フェアトレードコーヒーを試飲しながらくつろいでもらえる店にしたいので、小さな木の椅子を4つ置いている。開店以来、この椅子をほめてくれる人がひとりやふたりではない。背もたれが古くなっていい感じになっているのと、この店にぴったり合っているということだろう。実はこの椅子には物語がある。もう15年ぐらい前、朝早く犬の散歩をしていた時に椅子の修理屋さんの前に「どうぞご自由にお持ちください」の貼り紙とともに置かれていたのが6脚の椅子。
わぁ、かわいいと思ってすぐに家に取って返し、車で出なおして6脚全部いただいてきた。もちろん「ありがとうございます」のメモは残した。それ以来7年ぐらい我が家のダイニングチェアーとして活躍してくれたが、その後テーブルと椅子を新調したため、この椅子たちはベランダへ追いやられ、出番はバーベキューの時ぐらいになった。それが今回また脚光をあびることになったわけだ。きっと椅子たちも喜んでいるにちがいない。
(こんな小さな椅子にも物語がある)

わぁ、かわいいと思ってすぐに家に取って返し、車で出なおして6脚全部いただいてきた。もちろん「ありがとうございます」のメモは残した。それ以来7年ぐらい我が家のダイニングチェアーとして活躍してくれたが、その後テーブルと椅子を新調したため、この椅子たちはベランダへ追いやられ、出番はバーベキューの時ぐらいになった。それが今回また脚光をあびることになったわけだ。きっと椅子たちも喜んでいるにちがいない。
(こんな小さな椅子にも物語がある)