今年のお盆は、エスペーロは通常どおり(月~土11:00~18:00)の営業です。日曜日以外は開けておりますので、どうぞご来店ください。
お待たせいたしました。バリ島の天然塩が再入荷いたしました。重いものなので船便で取り寄せておりましたが、今回はいつもより時間がかかってしまい「船が沈んでまた海水にもどってしまったかしら」などと冗談を言っておりましたら、本日無事到着いたしました。お待ちいただいたお客様、ありがとうございました。
120g 300円
250g 500円
500g 700円
1kg 1,000円
これらの塩はバリ島のクサンバという塩田からやってきます。私もバリ滞在時、数回このクサンバを訪ねましたが、熱はいっさい加えず、濃くした塩水が木の受け皿の中で太陽の熱を受け結晶になっていく様は、見ていて感動もの でした(「バリ島での日々」を参照してください)。
終了しました。
箕面市を中心に活動する「サワディープロジェクト」というボランティアグループがある。日本で不要になった絵本を寄付してもらい、日本語の下にタイ語の翻訳を貼り付けて、タイの貧しい子どもたちのもとへ贈る活動を、もう10年以上も続けている。タイ語の翻訳では、大阪大学外国語学部タイ語専攻の学生さんが活躍する。
その「サワディープロジェクト」が、8月10日(火)にメイプルホールでチャリティーコンサートを開催する。アーティストは、箕面市の粟生間谷出身で現在ヨーロッパを中心に活躍されている村越知子さん(ピアノ)伸子さん(ヴァイオリン)姉妹だ。今回は第4回目。私はこれまでの3回全部聴いているが、ほんとうにすばらしい演奏だ。子どもさんも参加できるコンサートなので、夏休みの子どもたちもぜひコンサートを聴きに行ってもらえたらと思う。
収益はタイ語版絵本作成のための費用や、タイの小学校への楽器寄贈、奨学金などに使われる予定と聞いている。よい音楽が聴けるだけでなく、それがタイの子どもたちにつながっていると思うと、ぜひ多くの方たちに足を運んでいただきたいと思う。
チケットはエスペーロにも置いてあるので、どうぞ声をかけてください。
村越知子&伸子チャリティーデュオコンサート
日時: 2010年8月10日(火)開演16:00(開場15:30)
会場: メイプルホール(阪急箕面駅下車徒歩7分)
入場料: 一般2,000円 子ども(小・中学生)500円
プログラム: サラサーテ アンダルシアのロマンス
リスト エステ荘の噴水
ヒナステラ アルゼンチン舞曲
ブラームス ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第3番作品108
サラサーテ ツィゴイネルワイゼン
チケットの購入とお問い合わせ:
川井 072-729-2842
大北 072-728-2084
村越 072-729-0592
エスペーロ 072-728-1221
箕面市を中心に活動する「サワディープロジェクト」というボランティアグループがある。日本で不要になった絵本を寄付してもらい、日本語の下にタイ語の翻訳を貼り付けて、タイの貧しい子どもたちのもとへ贈る活動を、もう10年以上も続けている。タイ語の翻訳では、大阪大学外国語学部タイ語専攻の学生さんが活躍する。
その「サワディープロジェクト」が、8月10日(火)にメイプルホールでチャリティーコンサートを開催する。アーティストは、箕面市の粟生間谷出身で現在ヨーロッパを中心に活躍されている村越知子さん(ピアノ)伸子さん(ヴァイオリン)姉妹だ。今回は第4回目。私はこれまでの3回全部聴いているが、ほんとうにすばらしい演奏だ。子どもさんも参加できるコンサートなので、夏休みの子どもたちもぜひコンサートを聴きに行ってもらえたらと思う。
収益はタイ語版絵本作成のための費用や、タイの小学校への楽器寄贈、奨学金などに使われる予定と聞いている。よい音楽が聴けるだけでなく、それがタイの子どもたちにつながっていると思うと、ぜひ多くの方たちに足を運んでいただきたいと思う。
チケットはエスペーロにも置いてあるので、どうぞ声をかけてください。
村越知子&伸子チャリティーデュオコンサート
日時: 2010年8月10日(火)開演16:00(開場15:30)
会場: メイプルホール(阪急箕面駅下車徒歩7分)

