
入場を無料として寄付金を募り、ペルーのクスコにある障がい児の養護施設に届けるものです。OAPロビーも無償提供なら出演ミュージシャンもノーギャラ、スタッフはもちろんボランティアです。
和太鼓の演奏をスタートにフローレス・デュオのフォルクローレ、ポップス、シャンソン、フォーク、アルパ(南米のハープ)、サルサやルンバの踊りなどなど、ほんとうに楽しい演奏が続きました。かつて「恋人もいないのに~♪」を歌った元シモンズのYumiさんもいました。

私はこのコンサートの途中、2回泣きそうになりまし た。1回はフローレス・デュオの「コンドルは飛んでいく」の演奏。ほんとうにきれいです。アンデスの民謡ですからやはりペルーの人が演奏するといいですね。もう1回はこの写真です。寄付先であるクスコの障がい児養護施設サン・ファン・デ・ディオスの子どもたちがメッセージをかかげています。そこには「日本泣かないで。心から応援してる!」と書いてありました。自分たち自身決して楽ではない生活を送っているはずの子どもたちが、3.11以後の日本を心配してくれているのです。
ブースへのお客様もたくさん来てくださって、ペルーのアルパカニットやペルーのコーヒー、それからチョコレートもよく売れました。ありがとうございました。私たちも売り上げの一部を寄付しました。全体としてはきょうの4時間で20万円以上の寄付が集まったそうです。会場に暖かい気持が満ちたとてもすてきなコンサートでした。