰ってくださいました。雑貨や食品も売れました。来店くださった方々、ありがとうございました。そして会場を貸してくださったセンターのスタッフの方々にも大変お世話になりました。
写真は会場の全体写真です。テリーさんがパノラマで撮ってくれました。


ふだんなかなかゆっくり試着していただけないことも多いので、今回はゆっくり試着し放題!でお楽しみください。
30%オフのお買い得品コーナーもありますよ。
雑貨や食品も持って行きます。バレンタインデーが近いので、どうぞチョコレートもお求めくださいね。
日時:2月12日(日)10:00~16:30
会場:みのお市民活動センタープレイルーム(みのおキューズモールWEST 1 2階)
(映画館向かいの建物です)
それでは、みなさまのお越しをおまちしております。

きょうはみのおキューズモールでの出店でした。
朝から積雪で、まずはキューズモールまでたどり着けるのかという問題がありましたが、テリーさんが「布製タイヤチェーン」を取り付けて無事到着。途中で車3台がスリップして横を向いている現場を目撃しました。
みのおフェアトレードの会のメンバーが3人手伝いに来てくれました。そしてお客様はほとんど友人知人のみなさんでした。出店を知って来てくれてありがたいことです。身体は寒 かったけど心は暖かでした。
5時までの予定でしたが、あまりの寒さに3時半で撤退しました。お風呂で暖まりながら、お風呂に入れるふつうの生活のありがたさを思いました。

屋根裏シアターは社会課題解決のためのドキュメンタリー映画が多いので、どうしても戦争や貧困などがテーマとなります。
この「happy」も視点は社会課題なのですが、なにか楽しくなる映画です。年の終わりなので、観終わった後にハッピーになれる映画を選びました。
https://www.cinemo.info/14m
送られてきたDVDを試写してみました。私はどこかで一度観たことがある映画だとわかりました。屋根裏シアターの記録にはないので、どこか別の場所かネット配信で観たのでしょう。2度目でも面白かったし感動しました。同じ場所で感動しました。
日時:12月24日(土)25日(日)26日(月)13:30~
上映後お茶を飲みながら感想などを語り合いましょう
場所:エスペーロ能勢 屋根裏
参加費:一般1000円 高校生以下500円(1ドリンク付)
お申込み:エスペーロ能勢
☏080-3764-7905 ✉info@espero-osaka.com
なにかと慌ただしい年の瀬ですが、ほっとひといき映画を観る時間をつくってみませんか?クリスマスに観るのにもぴったりの映画かもしれません。お申込みをおまちしております。

寒い、バスがない、年の瀬、という中で、どれだけの人が集まってくれるのか不安でしたが、ほぼ定員に近い17名の方の参加で迎えることができました。
参加者の半分以上が能勢町、豊能町在住の方だったことを思うと、エスペーロ能勢で開催した意味があったと思いました。また高校生2名と大学院生1名という若い参加者も嬉しく思いました。
玉本さんのお話は、なんというか、血が通ったお話だと思います。

「子どもたちは爆撃の音や街にころがる無残な遺体を目にしていてトラウマケアが必要だ」
「ウクライナの人々は1年前まではまさか1年後に自分たちが難民になるとは考えもしなかった。ということは私たちにとっても他人ごとではない。いつ何が起きるかわからない」
「戦争はいったん始まると止めるのは容易ではなく、終結しても互いの傷は深く刻まれる」
「戦争でもっとも苦しむのは、女性、子ども、障がい者など弱い立場の人々だ」
たくさんの画像や動画とともに、ついこの夏にウクライナで起こったことを伝えてくださいました。質問を交えながら、みんなで聞き入りました。
私たちに何ができるのか。少なくとも関心をもちつづける必要性をきょうの参加者はみな胸に刻んだと思います。

ウクライナは戦争の出口を見いだせないまま、寒い冬に突入しています。インフラを破壊され、停電の中、寒さに震えている人たちがたくさんいることを思うと胸が痛みます。
ジャーナリスト玉本英子さんに、今年の夏に取材してこられた南ウクライナの状況を報告していただきます。戦時下にある人々、とくに女性や子どもたちへの視線を大切にされている玉本さんです。
まだお席があります。どうぞふるってご参加ください。

佐藤さんは、国境なき医師団(MSF)の手術室看護師マネジャーです。
そもそも南スーダンのことを私たちはあまり知らないので、どんな国なのか、地理や歴史を簡単におさらいしたあと、今のスーダンの状況を写真やお話で伝えてくださいました。
南スーダンは2011年にスーダン共和国から分離独立した世界で一番新しい独立国です。石油が出るのに人々は貧しく、貧しいだけでなく独立後も紛争が絶えないという状況です。
きょうのお話や質問の中から、心に残ったいくつかをご紹介します。
・2日間かけて病院まで歩いてきた。
・銃撃を受けて出血しながら3日間かけて病院まで来た。奇跡的に助かった。
・手術室のスタッフが戦いに行くと言って仕事を抜け出す。
・貧困も問題だが、その前に平和が必要だ。
・ダニ、サソリ、ムカデ、毒蛇、様々なものに悩まされた。
・医療器具が不足していて入手が困難。
・食べ物がないので空から援助物資が投下されるのを待っている。
・銃撃戦が激しくなると銃創の患者が一気に増える。
質問もたくさん出ました。
・援助物資が降ってくるのを待つのでなく野菜を植えるとか何か手立てを考えた方がよいのではないか。
・南スーダンに中村哲さんが必要だね(近くにいた参加者のつぶやき。この日は中村哲さんの命日だった)
・MSFで医療関係以外の仕事はどんなのがありますか?
・MSFから帰国したあとの仕事は保証されているのですか?
参加者の中に2人の高校生がいてくれたことが嬉しかったです。また、この日は参加できなかったけど、前回の佐藤さん報告会に来ていたMSFスタッフ希望の女子大学生が、この日MSFのワークショップに参加していると連絡をくれたことも嬉しかったです。そして、きょうは都合で行けないけど、と寄付だけポストに入れてくれていたご近所さんがありました。ご厚意感謝です。
佐藤さん、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。経費を差し引いた参加費はすべて国境なき医師団に寄付として送ります。きょうも世界のあちこちで(その多くは紛争地)、生きるか死ぬかの瀬戸際の人々を救うために活動している国境なき医師団のみなさんに、心からの敬意を表したいと思います。

「みのおフェアトレードの会楓(ふう)」がコムカフェのクラウドファンディングに協力したリターンが「一日自由にコムカフェを使ってもよい」だったのです。
あいにくの雨でお客様の入りを心配したのですが、友人、知人、チラシを見た人など(まゆみさん制作のチラシはインパクトありました)次々と来てくださいました。

奥のコーナーでは、11時ごろからコーヒーワークショップが行われました。楓の代表 三浦コーヒーマスターの手ほどきのもとに、コーヒーを手で焙煎して、挽いて、マイコーヒーを淹れるというワークショップです。会場にコーヒーの香りが漂いました。

エスペーロ能勢はいつものようにワゴン持参で(このワゴンはデザイナーである三浦代表の制作です)出店しました。たくさんのお客様が立ち寄ってくださいました。

1時からは、アフガニスタンの女性とつながり、刺繍作品を通して支援してい るエジャードさんのアフガニスタン報告が行われました。美しい刺繍の販売も行われました。

おなじみの「コンドルは飛んでいく」や「花祭り」など、客席も手拍子、足拍子、掛け声、チャクチャという楽器を鳴らしたりして参加して、ほんとうに楽しい時間になりました。
「楓」としては久々のイベントでした。会場を貸してくださったコムカフェさん、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。