fc2ブログ
4月9日(土)春
2011/04/09(Sat) | お店日記 | page top↑
4月は異動の季節。元同僚のTさんは箕面から豊中へ。職場の帰りによくエスペーロに寄ってくれていたのでさびしくなるけど「また土曜日に来ます」と言ってくれる。注文してもらっていたピープルツリーの春らしいストールなどを手に4歳のわかなちゃんと「またね~」。
ヤギ革財布(動物)入ってくる人もいる。阪大外国語学部へ赴任してきたモンゴル語のS先生。奥様への プレゼントに第3世界ショップの山羊革サイフを(写真)。日本で新しい生活を始める奥様が日本のお金を入れるためだそうだ。双子ちゃんの子どもさんたちは地元小学校の3年生になる。こんな時でも日本に来てくれるファミリーに幸あれと願う。

先日のETV特集「原発災害の地にて~対談 玄侑宗久 吉岡忍~」。玄侑さん曰く「禅宗ではきょうの夕べのことも“想定外”なんです」。人間が自然を想定すること自体がおごりそのもの。梅と桃と桜がいちどに咲く「三春町」で檀家の人とともにある玄侑さん。「三春町」の名前哀し。

別のチャンネルでテレビニュース。楽天の星野監督が避難所を訪れて子ども達に「負けるなよ~」と激励し、被災者の人たちが感激している。ええっ、ちょっと待ってよ。つい先日まで、関西では「安全でクリーン」という彼の原発推進CMが流れていたのに。信じられない理解できない光景。

友人のOさんのご両親が福島県の須賀川から避難して来られていたが、お母さんがいちど家に戻るというので、おみやげのクッキーなどを買いに来てくださる。やはり家が気になるのだそうだ。須賀川と言えば、ずっと有機栽培でキャベツを作っていた人が震災後に自殺をしたという痛ましいニュースがあった。今、私のまわりで須賀川にある「はたけんぼ」http://www.ja-sukagawaiwase.or.jp/index.htmという八百屋さんからまとめて野菜を注文しようという話も持ち上がっている。
桜茶(1)
そんなとき、たまたま同じ須賀川の女性から「HP(4月1日の日記)で見たのですが『今福島原発で起こっていること』のDVDを送ってください。地元にいてもほんとうのことがわからなくて不安です」というメールをいただいて、さっそく送った。

先月から「豆料理キット」を取り始めた京都の楽天堂さんhttp://www.rakutendo.com/の豆キットの中に「桜茶」が入ってい  た(写真)。お湯をそそぐとふわっと桜の花びらが開いて、気持ちまで優しくなる気がする。

仙台で被災した「パレスチナ・オリーブ」さん(震災後のブログはこちらhttp://himar-diary.jugem.jp/)支援のため、みなさまのご協力をお願いしていましたが、先日28本すべて完売いたしました。ありがとうございました。パレスチナ・オリーブさんも出荷を再開されたようなので、さっそく次を注文しました。ただ余震や原発の恐怖は去らず、先日の震度6には足が震えたと言われていました。

 ホームに戻る