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マカイバリ農園(インド)からのダージリン紅茶
2011/05/28(Sat) | 食品 | page top↑
PT紅茶 ピープルツリーのこの紅茶を見た時、大学の先生で農業に詳しいK先生が「インドのマカイバリ農園はダージリンの名門です。それで800円は安いです」と言われたことがありました。

そのマカイバリ農園のことが朝日新聞のシリーズ「ガンジーの国はどこへ」に出ていたのを、友人のMさんが切り抜いて教えてくれました。

記事を要約してご紹介しますと・・・

「マカイバリ茶園」では40年間、農薬、化学肥料を一切使わない。2003年、インド国内の紅茶の競りでは世界最高値をつけた。

茶園の4代目当主S・K・バナジー(63)はロンドン大学で学び23歳で帰国したとき、茶畑に雑草が生えず虫がいないことに気がつぃた。バナジーの父親は、農薬や殺虫剤を頻繁に使っていた。

バナジーは父親に内緒で自然農法を勉強し、肥料には牛フンや油かす、防虫にはハーブを試した。すると、茶木にクモの巣がはり、たくさんの虫がひっかかるようになって、紅茶の味もよくなった。

次に、茶摘みの女性たちが、午前4時に起きて森の木を切り、まきを集めるのを見て「彼女たちの仕事を減らせないか」と考えたバナジーは、自然エネルギーの実践者だったガンジーの「牛フンを発酵させてガスを得る仕組み」を導入した。人々は森の木を切ることをやめ、自分たちでガスを作り始めた。

バナジーは言う。「ガンジーがくれた答えはとてもシンプルだった。自然が幸せであること。それが、人間も幸せにするんだ」。

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