
買ったメンバーのひとりは須賀川市出身のOさんで「はたけんぼはいつもすごく繁盛していた店なんだけどね・・・」と言っていた。お米は昨年の収穫だから放射能の影響もないし、みんなで米どころ福島のお米を買ったらどうだろう。低農薬の「特別栽培米」でも1キログラム320円と安い。重いので送料がちょっとかかるけど何人かでまとめて頼めばいいと思う。
「はたけんぼ」http://www.ja-sukagawaiwase.or.jp/index.htm

いろんなお客様がきてくださいました。おなじみの方も初めての方も。外にひとつスタンドを置いてセールの洋服をかけていたので、通り過ぎる人たちも足をとめてくださいました。
街路樹に風船の束を結んでいたので、風船をもらいに来た坊やもいましたっけ。
朝いちばんに来てくれたのは今年大学を卒業して東京に就職したあっちゃん。なれない東京でがんばっているようです。
「えっ、もう1年?ここにこんな店があったなんて今まで気がつかなかったわ」という方。「はい、小さい店で・・・」。エスペーロのアピール度足りないなあ。
いつも応援してくれているOさんご夫婦、Hさんとお友達、Sさんと娘さん、豊中からSさん、娘の友達のしーちゃんとだいきくん、ワークショップに来てくれたFさんIさんMさん、他にもはじめてきてくれた若いママやカップルの人たち、みなさんほんとうにありがとうございました。おかげでエスペーロの誕生日がにぎやかなものになりました。
1日手伝ってくれた夫のテリーと娘の美葉子にももちろん感謝です。
2年目もみなさまどうぞよろし



