




それでは12月17日、みのお市民活動センターでお会いしましょう!
日時: 12月17日(金)11:00~15:00(お好きな時間にどうぞ)
場所: みのお市民活動センター フレキシブルコーナー
テーマ:「買物で国際協力?」
問い合わせ: Tel&Fax 072-722-2666
先週、豊中から自転車で来店してくださったOさんという男性は、私たちの友人Yさんからの紹介だった。エスペーロでたくさん買物をしてくださったOさんは、Yさんにメールで次のような感想を送ってくださったそうだ。
・・・・・教えていただいた「エスペーロ」とても素敵なお店でついつい長居してしまい
ました。いまどき珍しい?販売だけではない『メッセージ』をひしひしと感じました。
このごろは、職場の人間ですら「安さ」「手軽さ」を追い求めて物を購入してい
るように思えてならないです。物を買うことは、その生産者・販売者を「評価」
「応援」している、という認識をもっともっとわたしたちは持った上で、物を購
入する責任があると思えてなりません。
Oさんの感想を読んで、私はすぐにアイルランドのロックグループU2のボーカリスト、ボノの言葉を思い出した。Oさんが言われている「物を購入する責任」について次のように言っている。
「買い物は、政治的行動なんだ。お金を払うということは、票を投じることなんだから」 (ボノ/U2)――
ボノは、ロッカーとしての演奏活動と同時にアフリカの貧困撲滅プロジェクトにも熱心に取り組んでいて、上記の言葉はフェアトレードについて語ったものだ。
ところでボノってどんな歌を歌うんだろう。いちど聴いて見なければ。
・・・・・教えていただいた「エスペーロ」とても素敵なお店でついつい長居してしまい
ました。いまどき珍しい?販売だけではない『メッセージ』をひしひしと感じました。
このごろは、職場の人間ですら「安さ」「手軽さ」を追い求めて物を購入してい
るように思えてならないです。物を買うことは、その生産者・販売者を「評価」
「応援」している、という認識をもっともっとわたしたちは持った上で、物を購
入する責任があると思えてなりません。
Oさんの感想を読んで、私はすぐにアイルランドのロックグループU2のボーカリスト、ボノの言葉を思い出した。Oさんが言われている「物を購入する責任」について次のように言っている。
「買い物は、政治的行動なんだ。お金を払うということは、票を投じることなんだから」
ボノは、ロッカーとしての演奏活動と同時にアフリカの貧困撲滅プロジェクトにも熱心に取り組んでいて、上記の言葉はフェアトレードについて語ったものだ。
ところでボノってどんな歌を歌うんだろう。いちど聴いて見なければ。
12月14日と言えば赤穂浪士討ち入りの日で、雪の中の47士が目に浮かぶが、今年のきょうは穏やかな11月初旬の気温だった。朝から店番をテリーにお願いして箕面市のガン検診に行ってきた。去年までは職場での検診があったが、自営業となってからは市の検診がありがたい。
検診は30分ほどで終わったので、ライフプラザの1階にある障害者の店「ゆっくり」をのぞいてみる。豊能障害者労働センター(私たちは労センと呼んでいる)がいくつか経営している店のひとつで、洋服や雑貨やおもちゃなどを置いている。店に入ると、私が参加しているフラのグループ「ロミロミーズ」のまゆみさんが店番をしていたので、おしゃべりをしながら買物をする。
労センでは、健全者と障害者がともに働いていて、いくつかの雑貨屋、パン屋、それに通信販売などで、55名のスタッフの給料を生み出している。障害を持つ人でも客の応対や計算ができる人は積極的に店に出るし、オリジナルTシャツの個性的なデザインは障害者アーティストの手によるものだ。
労センのHP http://www.tumiki.jp/ を見ると「買ってあげる」のではなく「欲しいから買う」 のであってほしい、と書いてあって、これはフェアトレードと同じだなあと思った。貧困や障害などもともと弱い立場にある人が社会に出て働くためには、手をさしのべる人が必要だし、地域の人々の協力も必要だ。豊能障害者労働センターはもう25年も「ともに生きる」を実践している。
検診は30分ほどで終わったので、ライフプラザの1階にある障害者の店「ゆっくり」をのぞいてみる。豊能障害者労働センター(私たちは労センと呼んでいる)がいくつか経営している店のひとつで、洋服や雑貨やおもちゃなどを置いている。店に入ると、私が参加しているフラのグループ「ロミロミーズ」のまゆみさんが店番をしていたので、おしゃべりをしながら買物をする。
労センでは、健全者と障害者がともに働いていて、いくつかの雑貨屋、パン屋、それに通信販売などで、55名のスタッフの給料を生み出している。障害を持つ人でも客の応対や計算ができる人は積極的に店に出るし、オリジナルTシャツの個性的なデザインは障害者アーティストの手によるものだ。
労センのHP http://www.tumiki.jp/ を見ると「買ってあげる」のではなく「欲しいから買う」 のであってほしい、と書いてあって、これはフェアトレードと同じだなあと思った。貧困や障害などもともと弱い立場にある人が社会に出て働くためには、手をさしのべる人が必要だし、地域の人々の協力も必要だ。豊能障害者労働センターはもう25年も「ともに生きる」を実践している。