入場料: 一般2,000円 子ども(小・中学生)500円
プログラム: サラサーテ アンダルシアのロマンス
リスト エステ荘の噴水
ヒナステラ アルゼンチン舞曲
ブラームス ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第3番作品108
サラサーテ ツィゴイネルワイゼン
チケットの購入とお問い合わせ:
川井 072-729-2842
大北 072-728-2084
村越 072-729-0592
エスペーロ 072-728-1221
W杯が終わり、参議院選挙が終わり、少し静かな日常が戻ってきた。エスペーロの店内からコーヒーを飲みながら外をながめる。ここのところ毎日、雨、雨、雨だ。
こんな雨の中を来店してくださるお客様は、ほんとうにありがたいと思う。きょうも、『シティライフ』を見たという吹田市からのご夫婦、車で前を通りかかったという茨木市からのお母さんと娘さん、そして箕面の如意谷から歩いて来てくださったTさん。
箕面市は東西の交通があまり便利ではなく、山麓線を東西に走るバスは平日の昼間は1本あるかないかだ。だから、Tさんのように「バスを待つよりいっそ歩いた方が早い」ということはよくある。
エスペーロの店舗物件を探すとき、市の中央部や駅近くも探したが、これというぴったしのがなかった。それに何より家賃が高かった。今のところに決めたのは、払えそうな家賃だったこととが一番の理由だが、もうひとつには地域性があった。自宅から近いこと、大阪大学箕面キャンパスに近いこと、里山に近い山麓線が好きだったことなどである。
駅のすぐそばでないためのハンディはお客様と店との両方にあるが、「ほしい物があれば少しぐらい遠くても来るわよ」とか「歩くのはからだにいいから」と言ってくださるお客様の言葉に、きょうも甘えている。
こんな雨の中を来店してくださるお客様は、ほんとうにありがたいと思う。きょうも、『シティライフ』を見たという吹田市からのご夫婦、車で前を通りかかったという茨木市からのお母さんと娘さん、そして箕面の如意谷から歩いて来てくださったTさん。
箕面市は東西の交通があまり便利ではなく、山麓線を東西に走るバスは平日の昼間は1本あるかないかだ。だから、Tさんのように「バスを待つよりいっそ歩いた方が早い」ということはよくある。
エスペーロの店舗物件を探すとき、市の中央部や駅近くも探したが、これというぴったしのがなかった。それに何より家賃が高かった。今のところに決めたのは、払えそうな家賃だったこととが一番の理由だが、もうひとつには地域性があった。自宅から近いこと、大阪大学箕面キャンパスに近いこと、里山に近い山麓線が好きだったことなどである。
駅のすぐそばでないためのハンディはお客様と店との両方にあるが、「ほしい物があれば少しぐらい遠くても来るわよ」とか「歩くのはからだにいいから」と言ってくださるお客様の言葉に、きょうも甘えている。
梅雨の晴れ間のきょう、大阪大学箕面キャンパスでは恒例の夏まつりが行われた。大阪外国語大学が大阪大学に統合された後も、伝統の行事を絶やすまいと続けられているまつりだ。私もテリーに店を頼んで3時間ほど抜け出し、友人と遊びに行った。

外国語学部のキャンパスとあって、サリー、チャイナドレス、サロン、アオザイ、浴衣、カンガなど、民族衣装が目に楽しい。模擬店もエスニック料理オンパレードで、私もチュニジアのブリックやカンボジアのフォー、インドのカレーを満喫した。
ずらりと並ぶテントの一角でサイザルバッグを売っている「トゥマイニ・ニュンバーニ」http://www.geocities.jp/tumaini_gaidai/を激励に行く。「トゥマイニ・ニュンバーニ」はケニアのスラムで日々懸命に生きているHIV感染したシングルマザーと孤児たちを支援している。ママたちが作るサイザル麻のバッグはエスペーロにも置いてもらっている。


ステージのパフォーマンスも楽しい。ジャズ、和太鼓、ベリーダンス、アフリカン・ダンスを見た。中でも「タリべ」というグループのアフリカン・ドラム&ダンスは最高にクール!だった。太鼓も歌もダンスも衣装もすごくいい。大学の階段ステージなのにアフリカの大地を想像してしまうほど、壮大な響きが感じられた。彼らのブログを見ると、http://blog.livedoor.jp/talibetalibe/ あちこちで公演を行う予定があるようなので、機会がある人にはぜひお勧めしたい。


