
私以外のおふたりはともに30代の若い女性。Iさんはお父さんの会社(障害者の就労支援事業)を継いだあと、自分なりの新しい会社に成長させたいと奮闘している。Hさんは看護士。カフェ、バー、フードケータリングなどさまざまな仕事を経験した後、今はまた看護士として「訪問介護」に専心している。
会場に集まった25名の女性は年齢は様々だが、共通しているのは「何か自分で仕事を始めたい」と思っている点だ。ザ!起業。
でも、私に関して言えば、店を始めるとき「起業」というイメージはなく、流れと勢いで始めてしまったようなところがある。紹介文に「念願のフェアトレードショップを始める」と書いてくださっているが、始めようと思ったのはその半年前ぐらいだしなあ・・・
「人のために役立つ働き方」というコピーも、う~ん、役に立っているのかなあと思う。どちらかというと「人のために役立つ」というよりも「社会を変えることができるかもしれない」と言う方がぴったりくるかもしれない。
とにもかくにも、参加者の女性たちはとても熱心に話を聞いてくださって「参考になった」「元気が出た」と言って下さったので私たち3人も主催者もほっとしたのだった。
