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12月9日(金)シドニーのフェアトレードショップ
2011/12/09(Fri) | お店日記 | page top↑
oxfam入口シドニーにあるフェアトレードショップを訪ねてきました。Oxfam(オックスファム)shopというイギリス発祥のフェアトレードショップです。シドニー大学のそばのブロードウエイ・ショッピングセンターの1階にありました。クリスマスシーズンとあって、たくさんの人でにぎわっていました。

アイテムとしては雑貨が中心のように思いました。エスペーロにあるのと同じ物もありました。ネパールからやってくるアイピローやリストピローです。パレスチナのザータルもありました。衣料品はあまりなくて、変わったところではベトナムの陶器がたくさんありました。

「日本でフェアトレードショップを開いている」と言うと、親切な店員さんがいろいろと話し相手になってくれました。「たくさんお客さんがあっていいですね」と言うと「ここはロケーションがいいでしょ。それにオーストラリアはフェアトレードへの関心が高いんです。日本はどうですか」と逆に聞かれました。私もいくつか買物を楽しみました。

天井から下がっているキャッチコピーにはoxfam店内 "BE A STAR WITH GIFTS THAT GIVE TWICE”と書いてあります。これはいい、これをエスペーロでもいただこう、と思いました。

それで、帰国後エスペーロの黒板に次のように訳してみました。

2人を幸せにするフェアトレード・ギフトです
1人は贈る相手の方
もう1人は・・・世界のどこかで貧困からの自立を目指す生産者の方
2人に幸せをはこぶフェアトレード・ギフトを!

年末年始にかけて贈り物をすることが多い季節ですが、1人よりも2人あるいはもっと多くの人を幸せにするフェアトレードの贈り物を選んでいただけたらなあ、と思います。
12月9日(金)シドニー旅行報告
2011/12/09(Fri) | お店日記 | page top↑
マルチカード12月1日から8日までオーストラリアのシドニーへ行ってきました。姉の娘、つまり私の姪に子どもが生まれて(10月31日生まれ、世界で70億人目の子どもの1人です)、その子に会いに行くというのが姉と私の第一の目的でしたが、シドニーの街もあちこち“おのぼりさん”してきましたので、少しご紹介いたします。

まず、この黄色いチケットはマルチカードと言いまして、41ドル(約3,500円)ですが、これ1枚あれば1週間、バス、電車、フェリーに乗り放題という、まことに便利でお得なカードです。私たちはこのカードを使って、動物園、植物園、美術館、シドニー大学、ショッピング、ビーチと毎日精力的に歩き回りました。オペラハウス

シドニーと言えばそのシンボル的な存在としてオペラハウスが有名ですね。これはフェリーから写したオペラハウスです。こ の日はまだお天気がよかったので空も青いです。「まだよかった」と言うのは、次の日から雨続きで肌寒く、うん?私たちは夏のシドニーへ来たはずなのに・・・と思う毎日でした。日本を出る時に着ていたニットのジャケットが手離せなかったのです。この天候はだれに聞いてもまったく「異常」だそうです。ツアーで訪れたワイナリーでは、これ以上雨が降ったらぶどうがだめになると心配そうでした。 
 
 街の中心はシティと呼ばれて、タウンホール(市役所)は写真のように古く堂々とした建物です。デシドニータウンホールパートや銀行や会社が立ち並び、活気に満ちています。オーストラリアは移民の国と言われるように、シティを歩いているとほんとうに多国籍で、私たちのような観光客を差し引いてもなお多国籍な顔ぶれであろうと思われます。並んでいるレストランもメキシカン、タイ、日本、中国、イタリアなどなど、世界を味わえます。街の人々はフレンドリーで、私たちが立ち止まって地図をながめていると「大丈夫?」とか「どこへ行くの?」とか何度か声をかけてくれる人がいました。そんな人たちも多国籍の顔ぶれでした。その多国籍の雰囲気は、旅行者にとってはとても居心地のよいものでした。
公園のうさぎ
姪の家族が住んでいるのはシティからバスで30分ほどの郊外ですが、毎日バス停まで抜けていく公園にこんなかわいい動 物たちがいるのです。野生のうさぎたちです。街路樹には鮮やかな色をしたレインボー・ロリキートという鳥が花の蜜を吸っていました。動物園に行かなくても街の中に小動物たちがレインボーロリキート いるんですね。特に鳥はあちこちで見ました。街に緑が多いからだと思います。

毎日、帰リ道のスーパーに立ち寄っては食材を買い、夕食を作りました。野菜、果物、チーズなどが豊富でおいしかったです。

なんだかいいことばかり書きましたが、これは日本の方がいいなと思ったのは、交通機関の案内です。バスに乗っても停留所の案内が一切ないのです、表示もアナウンスも。それで運転手さんに「○○へ着いたら教えてください」と頼んでおいても忘れられたりするので、しっかり目をこらして外を見ていなければなりません。この点は日本の公共交通機関の方が、多少うるさ過ぎるとはいえ親切だと思いました。

日本へ帰国する時、シドニーから国内線でゴールドコーストへ行き国際線に乗り換えるのですが、この日はゴールドコーストが激しい雨で飛行機が降りられず、少し北のブリスベンに着陸してしまいました。それで、そこからチャーターバスでゴールドコーストまで引き返すというハプニングのおまけつきでした。このように最後まで天候には恵まれませんでしたが、それでも私たちにとっては忘れられない楽しい旅になりました。


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