
このコンサートにエスペーロはみのおフェアトレードの会”楓”とともに出店します。フォルクローレを聴きながら出店できるのでとても楽しみです。売り上げの一部を募金します。1時から5時までやっていますので、途中からでもどうぞお気軽にお越しくださいね。
日時:2012年12月2日(日)1時~5時
場所:大阪アメニティパークOAPタワー1Fエントランス
入場料:無料(支援チャリティー募金にご協力をお願いします)
先週バングラデシュの首都ダッカの縫製工場で大きな火災が発生し、120名以上の人たちが死亡しました。その多くが工場で女工として働く若い女性たちです。火災が起こった時の消火体制や避難経路などが整っていなかったためにこういう惨事になったようです。
グローバル繊維産業の工場は、少し前までは中国に集中していましたが、中国の経済が発展して人件費が高くなったため、今では工賃の安いバングラデシュへとシフトしています。おかげでバングラデシュは繊維立国として若い女性を中心に多くの雇用を生んでいますが、問題はその労働条件と労働環境です。低賃金のため、働いても働いても食べていくのがせいいっぱい。おまけに長時間労働の休憩なし、厳しい監督の目にさらされながら衛生状態の悪い工場で一日中働かされているのです。中には重労働から逃げ出させないために外からカギをかけているところもあり、そのことがかつての火事で逃げ遅れの原因になったこともありました。
『ガーメントガールズ~バングラデシュの衣料工場の女工たち』(2007年
タンヴィール・モカメル監督)というドキュメンタリー映 画を観たことがあります。農村から出稼ぎにきた若い女工さんたちが工場で働く日々を追っています。都会へのあこがれもあって農村から出てきますが、住居費や食費がやっとで仕送りもままなりません。「田舎にいても貧しいのなら都会の方がいい」という彼女たちですが、弱い立場ゆえに低賃金でいいように働かされているのです。組合活動もあるしデモやストも行われているようですが、まだまだ遠い道です。
そんな状況の中でフェアトレードはひとつの改善方法です。賃金や労働環境について厳しい基準があるからです。実際バングラデシュではいくつかのNGOや組合を中心にフェアトレードが重要な意味を持っています。私たちが日本で外国からの衣料品を手にしたとき、どういう人たちがどういう工場で作っているのかを確認できるのがフェアトレード。まちがっても、人権を守らないような工場で作られた衣料品は身につけたくないですね。
(写真は『ガーメントガールズ』)
グローバル繊維産業の工場は、少し前までは中国に集中していましたが、中国の経済が発展して人件費が高くなったため、今では工賃の安いバングラデシュへとシフトしています。おかげでバングラデシュは繊維立国として若い女性を中心に多くの雇用を生んでいますが、問題はその労働条件と労働環境です。低賃金のため、働いても働いても食べていくのがせいいっぱい。おまけに長時間労働の休憩なし、厳しい監督の目にさらされながら衛生状態の悪い工場で一日中働かされているのです。中には重労働から逃げ出させないために外からカギをかけているところもあり、そのことがかつての火事で逃げ遅れの原因になったこともありました。
『ガーメントガールズ~バングラデシュの衣料工場の女工たち』(2007年

