
4月からの売値につきまして、エスペーロでは次のように対応いたします。つまり、3月末までに仕入れたものは消費税5%で仕入れていますので5%の消費税で販売します。一方、4月以降に仕入れたものにつきましては8%の消費税で販売することになります。
どうぞご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。4月からは消費税だけではなく、現地の原材料・人件費の高騰や円安による商品価格そのものの値上げもいくつかあります。
そう考えますと、現在ある在庫分から買っていただくのがお得ということになりますね。
さて、明日から2日間、熊本市で行われている「フェアトレードタウン国際会議」に参加してきます。
http://www.fairtrade2014.org/
日本初、アジア初のフェアトレードタウンである熊本市の取り組みや海外の実践などを勉強してきます。帰ってきましたらまたブログでご報告しますね。

エスペーロのショップカードです。これはザンビア産バナナ繊維を日本で 製紙したバナナペーパー名刺ですが、今はザンビアに工場を作って製紙までやろうという計画が進んでいます。
この画期的なバナナペーパープロジェクトはペオ・エクベリさん聡子さんご夫妻を中心とした one planet cafe によって進められています。 http://www.oneplanetcafe.com/
そもそもの始まりは、エスペーロのお客さんから「こんなすごい環境活動家がいるよ」と紹介されたのがペオさんでした。ペオさんは先進国が消費する膨大な紙が森を減少させていることに心を痛め、ザンビアのバナナから紙を作ることを始めました。
木はいったん切ってしまうと育つのに何年もかかりますが、バナナは一年以内に成長します。それまで捨てていた茎を紙繊維として利用すればとてもエコです。さらにザンビアの貧しい村に雇用を生むこともできます。
例えば日本での2000人がいる会社一社がOne Planet Paper ®のバナナ名刺に変えることで、ザンビアのエンフエの約100人の村を支えることができます(1年間)。(one planet cafe ホームページより)
武道館で行われた「夢アワード」でのペオさんの素晴らしいプレゼンテーションがありますのでご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=7ynY5IONhao&feature=player_detailpage
夢アワードは惜しくも準優勝で賞金は1円ももらえなかったそうです。それで今クラウドファンディングでザンビアにバナナペーパー工場を建設するための資金を募っています。エスペーロもさっそく協力を申し出ました。
クラウドファンディングへの応募はこちらから。
https://readyfor.jp/projects/BANANAPAPER/announcements/8211
この夢あるプロジェクトにちょっとだけ投資してみませんか?
エスペーロにはバナナペーパー(A4およびはがきサイズ)があります。一度手にとってご覧下さい。印刷を乗せるために故紙が混ぜられています。

朝の雨も上がったので、久しぶりに外で撮影してきました。少し風があるけど春の日差しも感じられます。
ピープルツリーのリサイクルサリーでできたトップとネパリバザーロの竹布サルエル風パンツを組み合わせてみました。
サリー生地の大胆なデザインが着る人に元気をもたらしてくれそうなトップです。リサイクルサリーの洋服はどれも1点もので、注文してもどんな色柄が送られてくるかわからないのですが、ほとんどの場合期待を裏切りません。
(リサイクルサリートップ サイズM コットン100% インドより ¥6900)
サルエル楓パンツは腰や太もも周りはゆったりと、足首はキュッと絞ってあります。シルクのような光沢感があり、サラサラと流れるやわらかい竹布に、たっぷりと包まれるパンツです。抗菌性、吸水性のある竹布は、これからの季節に最適な素材です。(ネパリバザーロのカタログより)
(竹布サルエル風パンツ 竹100% ネパールより ¥12600)

ピープルツリーの手編みケープトップです。今の時期にぴったり。落ち着い た色調が大人っぽいオシャレ感を演出します。この写真ではV字に着ていますがボーダーの部分を袖側にもって来てアシンメトリーに着ても素敵です。
(ケープトップ コットン100% ネパールより ¥14000)
スカートはオーガニックコットンのサーキュラースカート。きれいなフレアーの女性らしいスカートです。両サイドにポケット。背面ファスナー。フラワープリントがおしゃれです。
(OCサーキュラースカート サイズL オーガニックコットン100% インドより ¥9900)
ブローチ付きフェルト帽。カオリノモリとピープルツリーのコラボで生まれた帽子です。50%off
(ブローチ付きフェルト帽 毛100% ネパールより

