おとといのブログに吉田拓郎の『唇をかみしめて』のことを書いたら、横浜に住む私の弟からすぐに反応がありました。弟はフォーク青年がそのままフォークおじさんになったような人で、今年買ったばかりの中島みゆきモデルとかいうギターを持ってフォーク酒場なるものに出入りしているようです。
弟に言わせると、この曲は「言わずと知れた名曲」だそうです。それでyoutubeに載っているライブを教えてくれましたのでご紹介します。どうぞ聴いてみてください。
2006つま恋コンサート(拓郎&かぐや姫)
弟に言わせると、この曲は「言わずと知れた名曲」だそうです。それでyoutubeに載っているライブを教えてくれましたのでご紹介します。どうぞ聴いてみてください。
2006つま恋コンサート(拓郎&かぐや姫)

この2枚、最近アマゾンで取り寄せて買いました。1枚は吉田拓郎。中でも一番の目的は『唇をかみしめて』という広島弁の歌です。
さばくもさばかんも 空に任したんよー
人がおるんよねー 人がそこにおるんよねー
選ぶも選ばれんも 風に任したんよー
人がおるんよねー 人がそこにおるんよねー
18歳で広島県を出て、広島弁を笑われて、そのうち転勤を重ねるうちに何弁をしゃべっているのかわからなくなった私ですが、今こうして拓郎の広島弁の歌を聴くと、その歌詞のよさもあって感動してしまいます。やっぱり原点はふるさとにあるのかな。
先日、友人のFさんがエスペーロに来てくれた時に、いっしょに聴いてもらいました。Fさんは山口県出身ですが、まあ似たようなものです。
もう1枚はビギン。ビギンの歌もどれもいいですね。『島人ぬ宝』はいつ聴いてもいいですが、今は『パーマ屋ゆんた』です。歌詞がとても哲学的です。
色を色をぬいても重ねても(ゆいさー)
髪の根っこは染まらんさ(でんさー)
だからパーマ屋があるわけさ
髪は髪は切ってもそろえても(ゆいさー)
同じようには伸びないさ(でんさー)
だからパーマ屋があるわけさ

コットン100%なので肌に心地よく、首に巻いても肩に羽織ってもおしゃれを楽しめます。エスペーロではテーブルのクロスとしても利用しています。
この万能とも言える布は、取り扱っているシャプラニールでも発売以来no.1のヒット商品だそうです。
1枚持つともう1枚ほしくなる、そんなガムチャです。
(68cmx176cm 900円 *900円は在庫限りです。現地での諸物価高騰のため9月入荷分から1500円になります。今がお買い求めのチャンス。)

バリエーション豊かな 柄を集めてパッチワークしてあります。内布をかさねて刺子をほどこしてありますので、強度も十分です。コットン製。インドより。
がま口パース 12x8x8cm ¥1,800
がま口ポーチ 24x12x6cm ¥3,800

ジュートの動物たちはいつもけなげでつつましく、やさしいのですが、今回加わったこのトナカイくん、なぜか心ひかれます。とてもおしゃれな色づかいなのに、何か自信がなさそうで、遠いところへ来てしまったという心細げな顔をしています。いつもそばに置いといてやりたいような・・・バングラデシュより。
(9x14.5cm ¥800)

トライバル(民族的)なムード漂うジャガード織りのバッグです。ジャガード織りは熟練の技術。アースカラーが秋から冬へ温かい雰囲気をもたらしてくれるでしょう。 ネパールより。
(50x33x22cm持ち手54cm ¥5,400)

ギンガムチェックのチュニックとワンピース。ギンガムチェックは永遠ですね。時代や年齢を問わず愛される柄だと思います。秋らしい落ち着いた色使いですが、デザインはキュートです。手織りコットン。バングラデシュより。
(チュニック¥5,900、ワンピース¥6,900)

民族的な香りの漂うおしゃれなワンピースです。黒地の裾に赤のジャガード織りがあ ざやか。手織りコットン、裏地つき。バングラデシュより。同じピープルツリーのトライバル(民族的)ペンダントを合わせてみました。
(トライバルワンピース¥11,000、ソープストーンのペンダント¥2,800)

