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8月29日(木)カナダのフェアトレード事情
2013/08/29(Thu) | お店日記 | page top↑
7月初めまではエスペーロの常連さんというよりも心強き私のアシスタントであったY子ちゃんがカナダ留学へ出発してから1ケ月が過ぎました。バンクーバーという多民族共生の町で英語と格闘しながらも元気でやっているようです。

フェアトレードに関心が高いY子ちゃんはカナダで見聞きしたフェアトレード事情を日本へ送るという約束をしてくれました。メールでもフェイスブックでもいいのですが、今の世の中ほんとうに便利なツールがあり、スカイプでお互いの顔を見ながら話すことができます。

カナダでポピュラーなフェアトレードショップはTen Thousand Villages(テンサウザンドヴィレッジズ) http://www.tenthousandvillages.com/ のようです。アメリカとカナダで展開する老舗のNGOフェアトレード団体です。Y子ちゃんはすでにバンクーバーとビクトリアでこの店に行きました。

「どんな物を置いている?」と聞くと「なんか、やたら写真立てが多いです」。「アメリカやカナダの人たちは家族写真をよく飾るからかしらね」。洋服はなくてアジア、アフリカ、中南米などの雑貨やコーヒー紅茶などが置いてあるそうです。オーストラリアのオックスファムというフェアトレードショップにも洋服は売っていなかったから、洋服というアイテムは日本のフェアトレードに特有なものなのかもしれません。「売っているものは料金的に高い?」と聞くと「だいたい2千円から3千円あたりの物が多くて一般の店に比べてそれほど高いイメージはない」そうです。

Y子ちゃんが言うには、Ten Thousand Villagesでは店長だけが有給でそれ以外のスタッフは無償ボランティアで働いているそうです。お店のスタッフさんに「あなたも働いてみない?」と誘われたそうで、それいいかもね、と私も勧めました。右はY子ちゃんがフェイスブックで送ってくれたバンクーバーのTen Thousand Villagesの商品写真です。Y子ちゃん、これからも英語をみがいて、スタッフさんやお客さんがフェアトレードについてどう思っているかなどをインタビューして教えてくださいね。
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