ずらりと並ぶテントの一角でサイザルバッグを売っている「トゥマイニ・ニュンバーニ」http://www.geocities.jp/tumaini_gaidai/を激励に行く。「トゥマイニ・ニュンバーニ」はケニアのスラムで日々懸命に生きているHIV感染したシングルマザーと孤児たちを支援している。ママたちが作るサイザル麻のバッグはエスペーロにも置いてもらっている。


ステージのパフォーマンスも楽しい。ジャズ、和太鼓、ベリーダンス、アフリカン・ダンスを見た。中でも「タリべ」というグループのアフリカン・ドラム&ダンスは最高にクール!だった。太鼓も歌もダンスも衣装もすごくいい。大学の階段ステージなのにアフリカの大地を想像してしまうほど、壮大な響きが感じられた。彼らのブログを見ると、http://blog.livedoor.jp/talibetalibe/ あちこちで公演を行う予定があるようなので、機会がある人にはぜひお勧めしたい。
終了しました
エスペーロの商品仕入れ先でもある「シャプラニール=市民による海外協力の会」さんwww.shaplaneer.orgが、講演会を開きます。
2010年全国キャラバン
『ネパールの農村に生きる女性たち~支援活動でみた女性たちの暮らしの変化~』
●日時 2010年7月24日(土)13:15~15:00
●場所 大阪府立女性総合センター・ドーンセンター4F
●参加費 500円
●託児あり 1,000円
●主催 シャプラニール関西
●申込先 遠藤TEL080-4028-6744 osaka@shaplaneer.org 7月23日(金)までに申し込んでください。
<講演内容>ネパールの農村部で経済的に厳しい状況におかれている女性たちの現状と社会的背景、実際の支援活動、活動を通じてみえた女性たちの生活の変化などについてお話します。
<講演者>藤崎文子・・・1997年シャプラニールへ入職、クラフトリンク担当として勤務後、2001年から2003年までダッカへ駐在員として赴任、ストリートチルドレン支援活動などに携わる。帰国後、海外活動グループのチーフを経て、2006年4月よりカトマンズ事務所長。首都カトマンズでの働く子ども支援や農村部での住民による防災活動や女性のエンパワーメントのための活動を進めてきた。5月に帰任。
エスペーロの商品仕入れ先でもある「シャプラニール=市民による海外協力の会」さんwww.shaplaneer.orgが、講演会を開きます。
2010年全国キャラバン
『ネパールの農村に生きる女性たち~支援活動でみた女性たちの暮らしの変化~』
●日時 2010年7月24日(土)13:15~15:00
●場所 大阪府立女性総合センター・ドーンセンター4F
●参加費 500円
●託児あり 1,000円
●主催 シャプラニール関西
●申込先 遠藤TEL080-4028-6744 osaka@shaplaneer.org 7月23日(金)までに申し込んでください。
<講演内容>ネパールの農村部で経済的に厳しい状況におかれている女性たちの現状と社会的背景、実際の支援活動、活動を通じてみえた女性たちの生活の変化などについてお話します。
<講演者>藤崎文子・・・1997年シャプラニールへ入職、クラフトリンク担当として勤務後、2001年から2003年までダッカへ駐在員として赴任、ストリートチルドレン支援活動などに携わる。帰国後、海外活動グループのチーフを経て、2006年4月よりカトマンズ事務所長。首都カトマンズでの働く子ども支援や農村部での住民による防災活動や女性のエンパワーメントのための活動を進めてきた。5月に帰任。
エスペーロのコーヒーには、いわゆるレギュラーコーヒー(粉か豆)、紙パックもセットになったドリップパック式、瓶入りインスタント、リキッドコーヒー、パックの水出しコーヒーの5種類がある。一番よく売れるのは粉のレギュラーコーヒーなのだが、きょうはめずらしくインスタントコーヒーが人気だった。
まずカフェインレスのフェアトレードコーヒー(75g、1,255円)。カフェインレスなので、産前産後のママによいと思い、私もプレゼントに使ったことがあるが、カフェインレスという言葉から、なんとなく物足りない味かなあと思っていた。ところが阪大生のYくん、「これはおいしいです!」と太鼓判。これからはカフェインを取りたくない人に自信を持って薦めよう。
もうひとつは、バラカというタンザニア支援の会社が出している「アフリカフェ」(80g、840円)。アフリカン テイストあふれるラベルのデザインが私は気にいっている。きょうお買い求めくださったUさん、「私もいつもはレギュラーコーヒーなのですが、インスタントならこれがおいしいです。それにバナナシェイクに入れるとおいしいですよ」。
牛乳とバナナ(傷みかけの柔らかいのでOK)と「アフリカフェ」適量を全部いっしょにミキサーにかけると、おいしいコーヒー・バナナシェイクができるので、Uさんの家では定番になっているそうだ。アフリカフェはさらさらとしていて水に溶けやすいので、シェイクに適している。
こうしてみるとインスタントコーヒーも捨てたものではない。ひとり暮らしの人や忙しい人にとっては必需品だろうし、今やインスタントも進化しておいしくなっているらしいから、いちど試してみなければと思っている。

