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1月20日(木)コーヒータイム
2011/01/20(Thu) | お店日記 | page top↑
エスペーロでは「類は友を呼ぶ」現象がよく起こる話は前に書いたが、きょうも偶然の顔合わせがあった。

前の職場である大学図書館職員のHさんが来てくれて話している時、ちょうど同じ大学の教員であるIさんが入ってきて3人でコーヒータイムとなった。Iさんはこれから学生たちとの会合に出るところで、会合用のお茶菓子やチョコレートを買いに来てくれたのだった。「学生たちに、同じ買うならフェアトレードの物を買うようにって言ってます」。

児童労働の話やら南北格差の話やら。「いろんな事情を話すと、学生もね、児童労働のチョコレートを食べると胸が痛むと言うんです。その痛みって大事ですよね」とIさん。テーブルの上に置いてある本『私8歳、カカオ畑で働きつづけて』の表紙に「児童労働と呼ばれる2億1800万人の子どもたち」とあるのを見て「ええっ、そんなに児童労働があるの?!」とHさんも驚く。

コーヒータイムが終わって「では行ってきま~す」と、ネパリバザーロのフェルトブーツを履いたIさんは足取り軽くキャンパスへ向かう。「このブーツ、暖かいだけでなく革のブーツのように蒸れないのがいいんです。汗を外へ出してくれるんですね」。ああ、そうなんだ。フェアトレードの商品が喜ばれるのは、いつも嬉しい。
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