1920から30年代にヨーロッパで流行したヴィンテージテイストのフラワーを現代風にアレンジ。華やかな女性らしさを演出します。 同じヴィンテージフラワーのトップもあります。オーガニックコットン。インドより。
(ヴィンテージフラワー・ワンピース¥8,900)

フェアトレードは大量生産ではないし、生産者も小規模生産者ですから、見込み量を試算して計画生産しないといけないのです。足りなくても困るしあまっても困る。
小売店の方もどれだけ売れるか見込めるとよいのですが、とくに私のようにまだまだ新米の店主にとっては注文はとても難しい作業です。
でも、難しいけど楽しい!のです。それは商品の力です。どれもすてき、かわいい、おしゃれ。どれも欲しくなることがこわいです。自分が欲しいというよりも、お客様に喜んで欲しいという気持ちです。そう感じる時、私も少し店主になってきたかなあと思います。

きょうは半日かかって届いた商品を開き、値段 をつけ、棚に並べました。洋服を着てみるのも楽しみです。その間来店してくださったお客様ともあれこれ商品を楽しみます。
きょうはカタログだけですが、明日は少し商品の写真もアップしたいと思います。

再度シサム工房の説明を引用させてもらいますと
ランバニ”と呼ばれる南インドの人々は、西インドのジプシーの末裔でその昔は村から村へ牛と共に塩を運び、旅をしながら暮らしていました。そのランバニの女性たちによって手刺繍されたフェアトレードNGO「Sandur/サンドゥール」のフェアトレード商品の数々。刺繍は、かつて女性が結婚する際の贈り物を飾るものでした。 美しい刺繍は、ランバニの人々が記憶の中で紡いできた旅の風景なのかもしれません。
フェアトレードの商品はいつも私の心をほんわかとしてく れるの

エスペーロのドアを入ったところに、天井からランバニのエコバッグを下げたら、まるで展覧会の絵のようになりました。そういうのをながめる時、少ししあわせになった気分です
(ランバニ刺繍携帯入れ¥735、髪ゴム¥420、ブローチ¥420、ポーチ¥1470、ブックカバー¥1470、エコバッグ¥2310)


私の父は年に一度だけ、シベリアの話をしてくれました。毎年同じなので家族はみんな覚えるほどでした。シベリアの寒さや厳しい労働などの苦しい体験だけでなく、作業に出て見つけた岩塩の驚くほどのおいしさというような話もありました。
シベリアに仮の墓標のまま残してきた戦友のお墓を建てたい、墓参りをしたいというのが父の生涯の希望でしたが、ソ連がペレストロイカで開国する少し前に、父は夢かなわずして亡くなってしましました。
抑留の経験を「シベリヤ日記」として記録しています。今度Y子さんに読んでもらおうと思っています。


佳子さんはもう80歳を超えていらっしゃいますが、二人のお兄様がA級戦犯とともに今なお軍人として靖国神社に祀られていることに耐えられず、合祀取り下げを求める訴訟を仲間とともにもうずいぶん長く戦われています。お兄様を早く軍隊から解放してあげたいという思いです。
佳子さんのお母様は晩年、淡路島へ移り住まれました。夏になると誰もいない土手のおおまつよい草の中に立って、「けいすけ~ひろし~」と二人の名前を呼ぶことがあったそうです。「ずーっと昔の夕暮時、遊び呆けている幼い二人を呼び戻したように」。
以前の日記でもお知らせした、東北被災地支援のイエローバンド、きょうホームページで見たら、すでに23,000個を売って860万円を集めたそうです。1個400円のリストバンドですが、数の力はすごいですね。このリストバンドについては、経費を除いたすべてが被災地支援にあてられます。エスペーロにも置いてありますので、どうぞ。(写真は「HOPE FOR JAPANのHPより)
詳しくは
http://hopefor-japan.org/

