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1月31日(火)エスペーロが明るくなりました
2012/01/31(Tue) | お店日記 | page top↑
照明 昨日、職人さんにお願いして棚下に蛍光灯をつけてもらいました。

これまで、昼のうちはよいのですが夕方になると天井の照明だけでは不十分で、棚の奥の方が暗がりになっていたのです。

昨日棚の商品を全部下ろして工事してもらい、今朝また戻しました。けっこう大変でしたが、ついでに棚の整理もできてよかったです。

これからは奥の方にある商品もよく見えます。みんなに公平に光を当ててあげなくてはね。
フェルト玉でアクセサリー(1月28日)
2012/01/29(Sun) | イベント | page top↑
1 エスペーロ店内で「フェルト玉でアクセサリー」のミニワークショップを行いました。4名のお客様が参加してくださいました。フェルト玉はネパールからのフェアトレードです。
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講師で来てくださったのは「天然石FROMS」 http://homepage2.nifty.com/froms/ の阪本美佐さん。持参してくださった天然石やビーズをフェルト玉と組み合わせてネックレスやストラップなどを作るのがきょうのワークショップです。
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まず、みなさんがそれぞれフェルト玉の中から好きな色を選びました。占星術や風水、カラーセラピーも行う坂本さんが、選んだ色の組み合わせを見て「あなたは今○○○と思っていますね」とか「心の中に○○○な気持があります」と言われるので、みんな「きゃあ当たってる」とか「読まれてますねえ」とか、作る前にひとしきり盛り上がりました。

フェルト玉にピックで穴を開けてコードを通す作業も、初めのうちは少し苦労していましたが、2個3個とやるうちにみなさんどんどん上手になっていきました。先日熟年世代に同じワークショップを行ったばかりの阪本さん、「きょうの生徒さんは飲み込みが早いです。若いせいかなあ」(ちなみに私4はこ の日は生徒に入っていません。ホッ)。

途中でお茶とお菓子の時間もとって、おしゃべりしながら楽しい2時間でした。できあがりを見たら色もデザインもそれぞれ個 性があっておもしろい。みなさん満足して笑顔でワークショップを終わりました。参加してくださったみなさん、ありがとうございました。阪本さん、ありがとうございました。

(フェルト玉 1個¥52 10個で1個おまけつき)
1月26日(木)ラッピング教室
2012/01/26(Thu) | お店日記 | page top↑
ギフトディスプレイ  きょうは開店を少し遅くさせてもらって、ラッピング教室に行ってきました。以前イベントで知り合ったHさんが、懇切ていねいに初歩から教えてくださいました。ほんとうに楽しい時間でした。

エスペーロにはプレゼントに最適の雑貨がたくさんあります。簡易包装とはいえ、なるべくすてきに見えるように包んであげたいと思います。

ダミーのプレゼントを店の表にディスプレイしてみました。本当はもっといろいろバリエーションを教えてもらったのですが、実用に至るまではまだまだ練習が必要なようです。

バレンタインデーが近いですね。今年のバレンタインデーにはぜひフェアトレードチョコレートをお選びください。価値がいちだんと上がります。同じ贈るならフェアトレードチョコレートを!

500円以上のバレンタインギフトにはハートチョコレート2個のおまけつきです。今年のバレンタインデーが、贈る相手だけでなく世界のどこかの人々に思いをはせる日になりますように・・・
早春の装い
2012/01/25(Wed) | 衣類 | page top↑
手刺繍コートワンピース ピープルツリーの2012春夏商品にさきがけて、2012早春ファッションが届き始めました。

ここ箕面では昨日も雪が降ったというのに、ファッションの世界ではもう春なのですね。

でも、このコートワンピースはほんとうにすてきです。展示会でまず私の目にとまりました。手織り布のナチュラル感、ほんのりピンクベージュの草木染め、胸の下と袖口にほどこされた手ししゅうの豪華さ。どれをとっても一押しのアイテムです。

