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1月15日(土)夕方のお客さん
2011/01/15(Sat) | お店日記 | page top↑
きょうはすごく寒いし、もうお客さんもないかなあと思っていた夕方5時半、「居酒屋が開く6時までちょっと時間つぶさせてえ」とご近所の50歳男性Yさんが入って来られる。「どうぞどうぞ、ごゆっくり」。

「ここの物はどれもいいねえ。なんかいい雰囲気があるわぁ」とフェアトレードのよさをわかってくださるYさん。「そうや、来週職場の若いカップルを食事に誘ってますねん。あの子らに何かプレゼントしたろ」。Yさん、前に来た時もどなたかへの誕生日プレゼントでしたね。人がよいのだ。

そうしている時に「こんにちは~」と女子高校生がふたり。M高校吹奏楽部のふたりは、4月の定演に向けてプログラムに載せる協賛広告集めだ。「メイプルホールの会場費がすごくかかるのに広告がなかなか集められなくて」とふたり。「そんなもん、高校生やのに箕面市も安くしたったらええのになあ」とYさん。「学割ないのん?」と私。

そこでしばし、女子高校生ふたりとおじさんおばさんの会話がはずむ。話は恋愛論にまで及び「あんたらな、彼氏できたらむこうからプロポーズさせなあかんで。オレなんか自分の方から頼んで結婚してもろたから、いつまでも恩着せがましく言われた」。3年前に20年の結婚生活が破たんしたYさんの心底からの恋愛指南だ。「は~い」と高校生。

「いちばん小さい枠になるけど広告出さしてもらうね」と言うと「ありがとうございま~す。来週また原稿を取りにきます」と若者たちはフェアトレードチョコレートをおみやげに家路を急いだ。Yさんも「あっという間に30分楽しませてもらったわ。ありがとう」と、プレゼント用と自分用の小銭入れやキーホルダーを買って居酒屋さんへと向かった。

寒い夜にはホットワインを
2011/01/15(Sat) | 食品 | page top↑
スパイスワイン 寒い夜など、身体を内部から温めるのにスパイスワインはどうだろう。ネパールでオーガニック栽培されたスパイスをミックスしたホットワインマサラのご紹介。

ホットワインマサラの中身はオレンジピール、ジンジャー、シナモン、カルダモン。作り方は簡単で次のとおり。

材料:赤ワイン・・・・・・・・・・・・150ml
    はちみつ・・・・・・・・・・・大さじ1
    ホットワインマサラ・・・小さじ1

1.鍋にワイン、はちみつ、マサラを入れる。
2.鍋をゆすりながら、弱火で温める。
3.沸騰する直前で火を止め、茶漉しで濾す。
  (最初からお茶パックに入れるとかんたんです)

私が初めてホットワインを飲んだのは梅田で毎年行われるドイツクリスマスマーケット。今年の春には旅先のプラハの広場で。ヨーロッパのものと思っていたが、こうして手軽に飲めるとなると、日本の寒い夜にも欠かせない。

ホットワインマサラをはじめ、シナモン、ジンジャー、ペッパーなどのスパイスを栽培しているのは、自然豊かなネパールの奥地。街から遠く厳しい生活を送っている生産者にとって貴重な収入源になっている。

収穫されたスパイスをパッキングしているのは、首都カトマンズのSHS(スパイシー・ホーム・スパイシーズ)という工房で働く女性たち。厳しい経済状態にある女性たちは、ネパリバザーロの協力を得てセービングファンド(将来に備えて積み立てる資金)も始めた
(ホットワインマサラ ¥420  ジンジャー、ペッパー、シナモン 各¥315)
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