そんな状況の中でフェアトレードはひとつの改善方法です。賃金や労働環境について厳しい基準があるからです。実際バングラデシュではいくつかのNGOや組合を中心にフェアトレードが重要な意味を持っています。私たちが日本で外国からの衣料品を手にしたとき、どういう人たちがどういう工場で作っているのかを確認できるのがフェアトレード。まちがっても、人権を守らないような工場で作られた衣料品は身につけたくないですね。
(写真は『ガーメントガールズ』)
3.11以後、さまざまな脱原発運動が全国で展開されています。残念ながらマスメディアにはあまり取り上げられていません。全国各地で行われるデモには、カラフルなプラカードや楽器を持った若い人たちや子ども連れの若いママたちがそれぞれに参加しています。だれに強制されたのでもなく、ひとりで参加の人も多いのが昨今のデモ。鉢巻してまなじりを決してというかつてのデモとちがって、みんなリラックスして歩いています。
こういった市民のデモは全国に広がっているけれども、なかなか政府を動かすところまで行っていない。やはり国政に代表を送って政治を変えていかなければいけないというので、今年7月日本に生まれたのが「緑の党」です。http://greens.gr.jp/ 緑の党はすでに世界90の国と地域にあるそうですが、中でもドイツの緑の党はドイツが原発廃止を決定した大きな力になったことで有名です。
先日そのドイツ緑の党の党大会で、日本の緑の党共同代表の長谷川羽衣子さんがスピーチを行いました。しっかりと力強く日本を変えていく党の意思を訴えています。10分ほどのスピーチですのでぜひ聴いてください。
http://www.youtube.com/watch?v=8GswwVA4f7w&feature=player_embedded
ドイツの緑の党の人たちは長谷川さんのスピーチのワンフレーズごとに満場の拍手です。
長谷川さんのスピーチの中にもありましたが、日本で国政に参加しようとすると党として1億円(!)用意しなければいけない そうです。というのも立候補するためには供託金(当選したら返してもらえるが一定票取れなくて落選したら没収されるお金)が1人600万円かかり、10人候補を立てないと党として認められないのだそうです。それに何やかやで1億円になるのです。これでは金持ちしか政治家になれないということです。
そんな大きな壁がある中で「緑の党」は来年の参議院選挙に挑戦します。「緑の党」についてもっと知りたい方はエスペーロに「緑の党」のニュースレターを置いていますのでどうぞ読んでみてください。
こういった市民のデモは全国に広がっているけれども、なかなか政府を動かすところまで行っていない。やはり国政に代表を送って政治を変えていかなければいけないというので、今年7月日本に生まれたのが「緑の党」です。http://greens.gr.jp/ 緑の党はすでに世界90の国と地域にあるそうですが、中でもドイツの緑の党はドイツが原発廃止を決定した大きな力になったことで有名です。
先日そのドイツ緑の党の党大会で、日本の緑の党共同代表の長谷川羽衣子さんがスピーチを行いました。しっかりと力強く日本を変えていく党の意思を訴えています。10分ほどのスピーチですのでぜひ聴いてください。
http://www.youtube.com/watch?v=8GswwVA4f7w&feature=player_embedded
ドイツの緑の党の人たちは長谷川さんのスピーチのワンフレーズごとに満場の拍手です。

長谷川さんのスピーチの中にもありましたが、日本で国政に参加しようとすると党として1億円(!)用意しなければいけない そうです。というのも立候補するためには供託金(当選したら返してもらえるが一定票取れなくて落選したら没収されるお金)が1人600万円かかり、10人候補を立てないと党として認められないのだそうです。それに何やかやで1億円になるのです。これでは金持ちしか政治家になれないということです。
そんな大きな壁がある中で「緑の党」は来年の参議院選挙に挑戦します。「緑の党」についてもっと知りたい方はエスペーロに「緑の党」のニュースレターを置いていますのでどうぞ読んでみてください。

そういう状況のパレスチナに、現在私が知っている2人の若者が滞在しています。1人は5月からパレスチナに留学しているYくん。ラマッラーに住んでいてフェイスブックでリアルな報告を送ってくれています。きょう届いたレポートにはこうありました。
(承諾を得ていないので要約です)
メディアに「テロリスト」と呼ばれるパレスチナ人はアラビア語では「抵抗者」と呼ばれる。パレスチナ人は日々イスラエルの支配に苦しんでいて若者たちは未来を悲観している。こんなひどい状況の中で自分たちの生活を守るために戦う人たちを「テロリスト」と呼べるだろうか。(ここからは原文のまま)こちらに住むまでは、イスラエル/パレスチナ問題に中立な視点か
Yくんのレポートを読みながら私は感動していました。彼は今すごい体験をしている。今まさに紛争当事国にいて毛穴全開でビンビンと現実を感じているのです。これが「現場に身を置く」ということではないでしょうか。書物も先生も教えてくれないことを全身で体験していると思います。
もう1人は朝日新聞記者でエルサレムに駐在している女性のYさんです。Yさんは大阪外国語大学でアラビア語を勉強しましたからYくんの先輩にあたりますし、また私の娘の先輩でもあります。かつて娘たちとカイロに遊びに行ったときにアラビア語が堪能なYさんにカイロの町を案内してもらった思い出があります。その彼女が紛争地の前線で取材をしています。15日の署名記事ではエルサレムになっていましたが、きょうの記事ではガザになっていましたので、どうか気を付けて取材をしてほしいと祈っています。
しばらくパレスチナのニュースから目が離せません。2人ともしっかりと自分の身を守ってほしいと切に祈っています。

