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7月11日(月)お母さんへのプレゼント
2011/07/11(Mon) | お店日記 | page top↑
つばめの巣がだめになってしまってちょっと落ち込んでいたけど、夕方エスペーロに来てくれた姉妹が元気をくれました。

ご近所の高校生Rちゃんと妹のKちゃんです。ふたりは10歳も年が離れた姉妹なのですが、とても仲がよくていっしょに店に遊びに来てくれます。「それだけ年が離れているとけんかにならないでしょ~」と言うと「そうでもないですよ」。

きょうはお母さんの誕生日なのでふたりでプレゼント選びです。「おねえちゃんはこれがいいと思うけどKはどう思う?」「お母さんこの色好きだよ」と楽しみながら相談しています。姉妹っていいですね。私自身も5女(5番目に生まれた女の子)で、いちばん上の姉とは10歳の年の差があるので、小さい頃はこんなだったかな~と思いながらふたりを眺めていました。

Peaceのキーホルダーとハートのししゅうマスコットに決まりました。お母さんは8時までパートのお仕事だそうです。ふたりのプレゼントをきっと喜んでくださることでしょう。
7月11日(月)さよなら、つばめ
2011/07/11(Mon) | お店日記 | page top↑
壊されたつばめの巣落ちたつばめの巣壊されたつばめの卵さあ、また新しい週の初めと思って店に着いて、いつものようにつばめの巣を見上げたら、ない!つばめの巣がないのです。視線を足元に。そこには無残にも落とされて壊れた巣が横たわっていました。巣の中には雛の羽毛が数枚残されていました。そして窓の桟には壊れた卵の残骸が・・・

ああ、かわいそうに。あんなにお母さんが一生懸命あたためていたのに。きっとからすの仕業にちがいありません。自然界のなんと厳しいことでしょう。

先日交通事故にあったつばめ(6月27日日記)は、親つばめだと思っていましたが、あとでよく考えてみると1回目の巣から巣立って間もない子つばめだったのかもしれません。まだ上手に飛翔できなかったのかもしれないと思いました。

夕方、数羽のつばめが窓の外で数回舞った後、飛び去って行きました。2度目の巣と卵を壊されたつばめのファミリーが、悲しみを乗り越えて(悲しみがあるのかどうかわかりませんが)、まるでさよならを言っているかのように、私には見えました。

「つばめの家族はね、旅立ちの前に電線に整列してありがとうを言うんだよ」と冗談を言われたお客さんがありましたが、整列こそしないけど、「また来年来ます。さよなら」と言っているようでした。
7月8日(金)お客様に支えられて
2011/07/08(Fri) | お店日記 | page top↑
Pさんは日本人男性と結婚しているタイ人女性。とても個性的なおしゃれさんで(高校生の娘さんの洋服をリフォームして着こなしたりする)50歳を過ぎているのにかわいくて、友人が多いのでよく新しいお客様をエスペーロに連れてきてくれます。Pさんはまた「紙芝居」作家でもあり、毎年箕面市の「紙芝居コンクール」(全国的に有名なコンクールです)に入選する実力者なのです。昨日はエスペーロが紙芝居の練習場になりました。日本の生活が長いPさんにとっても、日本語で演じるのはやはりなかなかむずかしいことのようです。明日の最終選考がうまくいきますように。

このように、エスペーロは紙芝居の練習場になったり、フラの練習場になったりするからおもしろいです。

Mさんは、私よりひとまわり若い女性ですが、なぜか話が合う、話していてうんうんわかるとうなずいてしまう、そして笑い転げてしまう、そんな友達です。「細く長く買うわね~」とエスペーロを支えてくれています。だんなさまは20歳年上のアメリカ人、そして私の英語の先生でもあります。国際結婚のおもしろさをいろいろ教えてくれます。ブログもかなり楽しい。blogs.yahoo.co.jp/donaldlovemidori/ 草木染めワンピース