明日ご来店いただき500円以上お買い上げのお客様にはネパールの有機栽培スパイスを1袋プレゼントします。
「ヘンプでストラップをつくろう」のワークショップも楽しみです。
フェアトレード・コーヒーと手作りケーキを用意してお待ちしておりますので、ふらっと遊びにきてくださいね。
朝、店内の掃除をして新聞を読み始めたとき「もう開いてますか~」と初めての若い女性。「どうぞ、どうぞ」。「今、箕面の滝へ行った帰りなんです」。自転車で滝まで行ったところで、今朝のあの雷と雨に遭ったとか。「でも、車やバイクの時とちがっていろんなものが見られたし知らない道も発見しておもしろかったです」。たしかに箕面の山へ続く道は何本もあると聞いている。
山でおいしそうなキノコがあったので、ちょっとかじってみたとか。「ええっ大丈夫?毒キノコもあるよ」と言うと「虫が食べていたから大丈夫だと思いました」。なるほどねえ。
話していると、Fさんがいつものようにジャザサイズの帰り道に寄ってくれる。そして3人で朝のコーヒー。山帰りのSさんがオリーブオイルを選ばれたので「ちょっと待ってて」と2人に店番を頼んで向かいのコンビににオリーブオイルのレシピをコピーに行く。私がいない間でもふたりで話がはずんだようで「Sさんてすてきなお仕事されているんですよ」とFさん。聞くと自閉症児のアートセラピーのお仕事だそうだ。「子ども達はとても力を持っています。こちらからは決して指示しないで彼らがやりたい気持ちを待ちます」。
今朝は、エスペーロに初めてのSさんを交えていろいろと楽しい話ができてよかった。「それじゃあまた」とSさんが帰ったあと、Fさんは「ちょっと早いけど2人の母に母の日プレゼントを選びます」。だいぶんいろいろ迷ったあと、お姑さんにはノクシカタのティッシュケースとペンケースを。実のお母さんにはネパリ・バザーロの革の刺繍ポーチを。「自分の母のはすぐに決まるんです」。
イベントごとのプレゼント選びは、楽しみでもあるけど決めるまでは気がかりでもある。「ああ、これで安心しました」と店を出るFさんを送ると、ちょうどエスペーロのひさしテントの中につばめのつがいが飛んできた。やった~まだつばめは来てくれている。
写真を見せてもらいながら、ちょうどエスペーロにいたお客さんもいっしょに、いろいろとお話を聞いた。
バングラデシュは日本の半分以下の面積に日本より多い1億5千万人の人が住む。チッタゴンは国内第2の都市で、写真を見ると人があふれかえっている。イスラム国は大体そうだが、街に出ているのは圧倒的に男性が多い。「女性の地位が低くてなかなか外出もさせてもらえないんですよね」。ノクシカタのような手仕事が家でもできる女性の仕事として大切な役割を果たしていることを納得する。
市場の写真はいつでも楽しい。野菜がきれいに積上げてある。魚や肉は大きなかたまりで。チキンなどはまるまる1羽で売っているそうだ。これ、と頼むと目の前で処理してくれるので、肉をもらうとまだ温かいとか。「うわ~こわっ!」と聞いている私たち。ご本人は意外にたくましい。
庶民の足であるリキシャ。カレーが基本のバングラ料理。天秤棒の前後にたくさん荷物をぶらさげた物売り。少年と思われる靴磨き。「この子きっと学校行ってないよねえ」。素っ裸で歩いている4,5歳の男の子。「こういう裸の子あちこちにいます」。
他の国のことを知るのはおもしろい。貧しいけれどもなんかアジアのエネルギーがあふれているような活気がある。一度訪ねてみたいけど、観光ツアーはなさそうだから、行くとしたらスタディツアーかなあ。 (写真は首都ダッカ、ウェブサイトより)
腹立たしいことは文科省のおそまつ会見。http://www.ustream.tv/recorded/14169488?lang=ja_JP
文科省を代表して来ている人が「放射線管理区域」が何たるかも知らない。知らないで20ミリシーベルトの中に子どもたちを放り出している無責任。
京大原子炉実験所の小出裕章さんの『福島原発で何が起こっているのか―その2-』(4月14日収録DVD)ができました。
http://america-banzai.blogspot.com/2011/04/dvd420.html
エスペーロにも近日中に届く予定です。
きのうもきょうも、エスペーロに来て原発への不安や怒りを吐き出していく人たちがいる。きのうの人は「ああよかった。ここでやっとまともに話ができた」そうだ。この期に及んで世間では原発を心配すると「過剰反応」と言われるらしい。原発を心配する人間が少数派になっている。

きょう来たKちゃん。震災後しばらく体調がよくなかったそうだ。でも恩師に「自分が心配することで事態がよくな るのでなければ、そのことだけにこだわり続けるのでなく、自分の本分に力を入れなさい」と言われて前を向くようになったという。
そんなこんなで鬱々した日々が続くが、そんな中ちょっと嬉しいことがある。それは今年もエスペーロの軒先につばめがやってきてくれたことだ。去年は途中で巣が地面に落ちてしまってとても残念だったけど、今年もまた巣を作ってくれるかなあ。

きょうはこのご夫婦がエスペーロにすてきな商品を持ち込んでくれた。ヤシの葉、木の実、天然石など、いずれも自然素材を使った個性的な品々だ。
ルレナバケに“ラ・カンビータ”という名の店を持っているが、年に1,2回里帰りするときにイベント出店したり日本の店に卸したりしている。
http://cambita.web.fc2.com
ちょうど店に来ていた手芸好きのFさんと「うわっ、これいいね」「ひゃあ、かわいい」と叫びながら商品選びを楽しんだ。中南米のものがほしいと思っていたところだったので、エスペーロに新しいカラーが加わってうれしい。

このきれいな紅色に黒い点がついているてんとう虫のような木の実は、色が着けてあるわけではなく自然の色というから驚きだ。ヤシの葉で編んだふくろうの壁掛けもとってもキュート。天然石のリングはゴージャスに見えるし、麻糸をマクラメしたリングは素朴で美しい。