シャプラニール地域連絡会のメンバーは、バングラデシュに住んでいた人、バングラデシュが好きな人たちが集まって、もう

きょうも、連絡会のメンバーの進行で、講演の前にノクシカタをテーマにした寸劇が行われた。大阪の高校生が作ったシナリオで、大阪とバングラデシュの家庭が交互に出てくる設定だ。どちらの家族も貧しいながら一生懸命生きていこうとしているというストーリー。会場の中から8名の方に自発的に役者になっていただいたのだが、いずれも名演技で会場は大いに笑い大いに沸いた。
シャプラニールの内山智子さんの現地報告は、さすが現地の人たちとの密なつきあいがあってこその臨場感あふれるもので、だれもが興味深く聞き入った。バングラデシュの女性にとって、ノクシカタがいかに大切なものであるか。戦争中は大切なノクシカタを土の中に埋めて守ったという。

ノクシカタをフェアトレードすることで生活は改善されているが、それでもなお貧しさは解決しない。中にはノクシカタの仕事をやめて首都ダッカへ出稼ぎに行く人もいるが、ダッカは物価も高いしより大変だ。同じ大変なら田舎で家族いっしょに暮らした方がいいということのようだ。このようにフェアトレードは決して万全ではなく課題も多いが、私たちがノクシカタなどフェアトレードされた商品をもっとたくさん買うことでもっと力になれると思う。
きょうの講演会で、参加者にはバングラデシュがより近い国になったのではないだろうか。私自身にとっても、バングラデシュはいつか訪ねてみたい国になった。
きょうお越しくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。


今やショッピングもネット販売が大流行であるが、エスペーロのような小さな店ではなかなかネット販売するまでの余力がない。だけど、ときどき遠方から電話で注文が入ることがある。 
今回のご注文は、はるか北海道からだった。ネパール製「王冠のカーディガン」があるかどうかのお問い合わせだった。このかわいらしい手編みのカーディガンは発売元のネパリバザーロですでに完売しており、北海道のSさんはネットでエスペーロにあることを見つけてくれたそうだ。そう考えるとホームページがどれだけ大切かということがよくわかる。
何度かメールでやりとりして、北海道へ発送した。木曜日に発送したのに届いたのが月曜日というから、やはり北海道は遠いのだ。きょうSさんからメールが届いたので一部ご紹介すると
・・・さっそく昨日、学校に着て行きました。
昨日は雪、みぞれが降り、天気が悪く寒い日でしたが、さすが手編みは違いますね。
それほど着込まなくても王冠カーディガンのおかげで寒い思いをしないですごせ
ました。しっとり落ち着いたブラウンでとても素敵です・・・
ネパールからやってきてエスペーロにあった「王冠のカーディガン」が、今北海道でSさんを暖かく包んでいると思うと、とても嬉しい。そしてこうしてメールを送ってくださるSさんの気持ちもとても嬉しいのだ。

今回のご注文は、はるか北海道からだった。ネパール製「王冠のカーディガン」があるかどうかのお問い合わせだった。このかわいらしい手編みのカーディガンは発売元のネパリバザーロですでに完売しており、北海道のSさんはネットでエスペーロにあることを見つけてくれたそうだ。そう考えるとホームページがどれだけ大切かということがよくわかる。
何度かメールでやりとりして、北海道へ発送した。木曜日に発送したのに届いたのが月曜日というから、やはり北海道は遠いのだ。きょうSさんからメールが届いたので一部ご紹介すると
・・・さっそく昨日、学校に着て行きました。
昨日は雪、みぞれが降り、天気が悪く寒い日でしたが、さすが手編みは違いますね。
それほど着込まなくても王冠カーディガンのおかげで寒い思いをしないですごせ
ました。しっとり落ち着いたブラウンでとても素敵です・・・
ネパールからやってきてエスペーロにあった「王冠のカーディガン」が、今北海道でSさんを暖かく包んでいると思うと、とても嬉しい。そしてこうしてメールを送ってくださるSさんの気持ちもとても嬉しいのだ。
すでにご案内しておりますとおり、12月12日(日)に箕面市立中央生涯学習センターで「フェアトレード講演会」を行います。バングラデシュのダッカに3年間駐在していたシャプラニールhttp://www.shaplaneer.org/の内山さんが、現地生産者の報告をしてくださいます。フェアトレードについての理解を深めることもできると思います。また、すばらしいノクシカタの数々を目にしていただくこともできます。どうぞご参加をお待ちしております。
講演者<内山智子>
2001年にシャプラニールに入職
東京事務所で広報を担当後、2007年秋からバングラデシュに赴任。
クラフトリンクをはじめ、シャプラニールが実施する各プロジェクトのモニタリングなど、事業全般の実施に携わる。 2010年11月帰任予定。
当日の予定
・フェアトレード講演会
・刺繍体験ワークショップ
・フェアトレード・ロールプレイワークショップなど
日時 12月12日(日)13:30~16:00
場所 箕面中央生涯学習センター 2F講義室(箕面市箕面5丁目11-23)
参加費 500円(刺繍体験材料費込み)
共催 シャプラニール関西・フェアトレード雑貨エスペーロ
申込み締切 12月11日(土)
申込み先 エスペーロ 斎藤 ☎&ファクス 072-728-1221 info@espero-osaka.com
講演者<内山智子>
2001年にシャプラニールに入職
東京事務所で広報を担当後、2007年秋からバングラデシュに赴任。
クラフトリンクをはじめ、シャプラニールが実施する各プロジェクトのモニタリングなど、事業全般の実施に携わる。 2010年11月帰任予定。


