11月30日(水)ブログを1週間お休みします
2011/11/30(Wed) | お店日記 | page top↑
明日から8日までオーストラリアのシドニーへ行ってきます。10月31日のブログにも書きましたが、シドニーに住む私の姪のところに赤ちゃんが生まれました。世界で70億人目の赤ちゃんのひとりです。それで姉(つまり赤ちゃんのおばあちゃん)と私とで姪ファミリーを訪ねることにしました。

私がいない間のエスペーロはテリーがしっかりと(!)守ってくれているはずですので、どうぞみなさんご来店くださいね。

というわけでブログは1週間お休みいたしますが、帰国しましたらまた報告ブログを書きますので待っていてください。できたらシドニー市内のフェアトレードショップなども探訪してきたいと思っています。

では、行ってまいりま~す
11月29日(火)ピープルツリー展示会@福岡
2011/11/30(Wed) | お店日記 | page top↑
PT2012秋冬予約展示会 きょうは福岡日帰りで、ピープルツリーの2012秋冬予約展示会へ行ってきました。通常ならば神戸会場へ行くのですが、今回は日程が合わなかったのです。そこで当地の友人に会う楽しみをプラスして福岡会場を選びました。

商品を選ぶ時、まず直感でこれ!と思うものをピックアップします。そのあと価格をチェックして、本当にお客さんに買っていただけるかどうか、予算と商品と価格とのバランスを考えます。 そうするとどんなステキなものたちでも絞って絞って絞り込まざるを得ません。全体的に消費が冷え込んでいる中で、エスペーロもリスクを抱え込むことができないからです。むずかしいですね。

それから会場を後にして、福岡在住の友人ふたりと天神で落ち合い、久しぶりの再会に話が弾みました。その昔いっしょに子育て時代をすごした旧友たちですから、5,6年ぶりでも5,6日ぶりのように感じられます。それぞれに孫もできて、話題は親のことやら自分たちの老後のことになり、時の流れを感じます。

楽しい時間を過ごした後、帰りの新幹線の中でも眠ってはいられません。さっそくきょうの資料を取り出して、印象が鮮やかなうちに最終の注文品目を決定しました。ピープルツリーでは12月中旬には数をまとめて生産者に発注するそうです。そうやって計画生産が成り立つのです。

2012年の秋冬物もまたまたピープルツリーのセンスの良さが光ります。どうぞお楽しみに・・・と言ってもずいぶん先のことですね。
11月27日(日)児童労働について
2011/11/27(Sun) | お店日記 | page top↑
「ろうきん」イベント日曜日の午後、大阪市内心斎橋筋 の「ろうきんギャラリー」で途上国の児童労働を考える講演会がありました。

会場は若い人たちを中心に立ち見も出るほどの熱気でした。「途上国の少女・女性の労働問題」についてILOの取り組み報告、「バングラデシュの隠された児童労働」についてシャプラニール地域連絡会からの活動紹介、「日本の着物を使ってヨルダン、ラオスで洋裁訓練」をしている京都のリボーン・京都さんの取り組みなどが話されました。

会場の外ではにぎやかな心斎橋筋に面してフェアトレードの商品が販売されました。私はシャプラニールの販売のお手伝いで参加しましたので、他のスタッフといっしょに道行く人たちに声をかけましたが、人通りが多いからといって物は売れないものだということがよくわかりました。でも、会場で講演を聴いて出てきた人たちが、関心を持ってたくさん買ってくださいました。

そんなわけで、私は会場での話はあまり聴けなかったのですが、ILOの方が児童労働の話をされた時に「児童労働は貧困の連鎖を生む」と言われた言葉をぜひ多くの人に知ってほしいと思いました。貧しい人の子どもが学校へ行けないとちゃんとした仕事につけなくてまた自分の子どもを働かせることになる。だから「とにかく子どもを学校へ行かせる」ことが大切なのです。ここで言う「児童労働」とは15歳未満の子どもが学校へ行かないで大人のように働く労働で、家庭での手伝いなどは含みません。そして現在「児童労働」に携わる子どもたちは世界で2億人もいるのです。

世界中で使用されるサッカーボールの70%はパキスタン、インドで作られますが、ボールの縫製に多くの児童が働かされている事実が1990年代半ばから問題視され始めました。フェアなスポーツの世界の裏にアンフェアな労働があってはいけないというわけで、FIFAは1998年のワールドカップ以来児童労働で作られたボールは使わないと宣言しました。この時はベッカムや ジダンもキャンペーンに参加したということです。

