
じいじと裏山へ行ったり六甲へ行ったりのイベントの合間にエスペーロでもお手伝いをしてくれました。ゴーヤの水遣りはたっぷりと。となりの花のプランターは「小さいからこれぐらいでいい」とちゃんと考えている様子。
コンビニのところにあるポストまでお使いをしてくれたり(アイスのお駄賃付きでしたが)、お客様のおばちゃまたちの話し相手になってくれたりしました。

でも彼がいちばん気に入ったお手伝いは、実はお金の計 算でした。硬貨を金種別に数えて枚数を記入し、それぞれの小計を出します。掛け算はまだできませんから数えます。きっとノートで計算するよりも実物のお金を数えたほうが実感があったことでしょう。最後は電卓で合計を出します。
電卓を叩くRくんの様子を見ながら、自分の小学校時代を思い出していました。実家が商家だったので父親がよくその日の売上の計算を私にやらせました。そろばんを習っていたので私にやらせたかったのでしょう。子どもながらに何か自分が役に立っているような気持ちだったことを思い出します。Rくんも今そんな気持ちかななどと思いながら見ていました。
夏休みの宿題に「お手伝い」もあるらしく、エスペーロでのお手伝いもポイントになったようです。バナナチップスをおみやげに昨日元気に両親の元へ帰って行きました。また来年もおいでね。