M代さんもまた、エスペーロの開店以来、ずっと応援して買い支えてくださる友人のひとりです。「ともかく3年は続けなあかんで  ~」と。仕事帰りに寄ってくれてはいろいろ話がつきません。最近ではお互いに親の介護の話が多いですね。同年代なので話もよく合います。きょうはマネキンが着ていたオーガニックコットンのチュニックを気に入って買ってくださいました。裸になったマネキンに「次に着せるものを選んで」とお願いしたら「これがいいわ」と選んでくれました。
(ピープルツリー草木染めワンピース30%off 13,000円→9,100円)

夕方「こんにちは~」と入ってきたのは今年大学を卒業して京都のカフェで働いている青年シードル(なぜこう呼ばれるのか未だにわからない)。たしか7年ぐらい大学に在籍していたというツワモノです。先日借りていったDVD『おいしいコーヒーの真実』を返しがてらおしゃべりをしていきました。ひょんなことから先日我が家に1泊していったことから友達になりました。話しているときに若い女性がバリ島のアタバッグを選びに来られ、いろいろ迷っておられると「それ似合ってはりますよ~」と私より勧め上手。

いろいろなお客様に元気をもらってきょうも1日が終わりました。
巾着つきルームシューズ
2011/07/06(Wed) | 雑貨 | page top↑
ルームシューズネパリバザーロの巾着つきルームシューズです。プリントがかわいいコットン製で裏に一部水牛革が貼ってあります。 ふんわりとやさしく足を包んでくれます。サイズは23,5cm~24.0cm。

ルームシューズとしてはもちろん、旅行に持っていくと飛行機やホテルで役に立ちそうですね。

(巾着つきプリントルームシューズ 青&茶 2,940円) 

もうひとつは、タイからやってきた巾着つきトラベルスリッパ。タイ北部 に住む少数民族モン族の人々の手によって作られました。袋にもスリッパにもほんとうに美しいクロスステッチがほどこされています。手ししゅうの美しさです。
トラベルスリッパ
旅行だけでなく、たとえば学校の参観日などに持っていくと、お友達の目を引きそうですね。

(モン族トラベルスリッパ 2,300円)
7月6日(水)毛糸のご協力ありがとうございました
2011/07/06(Wed) | お店日記 | page top↑
リサイクルニットブログやメールでお願いしておりました毛糸や編み棒がたくさん集まり、きょう段ボール5箱ほど第3世界ショップに送ることができました。みなさまのご協力ほんとうにありがとうございました。

これらの毛糸は第3世界ショップの「ニットで仕事づくりプロジェクト」で活用されます。http://www.p-alt.co.jp/asante/pg386.html

私も編まれることなく何回か冬を越してしまった 毛糸たちとともに、かつて家族のために編んだセーターなどを入れました。なんとなく捨てがたかった子どもの小さい頃のセーターも、ここで生かしてもらったら嬉しいと思いました。

送料を古いセーター気にしてくださる方もあったのですが、愛知県に住む私の高校時代の同級生Y子さんが毛糸といっしょに送料をカンパしてくださいました。

Y子さん、実は先月自宅の駐車場で置き引きにあい、財布の中身をそっくり抜かれてしまって落ち込んでいたのですが、「・・・今、東北で震災に遭った人達は、全てを失い、流され、引き離され、どんなにか苦しい日々を送っておられることか・・・私の場合は私の不注意で腹を立てても仕方ないと言い聞かせることにしました・・・」と考えるに至ったそうです。それで毛糸といっしょに送料カンパも送って下さいました。Y子さん、ありがとう。

みなさんの善意で集まった毛糸は避難所や仮設住宅で被災者の人々の手によって編まれ、秋か冬には商品に生まれ変わってエスぺーロにもどってくるはずです。楽しみに待っていましょう。

7月4日(月)映画『森の慟哭』
2011/07/04(Mon) | お店日記 | page top↑
中井信介監督 先週1週間、十三の七芸で「監督と見る世界の今」と題して、パレスチナ、フィリピン、マレーシア、アメリカ、福島原発、モンゴルなどをテーマとした映画が日替わりで上映されました。優れたドキュメンタリー映画は、下手なハリウッド映画よりもよほどおもしろいというのが私の意見です。