ただ、今でもサッカーボールの児童労働はなくなっていません。長時間の無理な姿勢が子どもの体の成長に悪影響を与えたり、暗いところでの縫製が子どもの目を悪くしたりしています。
(写真はフェアトレードサッカーボールASPIROのホームページより http://www.aspiro.jp/index.html )


11月25日(金)イベント、ごあいさつ、ギフトにフェアトレード商品を
2011/11/25(Fri) | お店日記 | page top↑
ここのところ、イベントやごあいさつやギフトにフェアトレード商品をまとめてご注文くださるお客様が続いています。とても嬉しくありがたいと思っています。

たとえばMさんは本職ではないけれどもプロ並みにシャンソンが上手で、年に1回ピアノのあるバーでコンサートを開かれます。シャンソンの合間のトークも楽しく、さほど広くない会場内はいつも満席です。ワンドリンク付きのコンサートですが、いつも小さなお菓子がつくことになっていて、今年はエスペーロからネパリ・バザーロのクッキーをご利用くださることになりました。7種類のクッキーを全部自分でも試食してくださって「どれもおいしかったですよ~」。

会社員のM子さんは今回海外転勤が決まり、お世話になった同僚、上司、友人のみなさんにごあいさつがわりにと、ピープルツリーのチョコレートをたくさんご注文くださいました。ピープルツリーの50gチョコレートは8種類ありますが、パッケージの絵がどれもかわいいので、セロファン袋に入れて麻ひもで結ぶだけでかわいいプレゼントになります。

遠くに住んでいるけどいつもエスペーロを応援してくれている高校時代の同級生のNくんもまた、従業員さんたちへのクリスマスプレゼントにピープルツリーのチョコレート詰め合わせを選んでくれました。ちょっとした数です。それで私もパッケージに工夫をこらしました。どんな?というのは後日また。

これまでも、出産の内祝であるとか、退院後の快気祝いであるとか、結婚披露宴の引出物であるとか、そんな場面でご利用いただいたこともあります。これからの季節はたとえば年末のごあいさつにJVC(日本ボランティアセンター)の2012カレンダーと絵葉書 年カレンダーなどはどうでしょうか。収益が国際協力や東北の被災地のために使われます。

いろいろな節目を通してフェアトレードが多くの人々に広がれば嬉しいなあと思います。
カウチン風ベスト
2011/11/22(Tue) | 衣類 | page top↑
カウチン風ベスト赤 カウチンセーターやカウチンベストは、もともとカナダのカウチンインディアンが作ったのでそう呼ばれています。
このカウチン風ベストはネパールで作られています。Kala(カーラ)という生産者グループが作り、シサム工房を通してエスペーロにやってきます。カーラは、ネパール語でアートの意味なのだそうです。

ベースの色は染色していない羊さんそのものの色です。3本の糸で編んでいますので、とっても暖か。

ボタンを全部留めてもいいけど、オープンにして着ても、上のボタンだけはずして着てもかっこいいですよ。
カウチン風ベスト白 




ユニセックスサイズもありますから、ペアルックで着るのはいかがでしょうか。
 
(カウチン風ベスト M、ユニセックス ¥13,650)
「ラオスの森」ポーチ
2011/11/22(Tue) | 雑貨 | page top↑
「ラオスの森」ポーチ「クラフトエイド」http://craftaid.jp を通して ラオスの「カマ・クラフト」という生産者グループからやってきます。タグにつけられたカマ・クラフトの説明を引用しますと

1960~70年代のラオスの内戦後、難民としてタイの難民キャンプに逃れてきたモン族の人々は、現在もやせた土地での農業の他に現金収入のみちがほとんどありません。クラフトの製作は大切な現金収入になっています。

森に住む象、うさぎ、山羊、リス、鳥、それからこれは何だろうというような様々な動物たちが平和に暮らしている様子が、ていねいな手ししゅうで描かれています。

お客様の多くが「まあ、かわいい」と手にとってくださる頻度の多い商品です。ひとつとして同じ図柄でないのも魅力のひとつです。

モン族と言えば、思い出すのが クリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』という映画です。最初は反目し合っていた偏屈な老人と移民であるモン族の少年が心を通わせていく映画だったと思います。