あさってはボリビアに帰るというふたり。なっちゃんのお腹には6月に生まれてくるベイビー。3人でまたエスペーロに来てねと再会を約

木の実のネックレス ¥1,000
天然石のリング ¥1,200
マクラメと木の実のリング ¥800
ふくろうの壁掛け(大) ¥2,000
(小) ¥1,200

フェアトレードという言葉ときどき耳にするけどなんだろう?フェアトレードって公正な貿易という意味らしいけど不公正な貿易って何?普通の貿易と何が違うの?そんな疑問をお持ちのかたに箕面で活動する私たちがお答えします。
日時: 5月15日(日)13:00~15:30
場所: みのお市民活動センター (箕面市坊島4-5-20箕面マーケットパークヴィソラwest1 2F)
定員: 40人
参加費: 500円
お申込受付: エスペーロ(tel&fax072-728-1221)
イベント内容: 平林頼さんに聞く!(平林さんはさまざまなアイデアと企画力でこれまで数多くのフェアトレードのイベントを成功させてきた青年です)、「貿易ゲーム」(大阪大学フェアトレード団体「プローム」は「貿易ゲームのプロ!です)、カフェタイム(フェアトレード素材を使ったお飲物、お菓子が味わえます)、DVD上映(フェアトレードを伝える映像をご覧いただけます)
共催団体: カルナーの会(タイのストリートチルドレンを支援する市民団体)
トゥマイニ・ニュンバーニ(ケニアの女性・子どもを支援する大阪大学学生団体)
プローム(大阪大学フェアトレード団体)
みのおフェアトレードの会「楓」(箕面を拠点に活動する市民団体)
エスペーロ
先日のチャリティイベントの時には5千円を主催者通しで送りましたが、それ以外でエスペーロの義援金は4万円になりました(内情をさらけ出すようではずかしいのですが)。これにカンパでいただい2千円を加えて4万2千円を、いつもエスペーロがお世話になっているフェアトレード団体の「ネパリ・バザーロ」さんに託すことにいたしました。
http://www.verda.bz/?pid=30524278
「ネパリ・バザーロ」は、スタッフのKさんが釜石の出身だったこともあって、いち早く現地に入りきめ細やかな支援をされてきました。細かい報告もしてくれますし、今後についても1ヶ月、1年、5年というスパンで具体的に支援の計画を提示してくれています。エスペーロは微力ながらこのような「顔の見える支援」に加わりたいと思いました。
この1ヶ月、「お買物で協力」してくださったみなさま、ありがとうございました。これに終わるのでなく、これからも息長く東日本を応援していきましょう。


今、この2冊のブックレットは必読書ではないでしょうか。
①「知ることからはじめよう" beyond the nuclear age(原子力の時代を超えて)」(スロービジネスカンパニー2006年)
「はじめに」のページにこう書いてあります。原発がいるのかいらないのかについて「何が本当なのか、正しさを見極めることは重要です。けれどももっと大事なのは、まず問題について知ること。そしてその上で、自分はどんな未来に生きたいのかを考えることではないかと思うのです。まずは、知ることからはじめてみませんか」。ちなみにこのブックレット、私が原発について今いちばん信頼できると思っている京大原子炉実験所の小出裕章さんが監修をされています。
②「知ることからはじめよう2 原子力発電がとまる日~脱原発化を選んだ、ドイツからのメッセージ」(スロービジネスカンパニー2009)
こちらは、ドイツ連邦環境・自然保護・原子力安全省(BMU)の公開文書を日本語訳したものです。なぜ「脱原発」なのかを、国が率先して国民にわかりやすくQ&Aで説明しています。日本政府との違いに驚くばかりです。
どちらももっと早く知って早く読みたかったと思いました。でも今からでも遅くありません。どちらもエスペーロにあります。各300円(税込)です。多くの方に読んでいただきたいブックレットです。