材料となる柚子が採れる箕面市北部の止々呂美(とどろみ)地区は昔からの柚子の産地です。接ぎ木ではなく実から育てる実生(みしょう)柚子なので、木も強く香り高い大ぶりの実が採れるそうです。箕面市では特産の柚子を使っていろいろな「箕面逸品」を作ることを奨励していて、市内の店舗ではお菓子や化粧品やうどんやラーメンなどなど、いろいろ工夫したゆず商品が見られます。http://www.yuzuyuzu.jp/
エスペーロは箕面商工会議所から夏はゆずドリンク、冬はゆずポン酢を仕入れています。ラベルのキャラクターが「たきのみちゆずる」くんです。全国ゆるキャラグランプリで昨年は300を超すエントリーの中で堂々10位でした。今年は500以上のエントリーがあるそうです。10月末までは10位前後を走っていましたが、11月からは順位が伏せてあるので現在の順位はわかりません。というのも明日が投票の締め切りなので最終結果が出るまでは順位を公表していないのです。 がんばれゆずる!

箕面の柚子のホームページを見ると柚子の花の写真が出ていましたが、こんなにきれいな花な んですね。 期間限定、数量限定の おいしいゆずポン酢は箕面逸品としておみやげにも最適です。
(箕面のゆずポン酢「たきのみちゆずる」 280ml ¥680)

上からいきます。
☆ニットベレー・・・岩手県宮古の「愛編む宮古」より。タグに盛合道子さんという編み手さんの名前が記されています。モヘヤ入りの柔らかい紫色毛糸で編んだすてきなベレーです。¥2,300
☆オーガニックコットンのショールネック・コート・・・ピープルツリーの製品です。インドより。ネックラインのひもを調節して襟元の印象を変えられます。ゆったりとしたドレープが優雅な印象を与えます。裏起毛。両サイドにポケットがついています。オーガニックコットン100% ¥9,900
☆カラフル裾チュニック・・・シサム工房の製品です。ネパールより。羊毛100%。裾と袖口の編み込み模様がかわいい手編みのチュニックです。¥14,700
☆ニットスカート・・・ネパリ・バザーロの製品です。ネパールより。細い綿糸を3本取りにして数種類の模様を組み合わせた手編みのスカートです。オーバースカートとしてかわいく暖かく着ることもできます。コットン100% ¥8,925
☆アコーディオンポシェット・・・シサム工房の製品です。インドより。化学薬品を使わないで植物から抽出したタンニンを使うタンニンなめしにこだわっています。土壌を汚さないエコな方法です。 ¥7,980

WWBはカンボジア、インドネシア、山口県、島根県などで起業サポートを行っていますが、3.11以後は東北でも女性の仕事づくりを進めていて、おもに被災地の女性の仕事としてのソーシャルニットプロジェクトや東北の海産物の商品化に力を入れています。
それらの東北物産の宣伝販売のため、今月はじめからWWBの守井さんと第3世界ショップの西本さんがタッグを組んで全国をキャラバンしています。それで一連の関西めぐりの中できょうエスペーロでもトークイベントをやってもらいました。
元保育士の守井さんは横浜の保育園で震災を体験しました。震災後1ヶ月の4月にボランティアとして被災地へ入った体験がきっかけとなって東北と関わっていきたいという思いでWWBへ転職、今や岩手県宮古市に移り住むまでになりました。現在は、これまでWWBのサポートで行ってきたソーシャルニットプロジェクトを生産者自身の組合として自立させるため、自分の母親や祖母ぐらいの年代の人たちを相手に奮闘している毎日です。

今回エスペーロはすてきなニットキャップを5点の他、マフラーやショルダーバッグ、それにかわいい小物たちを仕入れまし た。それぞれのタグに編んだ人の名前が記されています。ちなみに組合の名前は「愛編む宮古」といいます。いい名前ですね。愛を込めて作られたニットキャップたちをぜひ見にきてくださいね。
それにしても、狭いエスペーロ店内も棚を寄せれば10人は座れることがわかりました。また何か店内イベントをやれるかな、と密かに考えているところです。