老人は自分の遺産にしか興味がない自分の子どもたちよりもモン族の少年のことが気がかりになります。老人も元はと言えばポーランドからの移民、行きつけの散髪屋さんはイタリア系の移民、というふうにアメリカ社会の中の移民を描いていました。わりといい映画だったと思います。

(11cmx20cm ¥1,600)
11月17日(木)近所のお弁当屋さん
2011/11/17(Thu) | お店日記 | page top↑
エスペーロの開店は11時ということになっていますが、私はたいてい10時には店に行っています。表を掃いて店内を掃除して、入荷の商品があるときには、梱包を解いて商品をチェックして、値段をつけて棚に置きます。 午前中はあまりお客さんはありませんが、何やかやしているとあっという間にお昼です。

家からお弁当を持っていくこともありますが、最近すぐ近くにいいお弁当屋さんを見つけました。「あっとほーむ」http://www.ibuki-minoh.com/at/という精神障がい者授産施設がやっているお弁当屋さんです。1食でも配達してもらえるし400円なのにとてもおいしい。それで、まわりの人たちにも宣伝しています。

ところで、どうして「授産施設」と 言うのでしょうね。とても古びた日本語のように思えます。もっとスマートで明るい呼び方はないものでしょうか。「あっとほーむ」では精神障がい者と健常者の人たちがいっしょに働いているようで、ひとりで配達に来たりふたりペアで来たりされます。でも健常者なのか障がい者なのかよくわからないこともあります。前からときどきエあっとほーむのお弁当スペーロに来てくれていた人で「ちょっと変わった人だな」と思っていた青年がいましたが、ある日彼がお弁当を配達してくれて「ああ、ここで働いていたんですか」と言ったことがありました。

そう考えてみると精神障がい者と健常者の間にははっきりした境目がないのかもしれません。「心の病」はだれにでもやってくる可能性があります。「あっとほーむ」も心の病があるために社会になじめない人たちが訓練したり働いたりしている場所なのです。

きょうもおいしくいただきました。ごちそうさま。
フェルトの小物たち
2011/11/15(Tue) | 雑貨 | page top↑
フェルト1やっと寒さを感じる日々がやってきました。寒いのはいやだけど寒くないのも心配で落ち着きません。やはり例年通りというのがいちばんかもしれませんね。

寒くなるとフェルトの小物たちががぜん活躍します。かわいくて暖かくてなごみます。私は作ったことがありませんが、フェルトを作った人の話を聞くと、毛糸を伸ばして洗剤で固めて・・・と なかなか手間がかかる作業だそうです。これからご紹介するフェアトレードのフェルト商品は、ほとんどがネパールから届けられています。

左の写真の円形は、鍋敷き(直径16cm¥1,890)とコースター(直径9cm¥840)です。小さなフェルトボールをつないでみごとな円形になっていますね。こんなのでお茶を飲むと冬の夜も暖かそう。

瓶の中にはいっているのは直径2cmほどの大きめのフェルト玉。グラスに入れておくだけでもきれいだしブローチなどのアクセサリーにしてもいいですね。(1個¥52)

その左はロングペングリップ。鉛筆やフォーク・スプーンにつけて使います。手触りが柔らかくなります。(¥367)

一番下は小物入れ。携帯やデジカメにぴったりのサイズです。(¥1,365)
フェルト2
右の写真は後ろからうさぎの置物(またはエッグコージー)(¥950)とぶらぶらドッグ(¥1,890)。

くまのパースは愛らしい顔をしています。(¥1,470)


3色のうさぎは実はキーカバーです。中に鍵をつけるリングがついています。(¥1,470)

フェルトの髪ゴムは人気でこのひとつだけ残っています。(¥892)

右側の緑色はキーケース。コロンとかわいいあおむしくんがついています。ワイン色もあります。(¥1,500)

手前はフェルトのポーチ。丸い方は直径12cm。(¥1050)ワイン色の方はもう少し大き目で茶色もあります。(¥1,260)

そうそう、写真にはありませんが、フェルトのスリッパもありますよ。

いかがでしょう、あなたのお気に入りは見つかりましたか?