3月は転勤、退職、お引越しなど、別れの季節でもありますね。 そんな時、日本ではお互いにプレゼントを送って「ごくろうさま」「お元気でね」という気持ちを表す習慣があります。
エスペーロにもこの時期そんなお客様が来られます。熨斗紙を付けるほどの気張った品ではなく、たとえばクッキーひとつでもそれがフェアトレードだったら、またひとつ新たな意味が加わります。
3月で職場を去るYさんは、ネパリバザーロのフェアトレードクッキーを自分でラッピングして、タイのストリートチルドレンだった子どもたちが作ったマスコットをつけると言われていました。

きょう来られたHさんはお引越しのご挨拶に箕面の「たきのみちゆずるドレッシング」と「たきのみちゆずるポン酢」をセットにしてご注文下さいました。箕面らしい贈り物ですね。春休みで帰省される方にもぴったり

ちょっとしたご挨拶がわりの品にフェアトレードを!ぜひお選びください。

はい、それはツバメさんです!昨年に比べて10日も早い飛来です。去年の巣が残っているので中を掃除をしてあげようと思っていたのに、お掃除前にやってきてしまいました。大丈夫かな、また去年の巣で卵を産んでくれるかなとちょっと心配しています。
さて、明日21日(金・祝)春分の日は、エスペーロはお休みさせていただきます。
明後日22日(土)は「春のこどもフェスティバル」に出店しますが、店の方も開けていますので、どちらもよろしくお願い致します。
予報では土曜日は晴れるそうです。箕面の滝道も春の芽吹きが見られることでしょう。クイズを楽しみながらゆっくり滝道ウォーキングを楽しみませんか?
エスペーロは終点のお祭広場(芦原公園)で出店しています。みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。

この菜の花の苗は「菜の花プロジェクトみのお」さんからもらいました。堆肥も畑からしっかりいただいたのでよく育ってくれたと思います。「菜の花プロジェクト」では菜の花を育てて種から油を採り、食用として使い、油を使ったあとの廃油を精製してBDF燃料をつくるという一連のエコサイクルを目的とした活動をしています。種の搾りかすや茎や葉は堆肥にして使います。

「菜の花プロジェクトみのお」では4月5日(土)に「菜の花まつり」を行います。箕 面市西小路にある菜の花畑を会場に、吹奏楽の演奏や菜種油で揚げたポップコーンの試食会などがあるそうです。
また、菜の花の中に入って自由に写真撮影なども楽しめるので、ぜひおでかけください。
時間は13:30~15:00
場所などの詳細は「菜の花プロジェクトみのお」さんにお問い合わせくださいね。
☎072-722-9914

どんな日々かはマキトさんのブログ「ネパール・ほっとでーた」から伺い知ることができます。http://nepalhd.exblog.jp/m2014-02-01/今は農閑期(暑くて雨が少ない)なので日本での農業の勉強を兼ねて久々の里帰りをされているというわけです。
ネパールの田舎では街へ出稼ぎに行く人も多い中、村の人々が共同で農作業をこなしているようです。牛や豚を飼い、牛糞を浄化装置でメタンガス化してそれを燃料に煮炊きをしているということでした。循環型の生活ですね。

ティルさんは裁縫が得意なので、農閑期にはパンジャビの布でバッグを作ったり スルワール(もんぺパンツ)を作ったりしています。それらはマキトさんのお母さんを通じてエスペーロにもやってきます。スルワールはネパールの女性の普段着ですが、ゆったりとして活動的なので、昨夏はエスペーロでも大人気でした。

きょうもダッカ織りの布で作ったバッグやスルワールを置いていってもらいました。バッグは使いでのいい大きさ(30cm四方)で牛骨のボタンがついています。スルワールは夏のホームウェアとしてだけでなく、ポップな街着としても着られます。麻のキャップもかわいいですよ。
写真はほんの一部ですのでエスペーロに見に来てくださ