もうひとつは、バラカというタンザニア支援の会社が出している「アフリカフェ」(80g、840円)。アフリカン テイストあふれるラベルのデザインが私は気にいっている。きょうお買い求めくださったUさん、「私もいつもはレギュラーコーヒーなのですが、インスタントならこれがおいしいです。それにバナナシェイクに入れるとおいしいですよ」。

牛乳とバナナ(傷みかけの柔らかいのでOK)と「アフリカフェ」適量を全部いっしょにミキサーにかけると、おいしいコーヒー・バナナシェイクができるので、Uさんの家では定番になっているそうだ。アフリカフェはさらさらとしていて水に溶けやすいので、シェイクに適している。
こうしてみるとインスタントコーヒーも捨てたものではない。ひとり暮らしの人や忙しい人にとっては必需品だろうし、今やインスタントも進化しておいしくなっているらしいから、いちど試してみなければと思っている。
大阪大学のフェアトレード団体PROMEが「フェアトレード大作戦~七夕だけど関係なくてごめんな祭」というイベントを豊中キャンパスのカフェ「カルチェ」で開くと聞いて、大学図書館の友人を誘って参加した。
グループに分かれて、最初に「貿易ゲーム」というのをやった。「貿易ゲーム」は、紙(資源)や道具(技術)を不平等に与えられた複数のグループ(国家)の間で、できるだけ多くの富を築くことを競う貿易のシュミレーション・ゲームで、具体的なやり方を書くと長くなるので省略するが、要するに金持ちの国はより金持ちに、貧乏な国はより貧乏になることを身をもって感じることができるゲームだ。
そのあと、「フェアトレードとはなにか」「自分たちにできること」「阪大周辺でフェアトレードに出会える場所」などが、パワーポイントを使ってわかりやすく説明された。「阪大周辺で・・・」では、しっかりとエスペーロも宣伝してもらって感謝。
感心したのは「大阪大学をフェアトレード大学にしたい」というPROMEの目標だ。大学内でフェアトレードを広める、生協にフェアトレード商品を置いてもらう、フェアトレードコーヒーを学内で飲めるようにする、などなどを具体的目標としている。
もともとPROMEは「100均ショップのからくり」(?)だったか何だったか、そんなテーマの大学での授業がきっかけとなって作られたということだ。どうして物がそんなに安くてできるのか、安ければいいのか、安さの陰で犠牲になっている人がいるのではないか、という講義に衝撃を受けて即行動に移した若い感性に”乾杯”だ。
グループに分かれて、最初に「貿易ゲーム」というのをやった。「貿易ゲーム」は、紙(資源)や道具(技術)を不平等に与えられた複数のグループ(国家)の間で、できるだけ多くの富を築くことを競う貿易のシュミレーション・ゲームで、具体的なやり方を書くと長くなるので省略するが、要するに金持ちの国はより金持ちに、貧乏な国はより貧乏になることを身をもって感じることができるゲームだ。