バングラデシュのタナパラ・スワローズという生産者団体から送られてきました。タナパラ・スワローズについて ピープルツリーのホームページから抜粋してご紹介しますと・・・

タナパラ・スワローズが活動を始めたのは1970年代初頭。1971 年のパキスタンからの独立戦争で、バングラデシュ北西部のタナパラ村の成人男性200人は皆殺しにされました。一家のコートワンピースの刺繍働き手を失った女性たちを支援するプロジェクトとして、スウェーデンのNGOによってタナパラ・スワローズが設立されました。

スワローズでは、フェアトレードで得られる収益によって学校を運営したり、女性のための知識向上、法的支援、衛生・医療など多くの地域発展プロジェクトを行っています。 そのひとつである水質検査のプロジェクトでは、井戸水のヒ素汚染の対策として、住民が危険な水を飲むことを避けられるよう、7,000の井戸の水質検査を行いました。 またスワローズでは、貧しい家庭の子どもたち600人以上が無料で教育を受けている小学校を運営するほか、職人の子どもたちが通う託児所も運営しています。

スワローズの生産プロジェクトの売上のうち、ピープル・ツリーからの発注が7割以上を占めています。スワローズの製品をお買い 上げいただくことが、農村の生産者とそのコミュニティの支援となります。

ワンピースで着てもコートで着てもおしゃれです。春風の中をさっそうと歩いてください。

(手ししゅうホワイトリーフ・コートドレス コットン100% ¥9,900)

 


1月20日(金)商売をするということ
2012/01/20(Fri) | お店日記 | page top↑
20120120店内 昨日今日と雨続きです。久々の雨なので潤ってよいのですが、お客様はさっぱりです。そうよね、私だってこんな雨でおまけに寒い日は外には出たくないものね・・・と思いながらもだれかを待っています。

昨日は釣り帰りの若者が立ち寄ってくれました。職業は左官さんなのですが、雨で仕事がなくなったので釣りに行ってきたのだそうです。そうか、雨でできなくなる仕事もあるんですね。

きょうはきょうで常連さんが寄ってくれて「ニッパチ(2月と8月)はあかん、というけど1月もあかんか」となぐさめてくれます。 「みんなね、クリスマスとお正月でお金を使いすぎたのよ」と分析してくれる人もいます。

ふるさとの私の実家は父の代からの薬局でしたが、ドラッグストアーの波に押されて数年前に店を閉じました。「店を開けていると開けているだけストレスなのよ」と姉が言っていたのを思い出します。その他にも商売をしている友人、知人からは同じような悩みを聞きます。

店を開いてたかだか2年の私が言うのもなんですが、商売とはかくもむずかしいもののようです。されど、くさらず、あきらめずがんばるしかないですね。写真はきょうの店内です。
1月19日(木)『ニットプロジェクト』がNHKテレビで紹介されました
2012/01/19(Thu) | お店日記 | page top↑
1月12日の日記でご紹介しました「ニットプロジェクト」が6日のNHKテレビ『おはよう日本』で紹介されていたことがわかりました。

こちらのメディアプレーヤーから見られますので、どうぞごらんください。

 http://www.p-alt.co.jp/asante/vtr/20120106.wmv
1月14日(土)『脱原発世界会議』@YOKOHAMA
2012/01/15(Sun) | お店日記 | page top↑
脱原発世界会議 1月14、15日の2日間、横浜で『脱原発世界会議』 http://npfree.jp が開かれました。会議の実行委員長である吉岡達也さんはこの会議の目的を「福島の方々への具体的支援を生み出し、原発のない未来を築く一歩として、国の枠を超えた行動へと発展すること」と述べています。

参加者は2日間で11,500人、私が参加した14日は6,000人だったそうです。開会イベントが行われた大ホールは3,200席が満席。幸いにも私は前から5列目に座ることができました。会場はまず全員起立して震災被害者の方々へ黙祷を捧げました。

