
このカウチン風ベストはネパールで作られています。Kala(カーラ)という生産者グループが作り、シサム工房を通してエスペーロにやってきます。カーラは、ネパール語でアートの意味なのだそうです。
ベースの色は染色していない羊さんそのものの色です。3本の糸で編んでいますので、とっても暖か。
ボタンを全部留めてもいいけど、オープンにして着ても、上のボタンだけはずして着てもかっこいいですよ。

ユニセックスサイズもありますから、ペアルックで着るのはいかがでしょうか。
(カウチン風ベスト M、ユニセックス ¥13,650)

1960~70年代のラオスの内戦後、難民としてタイの難民キャンプに逃れてきたモン族の人々は、現在もやせた土地での農業の他に現金収入のみちがほとんどありません。クラフトの製作は大切な現金収入になっています。
森に住む象、うさぎ、山羊、リス、鳥、それからこれは何だろうというような様々な動物たちが平和に暮らしている様子が、ていねいな手ししゅうで描かれています。
お客様の多くが「まあ、かわいい」と手にとってくださる頻度の多い商品です。ひとつとして同じ図柄でないのも魅力のひとつです。
モン族と言えば、思い出すのが クリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』という映画です。最初は反目し合っていた偏屈な老人と移民であるモン族の少年が心を通わせていく映画だったと思います。
老人は自分の遺産にしか興味がない自分の子どもたちよりもモン族の少年のことが気がかりになります。老人も元はと言えばポーランドからの移民、行きつけの散髪屋さんはイタリア系の移民、というふうにアメリカ社会の中の移民を描いていました。わりといい映画だったと思います。
(11cmx20cm ¥1,600)