8月30日(月)神戸のFTショップ「ホルティ」
2010/08/30(Mon) | お店日記 | page top↑
昨日の日曜日、神戸へ行くことがあったので、以前から行きたいと思っていた六甲山頂のフェアトレードショップ「ホルティ」を訪れた。http://www.rokkosan.com/gt/shop/horti/

阪急六甲からバスでケーブルカーの駅へ、ケーブルカーで山上駅に上り、そのあと循環バスで「ガーデンテラス」下車。そこは神戸の街が一望に見渡せる一大観光スポットだった。東京方面からの団体さん、外国人の家族などもいっしょにケーブルカーから下りた。

「ホルティ」は、1階と2階の広いスペースにバラエティあふれる衣料、雑貨、食品が置かれている。フェアトレード商品だけでなく、輸入食品、輸入雑貨、オーガニック製品など、じっくり見てまわったら1時間ぐらいはかかりそう。

エスペーロのように入って10歩も歩けば奥に突き当たる店と比較してはいけないが、商品などは100倍ぐらいの数があっただろう。きょう店に来てくれた阪大生のIくんにその話をしたら「100倍は大げさでしょう」と笑うのだが、きっと100倍はあると思う。

関西でフェアトレードネットワークのNGOを主宰しているKさんによると「あそこは山の上まではるばる登ってきた観光客がある種の高揚感の中で買いますから、少しぐらい高くてもよく売れています」。そうだと思う。せっかくここまで来たんだから、おみやげを買っていこうという気持ちになる。私も値段は高いと思ったが、はちみつを買って帰った。

いっぽう、エスペーロの立地はまったく日常生活の中にある。みなさんにもっと知ってもらって買ってもらう企業努力をしなければいけないと思っている。さきほどのKさんいわく「フェアトレードも売れなくては生産者に還元できない。売ってなんぼですから」。

規模こそ違え、学ぶべきは学ぼうと、ポップやディスプレイやフライヤーなど、いろいろと参考にさせていただいて、帰途についた。
8月27日(金)残念なできごと
2010/08/27(Fri) | お店日記 | page top↑
朝、いつものように店に着いて開店の準備をしている時、駐車場を挟んで東隣の食堂の奥さんが入ってこられた。あらたまった感じなので何かあったのかと思ったら「急なことですが、実は明日で店を閉めます」と言われる。

20年以上この土地で酒屋さんをして来られたが、安売りのリカーショップに押されて閉店、その後昼は食事処、夜は呑み処として5年間営業して来られた。「やっぱり水商売は素人にはムリでした」と言われる。

エスペーロ開店の時にごあいさつに行ったら、「チラシ置いときなさいよ。お客さんに宣伝してあげるから」と励ましてくださったり、開店後もカラオケ教室のお仲間をたくさん連れて店に来てくださったりと親切にしていただいた。私たちもコーヒーを飲みにいったりお昼を食べに行ったりしたのに、とても残念だ。

「どうぞお元気で」。「近くに住んでるからまた寄るわ」。やっと笑顔を見せて奥さんは帰られた。山麓線にまた空き店舗がひとつ増えることになる。そして閉まったところにはなかなか新しい店が入ってこない。さびしいし残念なことだ。でも残念がってばかりはいられない。なんとか知恵をしぼって踏ん張って、個人の店が生き残れるような山麓線にしていかなければと、やっと開店4ヶ月の新米店主は考えている。
夏物セールは8月31日まで
2010/08/26(Thu) | イベント | page top↑
  今年の残暑はふつうではないですね。みなさま、あと少し、あと少しのしんぼうと思って毎日を過ごされていることと思います。心より残暑お見舞い申し上げます。 

さて、夏物セールもあと少し、8月31日(火)までといたします。秋物があとに控えております。そこで、セールで残っ手編みコットンカーデガンているものの中からおすすめ3点のご紹介です。残り物に福あり!です。 

