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7月19日(木)嬉しかったことと悲しかったこと
2012/07/19(Thu) | お店日記 | page top↑
きょうの午後、とても気持ちの良い若者3人がエスペーロに来てくれました。4ヶ月の赤ちゃんを連れたご夫婦とそのお友達です。

どうしてこの店のこと知ってくれたの?僕らこれから箕面の滝に行くんですけど前を通ったらフェアトレードって書いてあるし速攻入りました。どこから?高槻です。そう、小さな店なのによく見つけてくれたね。なんかぱっと目に入りました。わー、これええなあ、マンゴーのジャムやって、カレーおいしそう、なあ、今晩カレーにしよっ、この虫除け滝道歩くのに買っていこう、この子にもだいじょうぶやし。木の実のネックレス買うてもええ?(と奥さんに聞く)。ボリビアやって、すごいなあ。

店内の商品を見るもの見るもの感動してくれて、そのことに私の方が感動。レジが終わったあとにまた新しいものを発見してこれもくださいなかなか帰れないね、お金使っちゃうね、と言うと僕らふだんぜいたくせえへんから

赤ちゃん何ヶ月?かわいいね。何ていう名前?ちさきっていいます。千に咲く。わあ、きれいな名前。花は花は花は咲く~やね。パパが顔を近づけるとにこっと笑う千咲ちゃん。とっても愛されていることがわかります。エスペーロの魔女にも泣きも動じもせずじっと見つめていました。

ここまでは嬉しかったこと。次は悲しかったことです。エスペーロで2度目の産卵をしたつばめに、昨日から異変が起きていました。親つばめがギーギーと巣の回りをホバリングしたり巣のふちに立って中を覗き込む時間が長かったりで、何か起こったなあと心配していました。すると昨日の夕方になってまだ羽毛も生えていないひなが1羽死んで地面に落ちていたのです。ああ、あわれ。ひろって裏の土に埋葬してやりました。親が死んだ子を口でくわえて落としたのでしょうか。でもまだ3羽いると思ってきょうも観察していたのですが、夕方テリーに巣の中を見てもらったらなぜか巣の中は空っぽ。確かに2羽のひなと2個の卵があったはずなのに、それはどこへ行ったのでしょうか。いずれにしろ、今年のつばめ物語は終了しました。残念。あとは元気に南の国へ帰ってくれることを祈るばかりです。





心配ごとはウォーリードールに打ち明けよう
2012/07/19(Thu) | 雑貨 | page top↑
ウォーリードール 20120719 最近、私の周りで大人気なのが「ウォーリードール」です。英語で悩みや心配ごとのことをworry(ウォーリー)と言います。ドント・ウォーリー(心配しないで)などと言いますよね。心配ごとがあるときに、そっとウォーリードールに打ち明けると翌朝にはそれを取り去ってくれるというお守りのようなお人形のブローチです。

先日、ある所で私の胸元についていたウォーリードールを見た友人が「かわいい、これ欲しい」。それで次回持って行くと、他の人たちもみなさんそれぞれに選んでくださって、あっと言う間に30個以上のウォーリードールがもらわれていきました。プレゼントにもとてもかわいいですね。それにしても、みなさん、よほど悩みが多い?

このドールはタイ北部の少数民族からやってきます。ウォーリードール伝説はもともとは中南米が発祥のようですが、今は世界のあちこちに伝わっているようです。それぞれの土地の衣装をつけているのが興味深いところです。

エスペーロにはウォーリードールの絵本もあって、これがすごく楽しいです。"Silly Billy"という英語の絵本で、去年シドニーのフェアトレードショップで見つけて買ってきました。ビリーという心配屋の少年がいて、いろいろなことが気になって眠れない。それならいいものをあげようとおばあちゃんがくれたのがウォーリードールでした。ビリーは一度は安心するのだけど、そのうち、こんなにぼくの心配をドールに話したら、ドールに心配が溜まってしまう。それはフェアじゃない。今度はそのことが心配の種になってきたのです。でも、そこでいいことに気がつきます。そうだ、このドールにもドールを作ってあげればいいんだ。そうしてウォーリードールはかぎりなく増えていく・・・というお話です。

みなさんも胸元にひとついかがですか?

(ウォーリードール タイ北部より 背丈約5㎝ ¥300)
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