6月30日(水)6月最後の日に思うこと
2010/06/30(Wed) | お店日記 | page top↑
春日神社  茅の輪 きょうで6月も終わり。子どもの頃、ふるさとでは夏いちばんのお祭り「輪くぐりさん」の日だったなあとなつかしく思い出す。箕面でも小野原西の春日神社には茅の輪が作られていて、7月12日まで「輪くぐり」ができるそうだ。8の字にこの輪をくぐると身を清めることができると言われている。

さて、店では1ヶ月の売上げの計算をしながら、来ていただいたお客様に感謝する日だ。夫とふたりだけの個人経営なので、人件費はともかく、とりあえず家賃と駐車場代と商品の仕入れ代は確保しなければならない。

フェアトレードの第一人者、拓殖大学の長坂先生の調査によると、国内のフェアトレードショップの大半が、年商(年収ではない)500万円以下の小規模小売店だそうだ。エスペーロもおそらくその中に入るのだろう。

とはいえ、「商売はもうけなくては面白くない」とはっぱをかけてくださるお客様もあるし、とくに必要でもなさそうな物を、あきらかに「エスペーロ支援」のために買いに来てくださるお客様もあって、ほんとうにありがたいと思う。

『シティライフ』7月号で紹介していただいたおかげで、きょうは「読みました」というお客様が何組かあった。まずはお店のことや商品のことを知ってもらうことが大切だと思っている。先日参加した「店舗経営」のワークショップでも、お客様に来店してもらうには
      1. あらゆる可能な手段で店舗を認知してもらう
      2. 顧客がほしいと思う魅力的な商品をそろえる
の2点に尽きるということだった。

あすは「シサム工房」からバブーシュ、子ども甚平、インド白刺繍クルタなど、魅力的な商品が入荷する。さあ、7月もがんばっていこう。



6月27日(日)『バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち』上映会
2010/06/27(Sun) | イベント | page top↑
ノクシカタ刺繍やジュート製品の仕入先である「シャプラニール」の地域連絡会主催で上記映画会があったので、梅田まで行ってきた。

これまで日本の大企業の衣料品は中国で作られているというのが常識だったが、中国が発展して人件費が高くなり、今はバングラデシュにシフトしているというのだ。大企業は、できるだけ安いところ安いところへと移動していくということらしい。

アジア最貧国のひとつであるバングラデシュが外貨を得て豊かになっていくのはよいことだが、工場で働く女工さんたちの賃金は安く、労働時間は長く、工場の火災や事故による犠牲者も多く、安全面の不備が指摘されている。 

バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち映画を見たあと、参加者で感想をしゃべり合った。「いろいろ問題はあっても、女工さんたち田舎にいるよりも幸せって言っていたよね」「大企業や経営者の搾取も問題だけど、安ければよいという消費者の意識はもっと問題ではないか」「フェアトレードって海外の貧困にばかり目を向けているけど、日本で困っている人はどうなるの」「バングラデシュが中国みたいに発展していったら10年ぐらい後には今度はアフリカへシフトするんだろうか」などなど。

話の流れが、「先進国の大企業が悪者で女工さんがかわいそうな犠牲者」というステロタイプにならなかったので、座談会はおもしろかった。たしかに女性が抑圧されている田舎の生活から都会に出てきた娘たちは、生き生きとしていた。もしかしたら田舎で仕事をしているシャプラニールの生産者の中にも都会に出たいと思っている娘たちがいるかもしれないね、と話した。また、ロンドンの街頭で「バングラデシュの生産者たちはこれだけしか賃金を得ていない」という実情を知らされて「知らなかった。それならもっと高くても買うよ」という人々も正直な気持ちだろうと思った。ただ、知らないからなのだ。「そういう意味での消費者教育が必要でしょう」というのが高校の先生の意見であった。

「フェアトレードってうさんくさい」という自称「ワーキングプア」さんの意見もあって、フェアって何だろうという話にもなった。フェアトレードはオールマイティではない。問題もたくさんある。フェアトレードに関わる人たちが「自分たちだけがフェア」という言い方をするのは正しくないだろう。



6月26日(土)だれもが気だるい梅雨の季節
2010/06/26(Sat) | お店日記 | page top↑

429日の開店日前日に風邪をひいてしまってのどをやられ、オープン日は声が出ないという情ない状態だった。それから約2ヶ月、健康と体力には自信があったはずなのに、どうも体調がぱっとしない。

 

「そろそろ医者に行ってみれば」というテリーの言葉に、内科のS先生のところに行った。聴診、血圧、脈など基本的な診察が終わって、先生との一問一答。

 

私・・・しゃべる時とか熱いもの冷たいものを食べる時など、どうしても咳が出てしまうんです。

S先生・・・それはきっとアレルギー性のものだから心配ないよ。(よかった、百日咳ではなかった)

私・・・ここ1週間左後頭部にときどき偏頭痛が・・・

S先生・・・脳に異常があったら持続して痛むからね。頭痛薬あげるわ。(よかった、脳の異常ではなさそうだ)

私・・・なんかずっと気だるいんですよね。

S先生・・・この季節はだれでも気だるいんやで。(ハハハと思わず大笑いの私)