そのあと、「フェアトレードとはなにか」「自分たちにできること」「阪大周辺でフェアトレードに出会える場所」などが、パワーポイントを使ってわかりやすく説明された。「阪大周辺で・・・」では、しっかりとエスペーロも宣伝してもらって感謝。
感心したのは「大阪大学をフェアトレード大学にしたい」というPROMEの目標だ。大学内でフェアトレードを広める、生協にフェアトレード商品を置いてもらう、フェアトレードコーヒーを学内で飲めるようにする、などなどを具体的目標としている。
もともとPROMEは「100均ショップのからくり」(?)だったか何だったか、そんなテーマの大学での授業がきっかけとなって作られたということだ。どうして物がそんなに安くてできるのか、安ければいいのか、安さの陰で犠牲になっている人がいるのではないか、という講義に衝撃を受けて即行動に移した若い感性に”乾杯”だ。
きょうは大阪大学のフェアトレード団体Promeのメンバーが3人来てくれて嬉しかった。最初に来てくれたのは、法学部2年生の女子学生さんおふたり。7月7日(水)に行うイベントに使いたいと、ネパリバザーロのクッキーをたくさん買ってくださった。豊中キャンパスのカフェを会場にして「貿易ゲーム」などを楽しみながらフェアトレードを知ってもらうというイベントらしい。http://prome.blog.shinobi.jpちょうどそこに、青年海外協力隊(モンゴル)から3月に帰国したばかりのYさんが居合わせて、いっしょに話ができたのはよかった。Yさんは、ウランバートル郊外で困難な生活を強いられているゲル地区の人々に岩塩輸出の仕事を創出できないかと模索中だ。
夕方、こんどはPromeの代表Yくん登場。ラグビーで日焼けした真っ黒な顔に白い歯が笑う。そのYくんからTable for Twoという、おもしろいNPOの話を教えてもらった。
Table for Two つまりふたりの食卓という意味なのだが、今、先進国のぜいたくな食事で肥満気味の人間とアフリカで飢餓に苦しむ子どものふたりが同じ食卓についているところを想像して欲しい。かたや先進国の人間がヘルシーな食事をとるとその食事代から20円がTable for Twoを通してもういっぽうのアフリカの子どもの給食代になるというのが、この運動のしくみなのだ。http://www.tablefor2.org/
2007年に日本で始まったTable for Twoの運動には、企業や大学(大阪大学も)などが参加していて、食堂でTFTと書かれたメニューを食べると自動的に20円が寄付になる。先進国の人間がヘルシーメニューで健康になるいっぽう、アフリカの子どもは給食代を受け取ることができるという、ウィンウィンのしくみである。同時に、食事をしながら南の国の子どもたちに思いを馳せることもできるだろう。
もうずいぶん前になるが犬養道子著『人間の大地』(中央公論社)を読んだときに、その中に同じような話があったのを思い出す。先進国の子どもたちがたとえば誕生パーティなどをするときに「もうひとりのおきゃくさま」がいると想定して、その費用を寄付にあてるというような内容だったと思う。
世界の北と南ではおそろしいほどの「食の不均衡」が存在している。
夕方、こんどはPromeの代表Yくん登場。ラグビーで日焼けした真っ黒な顔に白い歯が笑う。そのYくんからTable for Twoという、おもしろいNPOの話を教えてもらった。
Table for Two つまりふたりの食卓という意味なのだが、今、先進国のぜいたくな食事で肥満気味の人間とアフリカで飢餓に苦しむ子どものふたりが同じ食卓についているところを想像して欲しい。かたや先進国の人間がヘルシーな食事をとるとその食事代から20円がTable for Twoを通してもういっぽうのアフリカの子どもの給食代になるというのが、この運動のしくみなのだ。http://www.tablefor2.org/
2007年に日本で始まったTable for Twoの運動には、企業や大学(大阪大学も)などが参加していて、食堂でTFTと書かれたメニューを食べると自動的に20円が寄付になる。先進国の人間がヘルシーメニューで健康になるいっぽう、アフリカの子どもは給食代を受け取ることができるという、ウィンウィンのしくみである。同時に、食事をしながら南の国の子どもたちに思いを馳せることもできるだろう。
もうずいぶん前になるが犬養道子著『人間の大地』(中央公論社)を読んだときに、その中に同じような話があったのを思い出す。先進国の子どもたちがたとえば誕生パーティなどをするときに「もうひとりのおきゃくさま」がいると想定して、その費用を寄付にあてるというような内容だったと思う。
世界の北と南ではおそろしいほどの「食の不均衡」が存在している。


このニュースレターは、箕面市の各公共施設やカフェなどに置いてあります。エスペーロが掲載されているニュースレターをご持参のうえご来店の方には、先着10名さまに「インドのお守りパレワストーン」(写真)をさしあげます。