登壇者は、震災以来テレビに出ずっぱりの環境エネルギー専門家飯田哲也さん、前福島県知事の佐藤栄佐久さん、欧州議会から緑の党のレベッカ・ハルムスさん、オーストラリア福島の子どもたちでウランの採掘に反対しているピーター・ワッツさん、広島被爆医師の肥田舜太郎さん、原発の輸入に反対するヨルダン国会議員のモオタシム・アワームレさん、と国内外からほんとうに内容の濃い発表が行われました。

飯田さんは「脱原発は(思想的に)右とか左とかの問題ではない。前へ進むだけだ。自然エネルギーと経済が結びつけば必 ず前へ進める」。レベッカ・ハルムスさんは「フクシマの後、ドイツは一晩で脱原発に方向転換した。日本でできないはずがない。政治家へ圧力を」。90歳を越える肥田医師は力強い声で「みんなでがんばりましょう!」。フクシマから避難した子どもたちも登壇して「ぼくたちは生きたい!」と訴えました。

ソーラー・クッカー ホールの外でも実に100を越えるセッション、ブース、持ち込み企画が行われ、どこへ参加しようかと迷うほどでした。自然エネルギーを進めているグループのブースで、この写真のソーラー・クッカーに目が止まり、説明してもらいました。太陽の光を集めてお湯を沸かしたりご飯を炊いたりできます。エネルギーが不足している発展途上国で広めたり、先進国でも非常時には役に立ちそうです。実際、フェアトレード団体が途上国向けに行っているプロジェクトのひとつでもありますので、興味を持って実物を見ることができました。

数ある持ち込み企画の中で、私は「上関・祝島」の部屋をたずねました。ここも100人ぐらいの部屋がすぐにいっぱいになりました。山口県の上関上関・祝島 に中国電力が建設しようとしている原発に、30年も反対を続けている人々の報告です。なぜ、中国電力は原発を作れないでいるのか。それは、地元の人々があきらめないで身体を張って、電力会社の執行を1日延ばしまた1日延ばしにさせているからです。たとえば「長島の自然を守る会」は生物多様性の田ノ浦で希少生物の観察を続け、それらの生物のおかげで埋め立てをできなくさせています。祝島の人たちはもう30年も毎週月曜日の島内デモを続けています。Think globallly, act locally.(地球規模で考え地域で行動する)という言葉がありますが、上関や祝島の人たちはまさにこのact locallyをたゆまず実行されているのですね。それはほんとうに感動します。

開会イベントの司会をつとめた元キャスターの野中ともよさんが「きょうはみなさんそれぞれに何かを持ち帰ってください」と言われました。私もきょうの体験をどう消化して、まわりの人々とどうシェアしていくのか考えたいと思います。

バナナチップスfromフィリピン
2012/01/13(Fri) | 食品 | page top↑
エスペーロの食品コーナーにニューフェ―ス登場です。フィリピンからの薄切りバナナチップス。ポテトチップスのようにパリパリと食べられます。

以前フェアトレードのイベントで知り合ったKapwa(カプワ―フィリピンの言葉で「つながりのある仲間」という意味だそうです)http://www.kapwa.jp/
の丸野さんという青年がエスペーロを訪ねてくれました。

丸野さんは学生時代からフィリピンのセブ島に行くうちにフェアトレードを知り、卒業後は企業へは就職せず1人でフェアトレードの通信販売を始めています。つまりまだ20代初めの若者なのです。

セブ島の貝でできたアクセサリーやバッグなどはホームページを見ていただくとして、エスペーロではこのおいしいバナナチップスを販売することにしました。

無農薬のバナナであること、薄切りでパリパリの食感であること、そしてもちろんおいしいいことが、このチップスの”売り”だと思います。試食用に店内に置きましたら、お客様もおいしい、おいしい、やめられない・・・という感想です。どうぞ一度お試しください。

丸野さん、少し事業も軌道に乗ってきました。2月にはまたセブ島へ行って生産者と品質管理などについて打ち合わせするそうです。がんばれ、若き起業家!