 

私の不安をひとつひとつ見事に解消してくれたS先生。考えてみれば、私もこの不安解消のためにS先生のところへ来たようなものだった。安心料金は頭痛薬も含めて、締めて1,050円也。

 

安心して店へと急いだ。

 

(イベント欄にもアップしましたが、ミニコミフリーペーパー『シティライフ』7月号にエスペーロの記事が掲載されました)

 

 

『シティライフ』に掲載されました
2010/06/26(Sat) | イベント | page top↑
北摂、阪神間をカバーするフリーペーパー『シティライフ』7月号にエスペーロの記事が掲載されました。
「今日からはじめるロハス」(LOHAS=Lifestyles Of Health And Sustanability 健康で持続可能な生活スタイル)のページです。

蝠・刀縲√♀蠎玲律險・002_convert_20100626210730 シティライフ記事    



6月24日(木)カルナーの会(続編)
2010/06/24(Thu) | お店日記 | page top↑
昨日に続いてカルナーの会続編。これらの商品を何歳ぐらいのどんな子どもたちが作っているのかを知りたくて、カルナーの会のYさんにメールした。そのお返事がとてもよかったので、ここに紹介させていただきたい。

ありがとうございます!!!
短い期間でそんなにたくさん売れたなんて
とてもうれしいです!

ご質問の作品を作っている子ども達の年令について、
今回はお持ちしていないカード類は5~6歳の小さな子どもも作っていますが、
編み物や手芸品、革細工など、主に10代の子達です。
販売できるレベルまで上達するにはやはり年月がかかります。
もともと勝手気ままな路上生活をしていた子達なので
集中して物事に取り組むようにできるまでにも時間が必要ですし。
そんな中でも、皮のノートや小さな象などは早い子では12歳位から作っています。
ラリエット
それぞれ得意な作品があるのですが、今回お持ちしたラリエットを          
張り切ってたくさん作ったのは15歳の女の子です。
この子は路上で兄と一緒に花売りや物乞いをしていたのですが
財団スタッフと出会い、兄妹共に子どもの家に来て学校に通っています。
学校のない週末や長期休みに作っています。

今回、短期間で5つも売れたと報告したとしたら
どんな人が買ったのかとか何色が売れたのかとか
きっと質問攻めにあいそうです^-^;)
6月23日(水)カルナーの会
2010/06/23(Wed) | お店日記 | page top↑
箕面を中心に活動している「カルナーの会」というNGOがある。北タイの都市、チェンマイやチェンライのストリートチルドレンを救済するため、現地財団とともに活動を続けている。http://www.kdn.ne.jp/~karuna/

その「カルナーの会」のYさんが、救済されたストリートチルドレンたちが自ら作った手芸品をエスペーロに持ち込んでくださった。手工芸品を作ることで、子どもたちは経済的精神的に自立を目指しているという。象や鳥のハンギング飾りが、どれも愛らしい。

先週の土曜日に持ってきてもらって、今週月曜日に値段をつけて店内にディスプレイした。すると1時間もしないうちに来店してくださったお客様が、革カバーのノートブックに目を止めて「ストリートチルドレンだった子どもが作ったんですねえ」と感慨深く買って行かれた。好調な滑り出しだ。

次の日の火曜日。4人連れの友人グループが来店してくださって、その中には「カルナーの会」のことを知っている方もあって、ラリエット(首に巻いて飾る留金のないネックレス)や鳥や象のハンギングを買って下さった。後で用事があってその方に電話したら「鳥の飾りを今どこに掛けようかと考えているところよ。かわいいわ~」と嬉しい言葉。   

 
カルナーの会・象飾り そして今日。午後に象のハンギングがひとつ売れた。この象も、ほんとうにかわいいのだ。そして閉店近くにご来店いただいたMさん。私がいちばん売れないかなあ~と心配していた子どもの顔をパッチワークした財布に目を止められた。3つある財布の中から迷った末、ひとつ選んでくださった。このMさん、実はご自身が手工芸作家の言ってみればプロなのだが、この財布の持つオリジナリティーがたまらないのだそうだ。

そんなこんなで、3日間のうちにずいぶん子どもたちの作品が売れた。自立しようとしている彼らへの共感と、作品自体の力が、思いがけない好調な売れ行きとなっている。
6月22日(火) 世界地図
2010/06/22(Tue) | お店日記 | page top↑
世界地図 前々から欲しいと思っていた世界地図を購入してエスペーロ店内の壁に貼った。小学校高学年用なので、簡単でわかりやすい。これまで「これはバングラデシュから・・・」とか「これはケニアの・・・」と説明しながら、ああ、ここに地図がいるなあと思っていたのだ。

地図はおもしろい。ながめているだけでいろんな想像力をかきたてられる。アジア、アメリカ、ヨーロッパあたりはだいたいわかるが、アフリカや中南米となると、へえ、こんな国あったっけとか、位置があいまいな国とか、やはりまだまだ遠い国々だなと再確認する。