①手編みコットンカーデガン(ネパール)・・・手編み製品はやはり着心地がちがいます。ふんわりやさしい。襟ぐりに ほどこされた玉編みがかわいいカーデガンです。これからの季節におしゃれ。100%コットンです。(50%off  17,000円→8,500円)



②山羊革バッグ(インド)・・・お買い得バッグです。象さん柄の個性派バッグは、使い込むほどにやわらかくなじむ山羊革です。たっぷり入って実用的。(50%off  5,040円→2,520円)
山羊革バッグ


リサイクルサリーのワンピース 



③リサイクルサリーのワンピース(インド)・・・インドで一度使われたけれどもきれいなサリーをワン ピースに仕立て直しました。これまで30%offでしたが、さらに値下げして50%offです。(50%off 8,900円→4,450円)
8月25日(水)箕面の猿は草食系になった!?
2010/08/25(Wed) | お店日記 | page top↑
きょうの朝日新聞夕刊に箕面の猿についての記事があった。以前はやんちゃでいたずらばかりしていた箕面の猿たちが、最近は野性味が薄れてきたという興味深い記事だった。

私も、子どもたちが小さい頃、滝の近くでお弁当を食べていて後ろからかすめ取られた経験がある。それが、たしかに最近は滝道を歩いても、あまり猿に会わないし、会っても知らん顔をしている。

猿のオスは通常5,6歳で集団を出て他の群れに混ざって修行をするのが、最近は自然の豊かさが減って、渡り歩くほどの群れが周辺になく、修行のチャンスがないらしい。それで、箕面市の担当職員さんによると「いろいろ経験していないからプレッシャーに弱い」のだそうだ。

これを読みながら、私はふと先日来店してくれた阪大生の言葉を思い出した。スウェーデン語を勉強している学生さんで、1年間スウェーデンに留学していた。「それでスウェーデンはどうだった?」と聞くと「言葉の勉強というよりも、日本ではない国を経験できたのがよかったです」。「そうだよねえ」と私。

猿といっしょにして悪いけど、人間もいろんな国、いろんな人と交わって、世界にはいろんな人がいろんな考え方をして生きていることを経験した方がいいと思う。それが「多文化共生」につながるはずだ。
「ローマングラス」のアクセサリー
2010/08/24(Tue) | アクセサリー | page top↑
私が初めて「ローマングラス」という言葉を聞いたのは、実はお客様からだった。「まあ、めずらしい。ローマングラスがあるわ」というお客様の言葉だった。きれいなネックレスとピアスだな、とは思っていたが、その頃はそれが特別なガラスだということは知らなかった。

「ローマングラス」、その神秘的ないわれをシサム工房の説明から引用してみよう。

ローマングラスとは・・・
ローマングラス
ガラスの製作そのものは古代メソポタミアで紀元前18世紀ごろ始まったといわれています。 当時はとても貴重品で権力者の贅沢品であったとされていますが、紀元前60年ごろ現在のレバノンの辺りで 吹きガラスの製作が発明されて以来、庶民の日常品としても使われるようになりました。 その後、ローマ帝国の繁栄のもとにシルクロードを通じて東西の交易品として広がりをみせました。

そして時代の変遷と共にやむなく持ち主の手を離れ、地中に埋められたガラスたちは長い年月をかけて変化を生みだします。

気候や風土などの条件が重なり合い、土の成分とガラスが同化作用を起こし、紫・緑・ピンク・白・赤など様々な色をまとうようになったのです。これをガラスの銀化現象といいます。

この銀化現象とはガラスが土に埋まって数百年以上経過して初めて起こる現象で、地上の空気中では変化することはありません。また決して人為的に作り出すことが出来ないとも言われています。

これらが2000年前のものと思うだけで, それはもうロマンそのものだ。このローマングラスのピアスに魅せられた阪大生のMさん、ずいぶん迷っているなあと思ったら「だって、私耳に穴があいてないんです。でもこのピアス絶対着けたいから穴あけます」と、青くきらきら光るローマングラスのピアスを連れて帰られた。今頃、Mさんの耳で涼やかに揺れていることだろう。
(ローマングラスのピアス  2,310円、ローマングラスのネックレス 3,675円)
8月23日(月)エスペーロの掛時計
2010/08/23(Mon) | お店日記 | page top↑
掛時計非売品なんだけれども、お客様が「これいい!」と言ってくださるものが店内にいくつかあって、レジカウンター横の壁にかかっている木製の掛時計もそのひとつ。

