
バナナはどこのスーパーでも入り口近くに置いて言わば「客寄せ商品」として安く売られるらしいです。もちろん赤字でしょう。それにしても安い。フェアトレード・バナナだったら300円はするでしょう。
チキータバナナは多国籍企業ですから、大々的にプランテーションを展開して農薬もバンバン使っているんだろうなあと思ってホームページをのぞくと、「化学肥料は使わず減農薬で」と書いてあり、しかも先日ご紹介したあのかえるマーク「レインフォレストアライアンス」の認証も取得しているのです。こうなると何を信じたらよいのかわからなくなります。
10円で買われたバナナを見ていると、バナナがかわいそうになります。このバナナに商品としての尊厳(!)はないのかなあ・・・と。きっとこのバナナは工場のように無機的に大量生産されているのでしょう。