その中で、昨日の「今岡良子と見るモンゴル、四季・遊牧」を見に行くことができました。www.geocities.co.jp/marebit/Nomad.html実はこの映画は6,7年ぐらい前に見たことがあります。8時間近い映画をお弁当ふたつで見るのですが、厳しいモンゴルの自然の中で自立して生きる人々の生き様が、見る者を少しも飽きさせません。それに、二度目を見ることで、そういうことだったのかとさらに理解を深める場面もありました。

前の日曜日に上映された中井信介監督のフィリピン、マレーシアの映画を見られなくて残念と思っていましたら、きょう、今岡良子先生が中井さんにお願いして阪大箕面キャンパスの授業に来てもらうということなので、私も授業にもぐりこんで中井監督の作品『森の慟哭』を見せてもらいました。(写真は中井監督)www.foejapan.org/forest/palm/dvd_01.html

マレーシアはボルネオ島のサラワク州。大資本が森林を伐採してアブラヤシのプランテーションを作ったために、それまで森とともに生きてきた先住民の人々が森を追い出され生活をおびやかされています。先住民の土地所有が認められていません。また、様々な植物や動物で豊かだった森が、アブラヤシという単一栽培になったために多様性が失われ、これまですべてを森に頼っていた人々が生きていけなくなっているのです。ヤシ油せっけんやバイオ燃料など一般消費者にはエコな商品として知られているアブラヤシのかげにも、このような問題が隠されています。

北タイの手織り布 同じような問題は中南米や北タイにもあります。エスペーロに北タイからやってくるこれらの布たちはそんな村で作られています。森林伐採で荒れ果てた村では、布を織ることで村おこしを図りながら、森林を復活させる努力をしています
。(北タイの草木染手織り布 3,300円)

パレスチナ・オリーブ
2011/07/02(Sat) | 食品 | page top↑
パレスチナ・オリーブ商品仙台のフェアトレード団体「パレスチナ・オリーブ」さんhttp://www.paleoli.org は、継続的にパレスチナを訪問、交流しながら、現地生産者のオリーブオイル商品を輸入して日本で販売しています。

イスラエル国内で困難な生活を強いられているパレスチナの人々とともに「平等に共存できる社会の実現」を目指しているからです。

先日、エスペーロへも新しいオリーブオイルが入荷しました。 低温圧搾、ノンフィルターの最高級のエクストラヴァージンオリーブオイルです。おいしいうえに、血液サラサラ効果もあるので、コレステロールが気になる方にはとくにおすすめです。(500cc1,950円、250cc1,228円)

黄色いキャップでリニューアルしてやってきたのは、キャロブシロップ。いなごまめという豆を煮詰めただけの自然の甘さでビタミン、カルシウム、鉄分なども豊富です。古代エジプトでは砂糖の代わりに使っていたとか。パンやヨーグルトにつけて。今の季節なら冷たい牛乳に入れるととてもおいしいドリンクになります。(150cc630円)

右下のびんはザータルというタイム系のハーブミックス。ザータルに、ごま、塩、シューマックというスパイスを混ぜています。パレスチナでは、オリーブオイルと一緒にパンにつけて食べるのが日常だとか。他にも、パスタ、ピザ、肉のソテー、魚のムニエルなど、工夫次第でいろいろな使い方ができます。(
80g505円)

そのザータルを使って作ったプリッツ風のお菓子が左下、ザータルスティックです。仙台の障害者福祉作業所コッペさんで作られています。ビールによく合うと評判です
。(90g400円)

ローストしていない乾燥させただけの生アーモンド。そのまま食べても、サラダのトッピングにしても、もちろんお菓子作りにも。(100g630円)

右上は食品ではありませんが、オリーブオイル石けん。一番搾りのオリーブオイルで作っています。肌になじみやすいオレイン酸、天然保湿成分のスクワレンやグリセリンを多く含んでいるので、洗い上がりがしっとりします。(120g420円)
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