木の枝の上をリスがほんとうに走っているみたいに見える。よく見てもらうと秒針はドングリの実だ。この時計、エスペーロの開店数日前に、ある個展で見つけて、ひとめぼれして買った。他にもいくつかすてきな一点ものの時計があって迷ったが、このリスくんのかわいさにほだされた。

神戸の北区で創作活動をされている「かぜまがり村工房」の村里さんの作品だ。
http://kazemagarimura.com
かぜまがり村工房では、時計のほかにも椅子やおもちゃ、ブローチやマグネットなど、ぬくもりのある木の製品がたくさんある。エ木の歯固め スペーロでも、いぬ、くま、ぞうなどの形をした「木の歯がため」を置かせてもらっていて、オーガニック・コットンのベビー服などと詰め合わせにしてプレゼントに喜ばれている。

プラスチックなどと違って化学品は使っていないのでいくら口に入れても大丈夫だし、もちろん持って遊べばかわいいおもちゃ。そういえば、「大阪の歯がためは昔からタコですよ~」と教えてくれた友人もいたっけ。さすがタコ焼きの土地柄。でものどにつめないでね~(木の歯固め 800円~1000円)
おいしい生アーモンドの食べ方
2010/08/19(Thu) | 食品 | page top↑
生アーモンド イスラエル国内に住むパレスチナ人は、政府の保護からも外され、失業率も高く、困難な生活を強いられている。そんなパレスチナの人々が伝統の技術を生かして作った製品が仙台の団体「パレスチナ・オリーブ」を通して、エスペーロにも入ってくる。パレスチナ・オリーブオイル、ザータル、キャロブ・シロップ、アーモンドなどだ。

先日も「このアーモンド、塩がついてないからおいしいわ~」と再度お買い上げのお客様があった。それで、きょうは「パレスチナ・オリーブ」の通信から抜粋して「おいしい生アーモンドの食べ方」を紹介したい。

○そのまま食べる
●砕いたり切ったりしてサラダのトッピングに
○鶏肉とピーマンとアーモンドの中華炒め(カシューナッツの代わりに)
●細かく砕いて鶏のから揚げの衣にする
○塩と少量のオリーブオイルをふりかけて、オーブンやフライパンで焼く。手作りローストアーモンド!
●丸ごとまたはスライスしてお菓子に

私はもっぱら砕いてサラダのトッピングに使うが、とてもおいしい。ふきんにはさんで肉たたきか何かでたたけば上手に砕ける。(100g 630円)
8月18日(水)高校生のお客様
2010/08/18(Wed) | お店日記 | page top↑
きょうの大阪は予想気温37度という猛暑日。

今朝いちばんのお客様は高校生でしかもめずらしく男子高校生だった。自転車で前を通りかかって立ち寄ってくれた。「僕、こういうの(雑貨)好きなんですよ~」。水色のスマートなクロスバイク(というのかな?)で勝尾寺へ行ってきた帰りということだった。「この暑いのにすごいねえ」と試飲のコーヒーをあげると「このコーヒー、めっちゃうまい!」と嬉しい言葉。もっともこんなときに飲む飲み物は何でもおいしいけどね。汗だくなので「はい!」とティッシュボックスを渡す。

聞くと高校3年生で、推薦をもらってR大学K学部に入学が決まっているそうだ。自分の高校から2人だけの推薦だったと言う。頑張ったねえ。たまたま我が家の子どもたちと同じ大学同じ学部だったので、その話で盛り上がる。

フェアトレードって知ってる?と聞くと知らないと言うので、説明してパンフレットも渡す。フェアトレード商品にも興味津々。「ハイビスカスのジャム!?」と驚いて「これもらいます」とジャムとコチャパンパ缶コーヒーをお買上げいただく。

