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5月23日(月)ビジネスとチャリティーの相乗効果
2011/05/23(Mon) | お店日記 | page top↑
昨日の日曜日、「市民活動フォーラムみのお」http://minoh-npo.com/主催で「企業とNPOでつくる新しい仕組み」という講演講演会 会があった。講師はコーズブランド・ラブの野村尚克さん。コーズ・リレーティッド・マーケティング(CRM)という店舗や企業とNPOでつくる社会貢献のマーケティングの仕組みについて紹介された。 (写真はフォーラムみのお提供)

CRMは環境、災害、貧困といった社会的課題を解決するためのマーケティングだ。店舗や企業は売上げの一部をNPOに寄付し、NPOの活動が活性化することで市民社会がよくなる。また、店舗や企業はイメージアップで売上げを上げることができる。売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」の考え方だ。

具体的事例として、たとえばミネラルウォーターのボルビックが行っている1Lfor10Lは、1リットルの水を購入するとアフリカで10リットル分の水の供給をユニセフを通して支援できるというものだ。アサヒスーパードライ1本につき1円が全国の環境保全に使われるというのもある。どちらも期間限定キャンペーンだ。

この「三方よし」の考え方は、まさにフェアトレードの考え方でもある。企業のCRMが増えていけば、消費者の意識も変わってくるし、社会もよい方へ変わっていくはずだ。ただ寄付をするのではなく、消費者は買物をすることで協力できるところがいいし、企業も売上げを上げながら社会貢献できるところが魅力だろう。

主催の「市民活動フォーラムみのお」は、今年の夏から秋にかけて箕面市内でCRMを取り入れた「みのおチャリティタウンプロジェクト」というイベントを企画している。店舗とNPOと市民とでつくる「三方よし」のプロジェクトだ。エスペーロもそこに加わる予定になっていて楽しみにしている。

さて、日にちが変わってきょう月曜日、西宮から関西学院大学の大学院生、平林頼さんがエスペーロを訪問してくれた。彼は先日の「フェアトレードinみのお」で講師を務めてくれた青年だ。彼もまたフェアトレードをビジネスとして成功させる戦略をテーマとしており、修士論文の題材としてエスペーロを取材してくれたのだった。

ところで先日の「フェアトレードinみのお」の様子がFMみのお「タッキー」のホームページにアップされていたので以下のURLでのぞいてみてください。 http://www.minoh.net/minohnow/log.php?date=201105151607


カレーを食べて被災地の復興を応援しよう!
2011/05/23(Mon) | 食品 | page top↑
カレーの壺3兄弟 スリランカのマリオさんから届く「カレーの壺」は食品の中でも人気商品です。

マリオさんは1994年以来17年間「第3世界ショップ」とパートナーシップを組んでフェアトレードを進めてきました。最初2000個のカレーから始まった事業は、今や250名のスタッフと128軒のスパイス農家に利益をもたらしています。

このたびの震災ニュースを受けて、マリオさんはいち早く第3世界ショップに支援の申し出をされましたが、そのひとつとして「カレーの壺やさい」を2500個無償で提供されました。今「カレーの壺やさい」をお買い上げいただくと、その卸価格がすべて被災地へ送られることになります。

「カレーの壺」未体験の方は、ぜひこの機会にお試しください。おいしいですよ~
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