
愛知県に住む友人のY子さんからは次のようなメールをいただきました。
「チョコレートと青い空」 今日、図書館で借りて来て読みました。とてもいいお話で、これは孫にも読ませようと思いました。小学三年生です。チョコレートの季節はもうすぐですね。 是非とも、今年はフェアトレードのチョコを買います。入荷したら、お知らせ下さいね。
チョコレートの入荷は10月中旬から始まります。どうぞお楽しみにお待ちください。 Y子さんにもご紹介しましたが(もしかして以前ブログでご紹介したかもしれませんが)ガーナのカカオ農園で働く幼い兄弟を取材したテレビ映像があります。こちらもごらんください。

きょうのチラシからTFTの説明を引用します。
対象となる定食や食品を購入すると、1食につき20円の寄付金がTABLE FOR TWOを通じて開発途上国の子どもの学校給食になります。20円というのは開発途上国の給食1食分の金額です。つまり、先進国で1食とるごとに開発途上国に1食が贈られるという仕組みです。
このプログラムには企業や病院や大学などの食堂が参加しています。たいていの場合対象となるのがカロリーを抑えて肥満を解消するようなヘルシーメニューです。つまり先進国の人々は食べ過ぎの悪習慣が改善でき途上国の子どもたちは給食が食べられるようになる、そんなウィンウィンのしくみです。チラシに書いてある、まさに「すごいしくみ」ですね。
講演のあと、グループに分かれて参加者で話しあいました。一番多かった意見が「TFTはわかりやすいのがいい」でした。さらに「20円というのがまったく負担感がない」。それに「食べるという日常の行為でできるので社会貢献のしきいが低いのがいい」。
「社会貢献」という言葉は何かすごいことをやらなければいけないような硬いイメージがありますが、しくみづくり次第ではもっと気楽にもっと多くの人が社会のためになれる方法があるということですね。企業としてもTFTに参加することで企業イメージが上がります。実際TFT商品に変えたら売り上げがぐんと上がったという例が多いそうです。少しのことで誰かの役に立てる、というのは意外に多くの人が望む行為かもしれませんね。
いろいろと学ぶことの多いフォーラムでした。もっと詳しく知りたい方は http://www.tablefor2.org/ へどうぞ。