(フィリピン・セブ島のバナナチップス 100g ¥220)
1月12日(木)ニットプロジェクトその後 
2012/01/12(Thu) | お店日記 | page top↑
ニットプロジェクト これまでも何回かお知らせしましたが、第3世界ショップhttp://www.p-alt.co.jp/asante/というフェアトレード団体が「被災地で仕事づくり」 の一環として「ニットプロジェクト」というプロジェクトを行っています。エスペーロでもたくさんのお客様に毛糸を提供していただきました。全国から集まった毛糸で被災地の方々が編み物作品を作りまたそれを商品として売る、というプロジェクトです。

私が1口、お客様のIさんが1口注文していたのが、きょう商品として到着しましたので、さっそく着てみました。ひとつはマーガレット、もうひとつはバッグです。マーガレットというのはボタンの留め方で二通りの着方ができます。細長くしてマフラーに、広げてひざかけにすることもできます。

ニットプロジェクト(2) 

いかがでしょうか。モデルに不足はあるものの、作品自体はとてもすてきな商品に仕上がっています。現在、第3世界ショップでは商品の買い手さんを募集しています(毛糸の募集は終了しました)。1口3万円でそのうち1万円が事務局の経費とデザイナーさんのデザイン料になり、残る2万円が被災地の制作者に支払われます。被災地に仕事を提供し、自分も商品を受け取れるという点で意義あるプロジェクトではないでしょうか。ご希望の方はどうぞお声掛けくださいね。

マーガレットを作ってくださった宮古市のNさんからは「前向きな気持ちで過ごすことができました。応援してくださる気持に感謝し、楽しく編み物ができました。ありがとうございます」というメッセージをいただいています。私もこの写真をNさんに送ろうと思っています。

1月11日(水)大震災から10ヶ月、脱原発への取り組み
2012/01/11(Wed) | お店日記 | page top↑
3.11から10ヶ月がたちました。行方不明者の方がまだ3450人もおられるそうです。年賀状に「今年こそは明るい年に・・・」などと書きながら、年が変わったって急に気分を切り替えることなんか、特に被災地の人にはできないことだろうなあと思いました。家や家族を失い、仕事を失い、放射能の不安をかかえながらの毎日が続いているのですから。

脱原発の取り組みが各地で行われています。大事故によって世界は原発への信頼を失いました。事故はまだ収束せず人々はふるさとに帰れないでいます。このまま帰れない人も出るでしょう。また、被災地からのガレキ受け入れについて各地で反対運動が起こっています。放射能を拡散させてはならないからです。ガレキひとつで全国規模の大問題になる原発のリスクは大きすぎです。だれもが原発はまちがいだと気付き始めています。現在稼働している6基が定期点検の時期を迎えて停止し再稼働させなければ、日本中の原発は止まることになります。

さて、脱原発について、以下に3つのおしらせです。

1.『脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名』はエスペーロでも行っています。「さようなら原発」一千万署名市民の会が呼びかけ、総理大臣、衆議院議長、参議院議長あてに提出されます。全国で一千万人以上の署名をめざしています。2月末が最終しめきりですのでよろしくお願いします。署名用紙のダウンロードおよびオンライン署名はこちらから。http://sayonara-nukes.org/

2.『ミツバチの羽音と地球の回転』上映会&鎌仲ひとみ監督講演会
  2012年1月22日(日) 10:00~ 14:00~ 18:30~ の3回上映 16:30~講演
  すてっぷホール(阪急豊中駅すぐ)
  前売り 1000円 当日1200円
  連絡先 06-6841-9911(坂本さん)
私は、この映画をもう2回観ましたが、ぜひ多くの方に観ていただきたい映画だと思っています。今回は監督のお話も聞けるので楽しみにしています。

3.『脱原発世界会議』2012YOKOHAMA
    1月14日(土)15日(日)
  パシフィコ横浜
  国内外からゲストを迎えてテーマ別セッションやもちこみ企画、トークイベントなど
  詳細は
http://npfree.jp
私は14日に参加してきますので、またブログで報告いたします。

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