きのうの日曜日、家にいても暑いので(!)、ひとりで千里中央に出かけた。久しぶりに阪急百貨店なんかをぶらぶらして、すっかり休日気分。
洋服を見ても食品を見ても、ついエスペーロの商品と比べてしまう。もちろんエスペーロの商品には、フェアトレード、生産者還元という付加価値が付いているのだけれども、消費者感覚としてどうかということを、一消費者として考えている自分がいる。
そんな考え事をしながら歩いていると、向こうからやってきたのは友人のSさん母娘ではないか。Sさん母娘とはよく偶然出会う。以前は京都の美術館でばったり会ったこともある。「ほら見て」と言われて見ると、お母さんの肩には、エスペーロでお買い上げいただいたネパリバザーロの刺繍バッグが。「すごく気に入ってるんですよ」とお母さん。こういうときはとても嬉しくて「まあ、うれしい」と思わずバッグをなでてしまう。いつも仲良しのSさん母娘の後ろ姿を見送りながら、「きょうはいい日だ」と思った。
ふと思いついて阪急の地下食品売り場に行く。ここではフェアトレードバナナを売っているのだが、いつも午前中に売り切れて今まで買えたことがなかった。きょうはラッキーにも2房残っていたので、1房買ってきた。コロンビアの有機栽培バナナだった。1房につき4円が余分に生産者に還元されると書いてある。(今朝食べてみると、甘くておいしいバナナだった)
それからセルシー・シアターへ行って映画『カティンの森』を観た。アンジェイ・ワイダ監督のポーランド映画。1940年、1万5千人ものポーランド将校がソ連軍に虐殺された「カティンの森事件」を題材にした映画だ。ワイダ監督自身がこの事件で父親を失っている。ものすごく重い映画だったが、多くの人が見るべき映画だと思った。ワイダ監督は長い思索の末に80歳を過ぎてこの作品を完成させた。事件はぎりぎり「風化」を免れたと言えるだろう。その意味は大きい。
洋服を見ても食品を見ても、ついエスペーロの商品と比べてしまう。もちろんエスペーロの商品には、フェアトレード、生産者還元という付加価値が付いているのだけれども、消費者感覚としてどうかということを、一消費者として考えている自分がいる。
そんな考え事をしながら歩いていると、向こうからやってきたのは友人のSさん母娘ではないか。Sさん母娘とはよく偶然出会う。以前は京都の美術館でばったり会ったこともある。「ほら見て」と言われて見ると、お母さんの肩には、エスペーロでお買い上げいただいたネパリバザーロの刺繍バッグが。「すごく気に入ってるんですよ」とお母さん。こういうときはとても嬉しくて「まあ、うれしい」と思わずバッグをなでてしまう。いつも仲良しのSさん母娘の後ろ姿を見送りながら、「きょうはいい日だ」と思った。
ふと思いついて阪急の地下食品売り場に行く。ここではフェアトレードバナナを売っているのだが、いつも午前中に売り切れて今まで買えたことがなかった。きょうはラッキーにも2房残っていたので、1房買ってきた。コロンビアの有機栽培バナナだった。1房につき4円が余分に生産者に還元されると書いてある。(今朝食べてみると、甘くておいしいバナナだった)
それからセルシー・シアターへ行って映画『カティンの森』を観た。アンジェイ・ワイダ監督のポーランド映画。1940年、1万5千人ものポーランド将校がソ連軍に虐殺された「カティンの森事件」を題材にした映画だ。ワイダ監督自身がこの事件で父親を失っている。ものすごく重い映画だったが、多くの人が見るべき映画だと思った。ワイダ監督は長い思索の末に80歳を過ぎてこの作品を完成させた。事件はぎりぎり「風化」を免れたと言えるだろう。その意味は大きい。