・フェアトレード講演会
・刺繍体験ワークショップ
・フェアトレード・ロールプレイワークショップなど






昨日までの暖かさと打って変わって、きょうは寒い1日だった。とはいえ、これが平年並みで、きのうまでが暖かすぎたらしい。表の街路樹はほとんど葉っぱを落として、朝の掃除も楽になってきた。
「前からこの店が気になっていてやっと来れました」とか「きょうはガラシャ病院へ行くことがあったので、ここまで歩いてきました」とか、初めてのお客様が来てくださる。
リサイクルサリーをリメイクして作ったバッグをお買上げくださったお客様は、バッグの中にジュートのしまうまやペンギン親子を入れて連れて帰ってくださる。「ペンギンは親だけでも子だけでもいけないわよね。やっぱり親子で連れて帰らなくっちゃね」。「孫にあげるの。クリスマスツリーの下においてもいいでしょ」。 とても楽しそうで、私の方もうれしくなる。
午後から来られて、フェルトのロングブーツを気に入り、そのまま履いて帰られたRさんからメールが届いた。「ごっきげん!黒いフェルトのブーツなんて!日本で、大阪で、箕面で買えるなんて、ラッキーな日でした」。フェルトのロングブーツは、風邪気味だったRさんの足を暖かく包んでいることだろう。
おいしい、かわいい、温かい、癒される、元気が出る、などなど。フェアトレードのものたちは、手づくりならではのパワーを持っているような気がする。
「前からこの店が気になっていてやっと来れました」とか「きょうはガラシャ病院へ行くことがあったので、ここまで歩いてきました」とか、初めてのお客様が来てくださる。

リサイクルサリーをリメイクして作ったバッグをお買上げくださったお客様は、バッグの中にジュートのしまうまやペンギン親子を入れて連れて帰ってくださる。「ペンギンは親だけでも子だけでもいけないわよね。やっぱり親子で連れて帰らなくっちゃね」。「孫にあげるの。クリスマスツリーの下においてもいいでしょ」。 とても楽しそうで、私の方もうれしくなる。
午後から来られて、フェルトのロングブーツを気に入り、そのまま履いて帰られたRさんからメールが届いた。「ごっきげん!黒いフェルトのブーツなんて!日本で、大阪で、箕面で買えるなんて、ラッキーな日でした」。フェルトのロングブーツは、風邪気味だったRさんの足を暖かく包んでいることだろう。
おいしい、かわいい、温かい、癒される、元気が出る、などなど。フェアトレードのものたちは、手づくりならではのパワーを持っているような気がする。






先日、知人のUさんからキルトをいただいた。Uさん自身がキルト作家なのだが、自分が持っている数あるキルトを少しずつ整理しているということで「エスペーロで使ってもらっても、だれかにあげてもいいから」と託されたのだった。
それはベトナムのキルトで、農村で働く人々を楽しげに描いている。エスペーロのカウンター横に掛けるといい感じだ。非売品だけれども、多くの人に見てもらいたいと思っている。
ところでこのキルト、どうやって手に入れたのですかとUさんに訊ねると、今は亡きご主人がハノイのおみやげに買ってこられたのだそうだ。だから価値とか何とかわかりませんよ、と言われるのだが、でもいいと思うものはいいですよねえ。
(写真をクリックして拡大して見てください)
それはベトナムのキルトで、農村で働く人々を楽しげに描いている。エスペーロのカウンター横に掛けるといい感じだ。非売品だけれども、多くの人に見てもらいたいと思っている。

ところでこのキルト、どうやって手に入れたのですかとUさんに訊ねると、今は亡きご主人がハノイのおみやげに買ってこられたのだそうだ。だから価値とか何とかわかりませんよ、と言われるのだが、でもいいと思うものはいいですよねえ。
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