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3月29日(火)フェアトレード団体の動き
2011/03/29(Tue) | お店日記 | page top↑
今回の震災に対して、各フェアトレード団体の取り組みは、すばやくまた機動力のあるものだった。

クラフトエイドのシャンティ・ボランティア協会(SVA)の動きは早かった。阪神淡路大震災の後「緊急救援事業部」を立ち上げており、組織的に動くことができる。現在気仙沼市の災害ボランティアセンターを中心に支援活動を続けている。
http://sva.or.jp/index.html

横浜のネパリ・バザーロは、花巻、釜石、仙台、石巻のフェアトレードショップや避難所を訪ねながら、ネパリカレーと豚汁の炊き出しをしている。まだ雪が降る避難所では暖かい食べ物がどんなに喜ばれたことだろう。http://nbazaro.org/wordpress/

クラフトリンクのシャプラニールは、いわき市を中心に支援活動を続け、報告会やツイッターなどで現地報告をしてくれている。http://www.shaplaneer.org/support/jishin_japan.html 

ピープルツリー
は、オーガニックコットンのシャツやフェアトレードチョコレートを送っている。チョコレートが避難所の人たちに元気を与えてくれるといいなあ。http://www.peopletree.co.jp/special/magazine/20110323/index.html 

第3世界ショップは救援物資を現地へ運送するプロジェクトを行っている。http://www.p-alt.co.jp/asante/pg221.html

仙台のパレスチナ・オリーブは自らも被災者ながら、バスをチャーターして県外へ非難する人を助けたあとも仙台に残って復興のためのネットワーク作りをしている。代表の皆川さんが日々伝えてくれるブログは、私にはいちばん身近なレポートとして心に伝わってくる。http://himar-diary.jugem.jp/

これらのフェアトレード団体は、日頃は海外の貧困問題を解決するために活動しているが、いったん国内で災害が起こると、すばやくその救援に対応する。国内外を問わず、いちばん弱いところへの支援を常に考えているからだ。もちろん海外のパートナーとの関係もこれまでどおり持続していくが、この震災後は国内コミュニティトレードへの視点も重要になっていくのではないかと思っている。
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