 
11月15日(火)鳥取からのお客様
2011/11/15(Tue) | お店日記 | page top↑
朝一番に店のドアを引いて入ってきた中年男性のお客様がありました。男性1人のお客様というのはめずらしいのでアレッと思いました。外には大きなバイクがとめてあります。

お話を聞くと、鳥取市でオーガニック、フェアトレードの店をされている方でした。これから名古屋の友人を訪ねつつ、東京までバイクで行かれるのだそうです。東京ではねんど化粧品の「ボディクレイ」さんやオーガニック、フェアトレードのお店を訪ねるのが目的のようです。

鳥取市でもご多分にもれず郊外型の大型ストアーが進出し、街の中心部で衣料品店をされていたWさんのところも従来のやり方ではたちうちできなくなりました。そこで3年前にオーガニック、フェアトレードを基本にしたお店として再出発したということでした。3年間の試行錯誤の後、今やっと少し道筋が見えてきたかなあと言われていました。

世の中が安い物志向に傾いていること、そんな中で小売店は個性を出して意識の高い人をひきつけなければやっていけないこと、3.11以降社会は生活の見直しを迫られていること、今は持続可能な自然にも人にも優しい生活へと切り替えるチャンスであること、などなど、さまざまな悩みも含めて、小売店同士話は盛りあがりました。

「(店のやり方など)なんかまだもやもやしてます」というWさんは、東京への行脚の中できっと何か解決の糸口を見つけられることでしょう。Wさんのひたむきな求道精神(!)に触れて、私はまだまだ努力が足りないなあと反省した朝でした。
11月12日(土)シャプラニール活動報告会と村上真平さん講演会
2011/11/12(Sat) | イベント | page top↑
きょうは梅田でシャプラニール関西主催の集まりがありました。

シャプラニール =国際協力市民の会http://www.shaplaneer.org/は日頃エスペーロがフェアトレード商品の仕入れでお世話になっている国際NGOですが、東日本大震災直後からは被災地へ入って支援活動にも取り組んでいます。内山さんを中心とするシャプラニールのスタッフは、現地NGOに協力して生活支援物資の提供やがれき撤去のボランティアコーディネートをしていくうちに、被災者の人々が精神的にひじょうに病んでいることを痛感し、いわき駅前で「ぶらっと」という交流スペースをつくりました。

避難によってちりぢりばらばらになってしまった人たちが「ここへ来れば話す人がいる。情報もある。元気が出る」という場所です。ときどきイベントも行われます。福島県は浜通り、中通り、会津と3つの地域に分かれますが、それぞれ文化がちがうため、沿岸部から一度会津へ避難した人もまた浜通りへもどってくるのです。その場合いわきへ戻ってくる人が多いということです。そのため、シャプラニールはいわきをポイントに定めて支援をしています。
村上真平さん
後半は村上真平さんのお話でした。3.11に大揺れが来た時から3.12の未明に飯館を出て行くまでの刻々とした状況の変化 はあまりにリアルで聴く者の胸に迫りました。村上さんはシャプラニールを初めとする国際協力NGOで約20年間働いた後、「自然を収奪せず人を搾取しない」生き方を実践するために飯館に入植し、着々とエコビレッジづくりを実現させていました。

飯館はほんとうに美しい、湧き水のおいしい、自然農法でおいしい農産物がとれる場所でした。自然の中においておけば子どもたちはいつまでも遊ぶので、こんな楽な子育てはなかった、そうです。村上さんの奥さんはマクロビオティックを実践する調理師さんで、村上さん手づくりの木造レストランでほんとうにすばらしいお料理やお菓子を作られていました。数年前には石焼窯もこしらえてピザやパンを焼くまでになっていました。子どもたちの農業体験イベントをやったり農業研修生をたくさん受け入れたりしていました。このようにひとつひとつ夢を実践に移していたのです。

それらの夢や夢の成果を、放射線のせいですべて台無しにされて、どれほど無念で悔しかったことだろうと思います。ましてや、村上さんはチェルノブイリ以来ずっと原発反対の立場で活動されていたのです。もっともっと怒ってもよいと思うのですが、村上さんは冷静におだやかに淡々と「原発はまちがっている」ことを話されます。

避難した後、飯館にはもう帰れないとはっきりと決断し、また別の場所でエコビレッジ作りをするつもりだったそうです。しかし、あちこちから講演を頼まれ、話をしてみると聞く人の共感の気持ちが自分を元気にしてくれることにも気がつき、来年の3.11まではできるだけ被害の「証人」として話をすることにしたと言われました。

村上さんの話はほんとうに感動します。機会があればぜひどこかで聴いてほしいと思います。
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