小学生のころ(どれほど昔?)社会科の前の休憩時間に、地図帳で国さがしをして遊ぶのがはやったことがあった。パラグアイ(腹ぐあい?)とかブータンとかおもしろい名前の国が人気だった。

中学高校でならった国が、今ではなくなったり名前が変わったりしていることもある。ユーゴスラビアは1990年代の紛争のあと解体してしまった。東パキスタンとして習った国が、インドをはさむ東西パキスタンの対立から、1971年にバングラデシュとして独立した。ビルマは軍事政権になって今はミャンマーだし、セイロンはスリランカになった。それらの改名の背景には様々な紛争の歴史がある。日本はずっと日本であることを当たり前のように思っているけど。
映画上映会
2010/06/21(Mon) | イベント | page top↑
終了しました。

バングラデシュ映画協会連盟ドキュメンタリー部門最高賞受賞(2007年)
『バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち』~Garment Girls of Bangladesh

エスペーロの商品仕入先のひとつである「シャプラニール」は、バングラデシュやネパールの生産者団体からのフェアトレード商品を扱っています。このたび「シャプラニール」の地域連絡会大阪が、上記上映会を行います。関心のある方はどうぞご参加ください。

(上映会案内より)
日本や欧州で売られている衣類の生産委託工場はバングラデシュにシフトしており、この映画では特に工場で働く若い女性に焦点を合わせ、工場での問題点を浮かび上がらせると同時に、安価な商品を求める私たち消費者にも問題提起しています。

日時:2010年6月27日(日)
時間:14:00開場 14:30上映開始(上映時間約60分)
会場:大阪市立生涯学習センター メディア研修室(大阪駅前第2ビル5F)
    http://www.osakademanabu.com/umeda/
参加費:300円(部屋代として)
定員:24名
お申し込み:シャプラニール地域連絡会大阪 080-4028-6744(遠藤)
       
osaka@shaplaneer.org
6月19日(土)FMタッキーとアンサンブル・カップス演奏会
2010/06/19(Sat) | お店日記 | page top↑
外で働いている時はあまりラジオを聴く時間がなかったが、エスペーロを開店してからは、店内に流すCDのBGMの合間によくラジオを聴くようになった。聴くのはみのおFMタッキー(FM81.6)だ。身近な情報が得られるし、自分の知っているあの人この人が出演していたりするのが楽しい。

さて、そのタッキー、私はメルマガも配信してもらっていて、たいていその中に「プレゼント応募」があり、これまで何回か応募してはプレゼントをいただいた。その当選確率はかなり高い。私のくじ運がよいのか、応募する人が少ないのか、プレゼントの数が多いのかはわからないが、何年か前の新年の福袋に始まり、映画チケット、梅田芸術劇場での演劇チケット(これは最高にすばらしかった)、そして今回はアンサンブル・カップスの公演チケットだ。申し訳ないくらいよく当たる。みなさんもメルマガを購読して応募されるとよいと思う。http://fm.minoh.net/

今回チケットをいただいた、6月29日に箕面メイプルホールで行われるアンサンブル・カップスの公演は、実はエスペーロ店内にもチラシが置いてある。特別出演されるバイオリニストのHさんが持ってきてくださった。アフリカやアイルランドなどの民族楽器を使ったアンサンブルにとても興味があり、チケットを買ってでも行きたいと思っていた。

フランスを拠点に活動しているアンサンブル・カップスは国籍も様々、楽器も様々で、プログラムも国際色豊かだ。箕面で活躍されるアンサンブル「アンダンテ」も特別出演されて、楽しいコンサートになりそう。詳細は下記のとおり。

日時:6月29日(火)18:00開演(17:30開場)
会場:箕面メイプルホール(大ホール)
チケット:大人 2,500円(前売り2,000円)小人 1,500円(前売り1,000円)
主催:R&Bグループ (問い合わせ072-721-3014または090-1917-7268)

6月18日(金)傘立て
2010/06/18(Fri) | お店日記 | page top↑
これまでお店日記だけを読んでいただいておりましたが、ホームページができあがってきました。まだまだ手を入れるところ、加えるところもたくさんあるのですが、とりあえずアップできて嬉しいです。「日記」のところをクリックしていただくと、これまでどおりお店日記を読んでいただくことができます。

傘立て_convert_20100619063702きょうは天気予報どおりの雨だ。この入梅にあわせてエスペーロにすてきな傘立てがやってきた。エスペーロの強力なアドバイザーでありサポーターでもあるフェアトレードの市民グループ「楓」さんからのプレゼントだ。実は開店の時「楓」さんから「お花でも」とのお申し出をいただいたのだが、すでに店内はお花があふれていたので、私の方から「もしよければ傘立てを」とリクエストしたのだ。
 
するとメンバーであるデザイナーのMさんが「私が作りましょう」とおっしゃって、メタルとアイアンで写真のような傘立てを作ってくださった。看板や店内の壁と同様ちゃんと「ペーロ」の部分もあってその下からロゴがのぞいているという、心憎いまでの出来栄えだ。

この傘立て、雨の日だけでなく、晴れた日には日傘を立ててもらえるので、常に入り口に置いている。実用だけでなくインテリアとしても輝いているのである。

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