毎週金曜日、東京は官邸前で大阪は関電前で原発に反対する集会が行われています。私はこれまで気持ちはありながらなかなか金曜日は行けなかったので、きょうは雨の中出かけてきました。
東日本大震災と福島原発事故から1年8ヶ月がたちましたが、事故はいつ終息するかもわからず、今なお多くの原発作業員の被ばくと避難者の苦難を強いています。それなのに政府は大飯原発を再稼働させました。現在日本で唯一動いている原発です。しかも大飯原発の真下には活断層が走っている可能性があり、次に大きな地震がきたら福島と同じことが起こるかもしれないのです。
集会の場所である公園に着くとすでに一行は関電前に移動したらしく、公園にいた別のグループが「デモはもう行っちゃいましたよ」と言うので、私と同じように遅れてきた男性と話しながら関電前へ向かいました。男性は京都でこだわりのパン屋さんをやっている人でした。大手のベーカリーで働いていたけど大量生産大量廃棄に心を痛め、奥さんとともに自分の店を開業したという話や、緑の党京都のメンバーとしてなんとか政治を変えていきたいという思いを話されました、私はたいてい一人で出かけますが、こうやって新しい人と知り合いになるのもおもしろいです。関電前に着くと豊中のTさん、箕面のOさん、吹田のMさんなどにも出会いました。
折りしも激しい雨の中で次々とリレートークが行われていました。折り重なる傘の影で見えませんでしたが、衆議院議員の服部良一さん(社民党)が「国会へは原発に反対する議員を送ってください」。服部さんはとてもがんばっていますが社民党自体がとても弱いのが残念です。「緑の党」共同代表の長谷川羽衣子さんも「政治を変えよう」。今各地に「緑の党」地方部会ができています。日本にもドイツのような「緑の党」ができたら少しでも流れを変えることができるかもしれません。
大飯を止めろ!原発いらない!子どもを守れ!シュプレヒコールが雨の中に響きました。きょうは日本全国200か所以上でこのような集会が持たれたということです。

GLOCOLは来年4月、学部生・院生を対象として「現代社会が直面する喫緊の課題に取り組む課題探求型プレゼンコンテスト」を行います。
http://www.glocol.osaka-u.ac.jp/spt/130420.html
それに先立ち、各方面から7名の課題提供者が招かれて課題提供プレゼンテーションを行いました。エスペーロもGLOCOLのT先生からお声かけいただいて「どうしたら児童労働は撲滅できるか」というテーマで課題提供させていただきました。その他の提供者は箕面と吹田の国際交流協会、大阪ガスのCSR部門、パナソニック、フェアスタート、個人出版社さんでした。
私はエスペーロを開く前は大阪大学の非常勤職員でしたので豊中キャンパスへも何度か行ったことはありますが、教壇に立って話すのは初めてでしたから少し緊張しました。パワーポイントなるものも今回初めて作りましたが、デザインやレイアウトについては我が娘とT先生のアドバイスのおかげで何とか作ることができて感謝です。また、偶然でしたが、教壇下で「あと3分」とか「あと1分」とかパネルを出していたティーチング・アシスタントの院生さんは、以前からよく知っているRちゃんでした。
そんなこんなで何とか無事に時間ちょうどで話し終えましたが、あとから考えると「ああ言えばよかった」とか「あれを言い忘れた」とか、そんなのばっかりです。まあ、でも終わってひと安心。あとは、きょう参加した学生さんたちがどれだけ課題に取り組んでくれるかです。来年の4月には私たち7名は今度は審査員として参加することになっています。

そこで、こんな湯たんぽカバーはいかがでしょうか。エネルギーを使う暖房は極力節約して、昔ながらの湯たんぽもいいものです。
この湯たんぽカバーはネパールのクムベシュワール職業学校(KTS)からピープルツリーを通してやってきます。KTSは、生産者に公正な賃金を支払うだけでなく医療サービスなどの支援や、地域の子ども250人が通う小学校の運営も行っています。
こんなきれいな湯たんぽといっしょに寝たらいい夢が見られそうですね。
(ウール100% 手編み湯たんぽカバー ¥3,200)

また、夜遅くまで起きている人は足元が冷えますね。そ んな時、こんなソックスが力を発揮します。インドのケロン村からやってきたソックスたちです。ケロン村というのは北インドの山岳地帯にあって寒い地方なのだそうです。
ソックス型と足袋型があります。カラフルで足元も楽しくなる暖かいソックスです。
(ケロン村ウールソックス 羊毛/ヤクウール/アクリル 23~25cm ¥2,400)