
このたびの日本での原発震災を受けて、ドイツではメルケル首相がいち早く原発全廃を宣言しました。ドイツの「緑の党」の力が大きかったと思います。
「みどりの未来」の招きで5月に来日したドイツ緑の党のジルビア・コッティング・ウールさんは「市民の力強い運動とそれを議会に持ち込む政党があれば脱原発は実現できる」と発言しています。
そこで「ないならつくろう、日本にも『緑の党』」というわけです。
きょう「みどりの未来」のHPからエスペーロのことを知って下さった男性のTさんが伊丹市から来店してくださいました。60代と思われるTさんは「私も残る人生はそう長くはないと思うので、なんとか少しでもよい社会を残すために自分にできることをしたい」とおっしゃっていました。木工芸や木彫教室をされているTさんとはいろいろと楽しいお話ができました。
これだけ悲惨な震災を体験した日本の社会が平和に変われるとしたら今しかないでしょう。イタリアも国民投票で90パーセント以上の人々が「原発にさよなら」を訴えました。次は日本です。これは誰かが言っている様な「集団ヒステリー」ではありません。冷静な判断です。