きょうは豊中市にある府立桜塚高校で「第1回土曜市民講座」がありました。以前箕面高校で土曜講座をされていたT先生が桜塚高校へ転勤されてからまた始められ、その第1回目のテーマとしてフェアトレードを選んでくださったのです。公立高校がこのように市民向け公開講座を開いてくださるのはとてもいいですね。
以前からつながりのあるT先生に相談されて、私が紹介した講師はNPO「シャプラニール関西」の遠藤絵理子さんです。バン グラデシュ現地での体験もあり、きょうもバングラデシュでのフェアトレードの状況をパワーポイントを使ってわかりやすく話してくれました。それからFTSN(学生のフェアトレード団体)の若者たちも3人、しっかりと報告してくれました。
遠藤さんの話の中でおもしろかったエピソードをひとつ紹介します。もう何年も前の話ですがシャプラニールのスタッフが現地の人たちにボールペンなどの文房具をプレゼントしたそうです(そういえばアジアへ行けばボールペンをあげると喜ばれると言われていた時代がありましたっけ)。人々はすごく喜んだのですが、翌日遠藤さんたちが市場へ行って見るとそれらの文房具がみんな市場に並べて売られていたというのです。そこで初めて遠藤さんたちは「物をあげるのはまちがいだ」と気がついたそうです。
会場では30名ぐらいの市民の方が話を聞いてくださいました。中にはフェアトレードという言葉を始めて聞く方もありましたので、きょうでまた少しフェアトレードが広がったかなと思います。商品も実際に見ていただこうということで、エスペーロとTIFA(国際交流の会豊中)が商品を販売させてもらいました。
遠藤さんの話を聞きながら、やはり一度現地を自分の目で見てみたいなと思いました。シャプラニールでは毎年ダッカへのスタディツアーを行っています。そのうちに是非行ってみたいものです。

以前からつながりのあるT先生に相談されて、私が紹介した講師はNPO「シャプラニール関西」の遠藤絵理子さんです。バン グラデシュ現地での体験もあり、きょうもバングラデシュでのフェアトレードの状況をパワーポイントを使ってわかりやすく話してくれました。それからFTSN(学生のフェアトレード団体)の若者たちも3人、しっかりと報告してくれました。
遠藤さんの話の中でおもしろかったエピソードをひとつ紹介します。もう何年も前の話ですがシャプラニールのスタッフが現地の人たちにボールペンなどの文房具をプレゼントしたそうです(そういえばアジアへ行けばボールペンをあげると喜ばれると言われていた時代がありましたっけ)。人々はすごく喜んだのですが、翌日遠藤さんたちが市場へ行って見るとそれらの文房具がみんな市場に並べて売られていたというのです。そこで初めて遠藤さんたちは「物をあげるのはまちがいだ」と気がついたそうです。
会場では30名ぐらいの市民の方が話を聞いてくださいました。中にはフェアトレードという言葉を始めて聞く方もありましたので、きょうでまた少しフェアトレードが広がったかなと思います。商品も実際に見ていただこうということで、エスペーロとTIFA(国際交流の会豊中)が商品を販売させてもらいました。
遠藤さんの話を聞きながら、やはり一度現地を自分の目で見てみたいなと思いました。シャプラニールでは毎年ダッカへのスタディツアーを行っています。そのうちに是非行ってみたいものです。
9月30日は、今週2度目の京都でした。京都は好きですから何度でも喜んで行きます。今回はシサム工房の展示会でしたが、例によって欲張って午前中は京都市美術館の『フェルメールからのラブレター展』 を見てきました。その話はここでは置いといて・・・
シサム工房は来年の春夏商品です。夏が終わったばかりなのに・・・という気もしますが、生産者の計画生産のために私たちも計画購入です。ああ、どれもすてきです。どれもほしいけどそうはいかないところがつらいところです。スタッフや他の小売店さんとあれこれ話しながら選んでいきます。楽しい時間です。
きょうは展示会だけではなく、「チカンししゅう」の作り手をまとめるNGO「カラティマク手工芸自助財団」のラリさんのお話会がありました。このNGOはインドのラクノーという都市にあり「インド農村部の人々と国際的ファッションビジネスとをつなぐ」のが彼らのミッションです。優れた技術を持ちながら市場とのつながりを持たないために苦労している生産者を組織化し、持続的な生計のチャンスを作ることを目的としています。ラリさんによると、ラクノーの特産工芸品であるチカンししゅうはなんと25万人もの人々が従事しているそうです。これはひとつの工芸品としては世界最大の手工芸技能集団の集まりだそうです。
そのチカンししゅうの美しさはためいきが出るほどです。私が感心したのは、ラクノーの歴史的建造物
(イスラムの影響を受けている)のモチーフをみごとにししゅうに生かしていることです。たとえばこの写真、見えると良いのですが、建物の窓の部分のモチーフを生かしたジャリししゅうというもので、特別の技 術を持った人しかできない技だそうです。
今、エスペーロにはクルタと呼ばれるチュニック丈のチカンししゅうブラウス(白、黒)があります。どうぞ見に来てくださいね。
お話会が終わったらみんなで屋上へ上がってカレーパーティです。雨上がりの空気がさわやかで、大文字山はすでに闇の中でしたが、おいしいカレーをいただきながらスタッフの人たちやラリさんとの楽しい話が続きました。
シサム工房は来年の春夏商品です。夏が終わったばかりなのに・・・という気もしますが、生産者の計画生産のために私たちも計画購入です。ああ、どれもすてきです。どれもほしいけどそうはいかないところがつらいところです。スタッフや他の小売店さんとあれこれ話しながら選んでいきます。楽しい時間です。

そのチカンししゅうの美しさはためいきが出るほどです。私が感心したのは、ラクノーの歴史的建造物

今、エスペーロにはクルタと呼ばれるチュニック丈のチカンししゅうブラウス(白、黒)があります。どうぞ見に来てくださいね。
お話会が終わったらみんなで屋上へ上がってカレーパーティです。雨上がりの空気がさわやかで、大文字山はすでに闇の中でしたが、おいしいカレーをいただきながらスタッフの人たちやラリさんとの楽しい話が続きました。