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1月11日(火)「農家へ嫁に行きたい」
2011/01/11(Tue) | お店日記 | page top↑
エスペーロに来てくれる若者たちには、なぜか農業志向の人たちが少なくない。以前日記で紹介した「晴苗農園」さんhttp://harenae.exblog.jp/  はすでに実践者だが、これから大学院へ進んで有機農業の勉強をしたいHさん、産直の会社へ就職を決めたWくん、ワインの会社へ就職を決めたIさん、そしてきょうは「農家へ嫁に行きたい」Kさんが来てくれた。

Kさんは12月の「フェアトレード講演会」にも来てくれた。札幌の大学に行っていて、札幌でフェアトレードに出会ったそうだ。北海道は意外にフェアトレードがさかんなようで、年一回大通り公園にフェアトレードの団体やショップが集まって、フェアトレードフェスタが行われている。

Kさんは、もうじき札幌へ戻るのだが、冬休みが終わる前にと、実家のある豊中からエスペーロまで自転車をこいで来てくれた。来春卒業したら、田舎に住んで農業をやりたいのだそうだ。

「晴苗農園さんもそうしたみたいだけど、能勢で1年間農業を学べるらしいね」
「はい、知ってます。でも私、自分で農業を興すんじゃなくて、農家にお嫁に行って農業やりたいんです」
「ええっ、そう。今どきそれは引く手あまたでしょう。この前テレビでも農家の婚活の話やってたけど」
「はい、でも、そういう人たちって30代40代なんですよね」
「そうかぁ、むずかしいね。でも、これからの日本、何らかの政治的状況で食物が輸入できなくなったとき、農家ほど強いものはないよね」

ユニークな若者とのおしゃべりはいつも楽しい。「北海道だと旅費もかさんで大変ね」と言うと、「いえ、舞鶴からフェリーで小樽まで行くので、学割なら片道7000円台で行けるんです」。3等船室での船酔いにも負けずフェリーで20時間旅するバイタリティーがあれば、農家の嫁もやっていけるかな。Kさんがんばって!
アルパカ
2011/01/11(Tue) | 衣類 | page top↑

写真は先日訪れた大阪府民牧場(能勢)のアルパカ。やさしい目をしている。アルパカは南アメリカの高地で飼育されているラクダ科の家畜で、やわらかくて温かい毛がセーターなどに編まれる。
アルパカ(能勢牧場) 

エスペーロにやってくるアルパカ商品は、ペルーとボリビアの国境にあるチチカカ湖周辺に住む女性たちが作っている。貧富の差が激しく、特に学歴の低い彼女たちに安定した職はない。その中で、こうした編み物の仕事は、彼女たちにとって家計を支える大切な仕事になっている。( 12月27日の日記参照)

アルパカ3wayポンチョ  
アルパカ・3wayショール・・・両脇ボタンを留めてボレロ風に。前だけを止めてポンチョ風に。肩にかけてストールやマフラーとしても。無染色、天然のアルパカです。透かし編みがエレガントな装いを演出します。
¥14,700






アルパカ・ノースリーブ・トップ
 アルパカ・ノースリーブ・トップ・・・ちょっとしたパーティやフォーマルな装いにもぴったり。
¥18,000→¥10,800 







 
アルパカセーターアルパカ・クルーネック―・セーター(男性用)・・・胸元についたアルパカのマークがワンポイントのセーターです。アルパカの中でも一番柔らかいベビーアルパカを使用しているので、軽くてやさしい肌触り。無染色、天然のアルパカです。女性用(白)もあります。
¥13,650






他にも、アルパカのレッグ・ウォーマー、ネック・ウォーマー、帽子などがあります。



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