
ジャジャーン!きょうは特大写真でのご紹介。『火焔』という名前のランプです。
このランプシェード、アイアンとバリ島からのバナナペーパーで作られています。
バナナという植物は実を収穫してしまえばあとは枯れるだけ。これまで捨てられていたバナナの繊維を紙や糸にするエコな取り組みが広がっています。木を切ってしまえば環境を壊してしまい、次に木が育つまでにはまた何年もかかります。でもバナナなら1年もしないで次が育つのです。これを利用しない手はありません。
バナナペーパーは繊維が美しく照明を受けてあやしく輝きます。友人のデザイナーさん特注の1点ものです。お部屋や廊下の間接照明にするときっと雰囲気も変わることでしょう。照明器具が付いていますので、すぐにお使いいただけます。
(バナナペーパーのランプー照明器具付き 高さ約30cm ¥9,000)
なお、バナナペーパーだけの販売もあります。(45cmx60cm 1枚¥500)
ころりんとしたフェルト玉がかわいいですよ。お好きな天然石やビーズの組み合わせもOK。
A.ネックレスとイヤリングorピアス
B.ネックレスとストラップ
からお選びください。
日時: 2012年1月28日(土)14:00~16:00
場所: エスペーロ店内 狭いのでごめんなさい5名様まで
講師: 天然石FROMS 阪本美佐さん
参加費: 2,500円 (材料費、お茶・ケーキ込み)
お申込み: エスペーロ 斎藤まで
tel&fax 072-728-1221
mail: info@espero-osaka.com
店舗 箕面市粟生外院6-2-41

箕面市国際交流協会、通称MAFGAとの関わりは長く、2003年にバリ島から帰国したあと、私に何かできることはないかなと訪ねて以来、通訳翻訳グループのボランティアとして楽しい活動をした場所です。
今はなかなか協会へ行くことができませんが、イベントなどではよくお世話になっています。
きょうは、どうしてフェアトレードの店をやるようになったのか、に始まり、何が売れるか、どんなお客さんが来てくれるか、果ては私たち夫婦がどこで知り合ったのかまで、質問攻めにあいました。
でも、大半がフェアトレードに関係ない話で盛り上がってしまいましたので、だいじょうぶかな、ちゃんと記事にできるかな。MAFGAの機関紙『めろん』2月号を乞うご期待です。MAFGAは国際理解、多文化共生、外国人市民の人権保障などを柱に、たくさんのボランティアで様々な活動をしている場です。ホームページものぞいてみてくださいね。
今年は「2012年問題」というのもあって12月21日(マヤ文明が滅びた日)が地球滅亡の日だそうです。ある友人に言わせると、パンデミックが起こって地球上の人口が大幅に減るのかもしれない、そうです。しかしまあ、これまでも○○○○年問題というのは何回かあってそれぞれ無事通過してきていますものね。
そんなことを思いながら初詣でおみくじを引くと、なんと今年は「凶」と出ました。「げっ!」と言いながらおみくじをたたみなおしていると、私の後ろでご夫婦が「まあ、凶だわ」と二人して凶を引いて驚いておられます。実は私は数年前にも凶を引いて、でも平穏な年でしたのでそれを教えてあげましたら、少し安心されました。それにしてもこの神社、凶が多すぎ?
でも、おみくじで凶を引いた方、ご安心ください。年末にKO勝ちしたボクシングの井岡選手は去年今年と2年連続「大凶」だったそうですよ。

Fさんは12月に2週間、息子さんが住むネパールの田舎を訪ねてきたばかりです。息子さんはネパール人の奥さんと二人で農業を営んでいますが、農閑期には奥さんのティンさんが作る手芸品の販売にも取り組んでいます。
私はまずこのビビッドカラーのキャップに惹かれました。ポップでかわいくて楽しくなるコットンのキャップです。

ウールニットのキャップはこちらです。今の季節はまだこ ちらがいいかもしれませんね。
息子さんのM人さんが書かれたニュースレター「ネパール・ほっとでーたー」から抜粋させていただきますと・・・
手仕事の季節
ネパールでは、日本の年末年始というような実感が全くない日常です。稲の刈入れも終わり、寒さが増すこの季節。日中、軒先でミシンを動かす人、チャルカ(紡毛機)を回し羊毛を紡ぐ人、ワラでムシロを編む人を見かけます。
農作業が比較的少ないこの季節、ティルさんが日本向けにハンディクラフトつくり(縫製・編み物)をして収入を得ています。
既に知っている人は、農業しながらハンディクラフトで「お小遣い」を稼いでいると思われているかも知れないのですが、実際にはハンディクラフトで得られる収入の方が圧倒的に多く、農産物で得られる収入の方がお小遣いなのです。プロ農家と名乗るには力不足の僕たちは、農業しながらいろんな方法で生計を立てる手段を模索しています。
M人さんを訪ねたFさんの話では、ネパールの電力不足は日常茶飯事なので、昼間は電気を使わずに窓辺や外で仕事、食事の煮炊きには電気を使わないで、牛糞から取ったメタンガスなどを利用しているそうです。M人さんは日本で農業の勉強をしていた時にネパールからやはり農業を学びに来ていたティルさんと出会いました。Fさんのお話を聞きながら、ネパールの田舎で自給自足に近いサステイナブルな生活を送る若いご夫婦に思いを馳せました。
(コットンキャップ ¥1,500、 ウールニットキャップ ¥2,000)

東日本大震災に遭遇した2011年は、自然の脅威におののき、犠牲の大きさにうなだれ、原発の理不尽さに憤りを爆発させた1年でした。だれもがこの事態に対して自分に何ができるのかを考えあぐねた1年でもありました。
フェアトレードは途上国の生産者が貧困から自立できるよう産品を継続して買う貿易ですが、今、被災地にフェアトレードと同じ手法が生かされつつあります。被災地に仕事をつくり産品を買う国内フェアトレードです。
国内外を問わず、人が人として尊厳を持って生きられる社会をめざして、今年もまたエスペーロは微力ながら歩んで参りたいと考えております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2012年初春 エスペーロ 斎藤和子 斎藤輝久