詳しくは
http://hopefor-japan.org/

エスペーロは小さな店なので、ましてや幟みたいな派手な目印もないので、わざわざ探して来ても通り過ぎてしまったりされることもあります。でも、きょうのお客様のアンテナはビビッと感度がよかったのです。奈良の方でしたが、実家の高槻に帰省されていて、箕面への用事でエスペーロの前を通りかかられて、あ、前に行きたいと思っていた店はここだと思って寄ってくださいました。
もともとフェアトレードに関心がある方でしたが、今年の冬ピープルツリーのチョコレートをネットで探していた時にエスペーロのことを見つけてくださって、心のどこかに残っていたのだそうです。それでも車で走りながらでも見つけてくださったのは、やはりおたがいに引き寄せる力があったのでしょうね。ちなみに、初めて来られる方は、この看板を目印にしていただくとよいと思います。
暑い中、箕面から自転車で来てくださった女性は、大のアジア好き、バリ好きで話が盛り上がりました。特にバリでは1ヶ月間滞在してマッサージの勉強をしたこともあるとか。バリ塩のクサンバの浜も訪ねたそうです。ひとりで、大阪弁でタクシーに乗るというツワモノです。旅先で知り合った国連職員の日本人が「自分はこんなにも勉強して英語を身につけたのに、あなたは大阪弁で乗り越えてしまう」と感心されたそうです。つながろうとする心があれば言葉の壁は乗り越えられるのですね。
80歳前後と思われるお母様と来店くださったAさん。先日に続いて2度目、いえいえ実は開店間もない頃一度ご来店いただいていました。お話していて思い出しました。エスペーロのマネキンは友人からいただいたものなのですが、友人の友人であるAさんは、エスペーロにあるマネキンをくださったご本人だったのです。「まあ、ここにいたのね」とマネキンを見て喜んでくださいました。お買物の後「ありがとうございました」と言うと「私の方がありがとうと言いたいです。このお店があることが嬉しいから」とホロッとくるようなお言葉。Aさんも以前フェアトレードの店をやりたいと考えていたことがあったのだそうです。
最近、鳥取からご両親を近くへ呼び寄せられました。お母様も「箕面はいいところですね。娘に連れられるままあちこち行っています」。母と娘がいっしょの光景はなぜかいつも いいですね。私も10年前の自分の母の面影を重ねてしまいました。

もともとフェアトレードに関心がある方でしたが、今年の冬ピープルツリーのチョコレートをネットで探していた時にエスペーロのことを見つけてくださって、心のどこかに残っていたのだそうです。それでも車で走りながらでも見つけてくださったのは、やはりおたがいに引き寄せる力があったのでしょうね。ちなみに、初めて来られる方は、この看板を目印にしていただくとよいと思います。
暑い中、箕面から自転車で来てくださった女性は、大のアジア好き、バリ好きで話が盛り上がりました。特にバリでは1ヶ月間滞在してマッサージの勉強をしたこともあるとか。バリ塩のクサンバの浜も訪ねたそうです。ひとりで、大阪弁でタクシーに乗るというツワモノです。旅先で知り合った国連職員の日本人が「自分はこんなにも勉強して英語を身につけたのに、あなたは大阪弁で乗り越えてしまう」と感心されたそうです。つながろうとする心があれば言葉の壁は乗り越えられるのですね。
80歳前後と思われるお母様と来店くださったAさん。先日に続いて2度目、いえいえ実は開店間もない頃一度ご来店いただいていました。お話していて思い出しました。エスペーロのマネキンは友人からいただいたものなのですが、友人の友人であるAさんは、エスペーロにあるマネキンをくださったご本人だったのです。「まあ、ここにいたのね」とマネキンを見て喜んでくださいました。お買物の後「ありがとうございました」と言うと「私の方がありがとうと言いたいです。このお店があることが嬉しいから」とホロッとくるようなお言葉。Aさんも以前フェアトレードの店をやりたいと考えていたことがあったのだそうです。
最近、鳥取からご両親を近くへ呼び寄せられました。お母様も「箕面はいいところですね。娘に連れられるままあちこち行っています」。母と娘がいっしょの光景はなぜかいつも いいですね。私も10年前の自分の母の面影を重ねてしまいました。