先日は大阪市内を自転車で一周したという自転車少年(青年?)。うーん、ロハスでいいねえ。そこにフェアトレードが加わるとますますロハス。「また来てね」と言うと「はーい」と元気に自転車で去っていった。
8月16日(月)エスペーロの入口マット
2010/08/16(Mon) | お店日記 | page top↑
エスペーロの扉を開けたところの床に、新しいドアマットがお目見えした。「フェアトレード雑貨espero」のロゴ入りだ。私の誕生日に合わせて家族がプレゼントしてくれた。

「エスペーロ」は、すでにあちこちで紹介しているけれども、エスペラント語で「希望」という意味だ。最初に店の名前を考えた時、日本語、英語、インドネシア語、アラビア語など、自分が知っている言葉をいろいろと思いついてはボツにした。どれもなんだか偏っている気がして、それなら全世界共通語をめざすエスペラント語にしよう、と思った。その頃、私は大阪大学外国学図書館に勤めていたので、こういう時には便利だった。エスペラント語の辞書も5,6冊はある。日本語→エスペラント語の辞書の中から探しているうちに、希望→esperoの単語が、まるで「私に決めて!」と言わんばかりに目に飛び込んできた。
ドアマット
エスペーロのロゴもいろいろ考えた。カタカナ、アルファベットの大文字小文字、いろいろ書いてみたら小文字アルファベットが丸々としていてかわいかった。「希望」の象徴として双葉をどこかにつけたかったので、あちこちにつけてみたが、けっきょくテリーの提案で、Pの文字の頭にまるでドラ えもんのタケコプターのようにくっついたのだった。

こうして生まれたエスペーロのロゴは、今まで店のテント、看板、傘立てで店をアピールしてくれていたが、そこに新たにドアマットが加わった。お客様が店内に足を踏み入れてくださる第一歩で、この新しいドアマットはしっかりとその役目を果たしてくれることだろう。

8月13日(金)ドライマンゴとフィリピンの闘う神父
2010/08/13(Fri) | お店日記 | page top↑
PT秋冬カタログ ピープル・ツリーから秋冬のカタログが届いた。すてきなもの、かわいいものが満載。さすがピープル・ツリーと思わせるおしゃれなものもたくさんある。そんなカタログの中から商品を選んで注文票を書くのは、私にとってしあわせな時間だ。経費のことを考えなければ、の条件付きだけど・・・

それはさておき、今回のカタログの中に、エスペーロでも人気の「フィリピン・ドライマンゴ」についての記事があったので、紹 介したい。

・・・食品添加物をいっさい使用しない自然な甘さの「フィリピン・ドライマンゴ」は、フィリピンのNGO「ブレダ基金」から届けられる。プレだ基金では、性産業で虐待されている少女やストリートチルドレンを「子どもの家」で保護、カウンセリングなどを行っている。児童買春の最大の原因は貧困だ。
ドライマンゴ
このブレダ基金を設立したのはアイルランド出身のシェイ・カレン神父。1974年、フィリピンのルソン島にある米軍基地の街オロンガポ市の教会に赴任したカレン神父は、この街に蔓延する米兵相手の性産業に目を見張った。その後、カレン神父は諸悪の根源は米軍基地にあるとして、基地撤廃の運動を開始、基地撤廃の声を広げ、1993年とうとう米軍は街から完全撤退した。

米軍は撤退したが、貧困があるかぎり性産業の問題は再燃する。カレン神父はあきらめることなく子どもたちの救出活動を続け闘う神父”と呼ばれている・・・

この記事を読んで、圧力に屈することなく闘い続ける神父の姿に心を打たれた。そして、私たちにできることは、ドライマンゴを買い支えることでカレン神父と子どもたちを支えること、またいっぽうで日本の基地問題も自分たちの問題として考えることだと思った。(フィリピン・ドライマンゴ 30g 210円、100g 580円) 
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