午前中にエスペーロに来られたAさんは、マキトさんのお母さんのM子さんと一緒に現地を訪れたことがあるのですが「日本の50年前ぐらいを思わせる生活でした。でもそういう中で人間は生きてゆけるのだと思いました。牛糞をエネルギーにしたりミツバチから天然のはちみつをもらったり、いっしょに農作業をさせてもらって感動することばかりでした」と言われていました。
お話を聞いていると、ネパールの田舎での生活はとてもサステナブルでサバイバル(!)に思えました。マキトさんたちは今回2ヶ月間日本にいるということなので、その間にそんな生活のお話を聴く会が開けないかな、と密かに考えているところです。
(ティルさんのダッカ織りバッグ¥1200 麻のキャップ¥1200 スルワール¥2000)

平和郷を意味するシャンティニケタンの地から生まれた山羊革工芸品シャンティニケタニは、かつてインドの詩人であるタゴールが日本を訪れた際、革細工の技術をインドへと持ち帰ったことが始まりと言われています。平和と農民の自立を願うタゴールの志と共に発展した山羊革工芸は、農民たちの副業として広がっていきました。その後バングラデシュから西ベンガル地方へ逃れてきた多くの難民たちにとって、かけがえのない仕事となっています。(第3世界ショップカタログより)

タゴールは当時のインドの経済搾取を批判する一方で、農民の自立を呼びかけました。彼の次のような言葉もあります。
インド70万の農村は
国家の体を流れる動脈である
悲しむべきは 今日その血管の血が
干上がっていることである
これを癒すために 我々はどうすればよいか?
我々は新しい秩序を築き
農村に救済の手を差し伸べ
養分を与える手段を講じなくてよいのだろうか! (ウェブサイトより)
山羊革工芸品は使い込むほどに柔らかく山羊革の味が出てきます。さいふの他にもビッグバッグ、バケットバッグ、ペンケース、ポーチ、コインパースなどなど種類が豊富です。どうぞ一度ご覧になって手で触ってみてくださいね。
(マルチポケットさいふ¥1890 二つ折りさいふ¥1470 ミニコインパース¥262 ビッグバッグ¥4410)


http://homepage3.nifty.com/kodomono-mori/event.html で毎年この時期に行われるロハスフェスタにエスペーロは今年も参加させていただきます。
毎年大人気の紙芝居あり、工作あり、折り紙教室ありで楽しいですよ。モンゴルパンという不思議においしいサンドイッチを売っていたり有機野菜が売っていたり、エスペーロのような雑貨屋さんが並んでいたり、きっと楽しんでいただけると思います。
10時半から3時まで。
住所は箕面市小野原西6-15-31
お問い合わせは072-735-7676 です。
明日はお天気も良さそうだし、大人も子どももみなさんでお出かけくださいね。

朗読の会の人たちが『ひまわりのおか』という絵本を朗読してくださいました。全生徒の7割74名が亡くなった石巻市大川小学校で、子どもたちを亡くしたお母さんたちが作った絵本です。子どもたちを亡くして何かしなくてはおれなかったお母さんたちの気持ちが痛いほどに伝わります。子ども3人を一度に失うのはどれほどの悲しみであったか、想像しても想像しきれません。

そのあと、福島第一原発から7kmの町、浪江町から堺市に避難してきている吉川裕子さんのお国なまりの語りを聞きました。吉川さんはもともと浪江町で託児所を運営しながら民話の語り部をしていた方です。民話を織り込みながら時にはユーモアを混ぜて、あの日のことや大阪へ避難してからのことなどを語ってくださいました。
中でも聞いていた私たちがショックを受けたのは、浪江から大阪に避難していたひとりの小学生の女の子の話です。福島の言葉を笑われるのがいやで教室で一言も話さなかった女の子にやっと友達ができて友達のお家に遊びに行ったというのです。ところが、外出から帰ってきたその家のお母さんから「放射能が伝染るからあなたは家に入らないで」と家から出されたという話。けっきょく女の子の家族は大阪を引き上げて福島へ帰ったということでした。「伝染る」と言った友達のお母さんの無知と無情にあきれるばかりですが、現実にはこのような悲しい話もあるのです。
吉川さんは「私たちは地震、津波、原発にとどまらず、さらに人権侵害という苦痛を経験しています」と言われていました。それでも吉川さんはこうして語り部としてあちこちで活動しながら、堺市に避難した人たちのまとめ役として、いつまでも被災者でいるのではなく自立していこうとされています。
吉川裕子さんの語りがyoutubeにありましたのでご紹介します。とても味わい深い語りです。
http://www.youtube.com/watch?v=5KXoCv-4Vqk&feature=player_detailpage