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9月21日(火)ミレニアム開発目標
2010/09/21(Tue) | お店日記 | page top↑
  昨日から、ニューヨーク国連本部に140カ国が参加して、ミレニアム開発目標首脳会合が開かれている。ミレニアム開発目標というのは、世界の貧困、教育、環境など8分野で改善をめざす国際目標だ。2000年の国連サミットにおいて、2015年を最終年とした目標が合意され、5年ごとにその進み具合を点検するものだ。
ミレニアム開発目標
先日も、フェアトレード団体ピープルツリーの依頼で、お客様や友人知人から署名(写真)を集めさせていただいたのは、この会合に提出するためで、ミレニアム開発目標を達成するひとつの方法としてフェアトレードを推進してほしいという署名だった。署名してくださったみなさま、ご協力ありがとうございました。

昨日の朝日新聞社説によると、世界にはいまだに一日1・25ドル未満で暮らす人が 14億人いるという。とくにアフリカでは安全な水不足や感染症の拡大で、乳幼児死亡率がいまだに高い。そして、これだけ世界がせまくなった現代、地球の裏側の悲惨な状況を見て見ぬふりをするわけにはいかない。ましてやその悲惨な状況が先進国のエゴの上に成り立っているとしたら、許されないことだろう。

フェアトレードは、世界が平等にしあわせになるための、ひとつの方法だと思う。それも、ほどこしではなく、魅力的な商品を買うことで協力できるのだから、ウィンウィンの関係、つまりおたがいさまという関係だ。
シアバター
2010/09/21(Tue) | ボディケア製品 | page top↑
ブルキナファソという国をご存じだろうか。ブルキナファソから来ている「シアバター」を棚に並べながら、私もきょうはじめて地図で確認した。西アフリカにあり、ガーナの北、マリの南に位置する。
シアバター
そのブルキナファソからやってきた「シアバター」のご紹介。アフリカでも中部アフリカでしか生育しないシアバターの木は、ウィキ ペディアによると「寿命は200年、花を咲かせるまで約20年、実をつけるまでさらに約20年を要し、3年に一度実をつける」というから、その息の長さに驚く。果実の中の胚の部分から取れるのがシアバターと呼ばれる脂肪分で、産地では伝統的な万能薬として、傷や火傷、紫外線予防、筋肉痛などに使われている。 ガーナでは、新生児を紫外線や乾燥から守るために、生まれてすぐ全身に塗布するそうだ。

シアバターの木は神聖な木とされ、シアバターの採取は女性しか関われない。近年、シアバターの肌への健康美容効果が知られ、国外への需要が増えて、原産国の女性たちにとって、大切な現金収入になっている。

きょう棚に並べたら、そのすぐあとに来られたお客様の目にとまり「リップクリームに」とお買い上げいただいた。100%植物性のシアバターなので、もちろん唇にも大丈夫。乾燥した肌のあらゆる部分に使える。これから、肌が乾燥する秋冬に向けてのお役立ちアイテムになるだろう。(シアバター 35g 1050円)
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