
WWBはカンボジア、インドネシア、山口県、島根県などで起業サポートを行っていますが、3.11以後は東北でも女性の仕事づくりを進めていて、おもに被災地の女性の仕事としてのソーシャルニットプロジェクトや東北の海産物の商品化に力を入れています。
それらの東北物産の宣伝販売のため、今月はじめからWWBの守井さんと第3世界ショップの西本さんがタッグを組んで全国をキャラバンしています。それで一連の関西めぐりの中できょうエスペーロでもトークイベントをやってもらいました。
元保育士の守井さんは横浜の保育園で震災を体験しました。震災後1ヶ月の4月にボランティアとして被災地へ入った体験がきっかけとなって東北と関わっていきたいという思いでWWBへ転職、今や岩手県宮古市に移り住むまでになりました。現在は、これまでWWBのサポートで行ってきたソーシャルニットプロジェクトを生産者自身の組合として自立させるため、自分の母親や祖母ぐらいの年代の人たちを相手に奮闘している毎日です。

今回エスペーロはすてきなニットキャップを5点の他、マフラーやショルダーバッグ、それにかわいい小物たちを仕入れまし た。それぞれのタグに編んだ人の名前が記されています。ちなみに組合の名前は「愛編む宮古」といいます。いい名前ですね。愛を込めて作られたニットキャップたちをぜひ見にきてくださいね。
それにしても、狭いエスペーロ店内も棚を寄せれば10人は座れることがわかりました。また何か店内イベントをやれるかな、と密かに考えているところです。