
この時期、絹こしはゆず豆腐です。

午後からはバナナチップスが入荷しました。フィリピンのバナナチップ スをフェアトレードしているMさんは、働きすぎて(!)先週熱中症になり3日間寝込んだそうです。まだ20代のMさんですが、若いからと無理してはいけませんね。
最近の台風や天候不順で原料のバナナが減っているのだそうです。完売間近というので急いで注文しました。おいしいバナナチップスを召し上がれ。
ぎっくり腰のNさんも熱中症あがりのMさんもおだいじにね。

一般社団法人大学女性協会大阪支部のみなさんが呼んでくださいました。大学女性協会は全国組織で、女性の高等教育、男女共同参画、国際協力などを目的として、奨学金事業や啓発・提言活動などをされています。http://www.jauw.org/
協会では定期的に講演会や勉強会もされていますが、私の長年の友人であるTさんが現在大阪支部長をされている関係で、今回私にお話をくださったというわけです。
80歳代の方たちもおられますが、頭脳明晰、思考柔軟、そしてとても活動的でいらっしゃいます。この年代でかつて大学教育を受けられたみなさんは「教育の機会に恵まれた自分たちだからこそ、今度は社会に還元したい」の思いで活動されているそうです。
フェアトレードについての短編ビデオを見てもらったあとパワーポイントを使って話を聞いてもらい、いくつかの質問もいただきました。少人数でしたので、ざっくばらんに温かい雰囲気の中でお話させていただけたのがありがたかったです。ご紹介のために持参したエスペーロの商品もたくさんお買い上げくださいました。
フェアトレードについての話を聞いていただいたこともですが、すてきな女性の大先輩方にお会い出来たことが嬉しい一日でした。ありがとうございました。

暑い一日。隣の吹田市から千里金蘭大学の先生2名と学生さん6名がエスペーロを訪ねてくださいました。児童学科の3年生で「国際こども支援」というゼミでフェアトレードのことを学んだので、では実際にフェアトレードショップへ行ってみようということになったそうです。
暑い中来てくださったのでとりあえず冷たいものをと水出しのレモングラスティーを飲んでもらいました。
先週下見に来てくださった先生との打ち合わせで、少し私がフェアトレードの話をさせてもらって、あとは店内を楽しんでもらうことになっていました。そこで私は、ちょうどできたばかりのパワーポイントを見てもらうことにしました。

体育系の元気な女子ばかり6人だからとにかく賑やかなんです、と心配していた先生ですが、真剣なまなざしで10分ほどのプレゼン に耳を傾けてくれました。児童学科の学生さんで幼稚園の先生を目指す人もいるそうですから、とくに児童労働について興味があったようです。
そのあとみなさんでいろいろお買い物を楽しんでくださり、また暑い中を賑やかに帰っていかれました。ありがとうございました。私も初めてパワーポイントを使ってのプレゼンを終えてほっとしています。これから回を重ねればもっと上手になるかなと思います。次の日曜日は大阪市内で「大学女性会」の方々にプレゼンさせていただきます。


もともと耕作放棄された茶畑以外何もなかったところに、井戸を堀り、事務所を建て、宿舎を建て、五右衛 門風呂をつくり、トイレをつくり、人が住めるようにしてきたそうです。電力は小規模のソーラーをあちこちに作って建物内のLEDを点灯しています。(右の写真は五右衛門風呂)
20代から30代の若者たちは実によく働きます。畑、建築現場、お茶、飼育、などの分担の他に、毎日の家事も当番制でこなしています。スケジュールはこんな感じです。朝6時に朝食、6時半から朝のミーティング、そのあと掃除をしてそれぞれの持ち場へ移動して12時まで労働。昼食のあとは3時まで休憩。3時から日没までまた働き、7時に夕食です。もちろん食事当番はその時間までに人数分の食事を用意しておきます。風呂当番は風呂炊きです。





翌日の農作業は主に茶畑の草取りでした。お茶は茶摘みのあとの刈り込みも終わり、今は次のシーズン へ向けて英気を養っている時期です。その間にも雑草

朝涼しいうちから始めた草取りですが、途中休憩しながらでも、昼近くになると日が昇って暑くなり、私などは文字通り這いつくばって草を抜いておりました。


トマトやきゅうり、大葉などの収穫もしました。トマトはいろいろな種類があって集めるとこんなにきれいです。 これらはすぐにそのあとの昼食になりました。
実は今、楠にはインドネシアの中部ジャワからエリックとムスリーという二人の青年が研修に来ています。私たちが5月に訪れたカンダンガン村の二人です。カンダンガンで建てたようなロッジを楠に建てて、「田舎へ」運動を国境を越えて作ろう!という運動の交換人材交流で来ているの

(写真は有能なるアーキテクト・エリックと農作業後でヨレヨレの私です)
楠でお世話になったみなさま、ありがとうございました!
楠クリーン村のフェイスブックページにぜひ「いいね!」してくださいね。

彼女が選んでくれたコーディネートのご紹介です。
ピープルツリーのオーガニックコットンのノースリーブトップ
エスニックなプリントが夏の暑さに映えます。左胸のポケットがさりげないアクセントに。後ろの裾が長めにデザインされています。きょうはオーガニックコットンの白のタンクトップに重ねてみました。
(ノースリーブトップ インドより ¥4900)
シサム工房のサルエルパンツ
コットン100% 夏に涼しいはき心地でしかもオシャレ。
カジュアルに楽しんでください。
(サルエルパンツ インドより ¥7140)
(シサム工房の革サンダル インドより ¥5775)
(シサム工房のグルスイバスケット ブルキナファソより ¥3999)

もうひとつは、こちらもエスニックなアフリカンデザインのチュニックです。
日に焼けたお肌に似合いそうなパワーのあるデザインですね。ワンピースとして着てもレギンスと組み合わせてチュニックとして着てもOKです。
(ピープルツリー チュニック インドより ¥9900)
(ラ・カンビータ ヤシの葉で編んだバッグ ボリビアより ¥2800)
(第三世界ショップ ビーズサンダル インドより ¥4410)
ところで、今週の土曜日(19日)は、私もテリーも用事があるため、午後3時からyukoさんが店を守ってくれることになっています。カナダの話など興味がある方はぜひご来店くださいね。

そんな日を少しでも快適に過ごすためにこんなネックバンドはいかがでしょうか?ピープルツリーの今年のデザインによるおしゃれなネックバンドです。真ん中のところに保冷剤を入れるポケットがあります。

オーガニックコットン製なのでつけ心地もいいです。

前で結んでも、後ろで結んでもいいですね。
(クール・ネックバンド インド ¥850)

発端はイスラエルの少年がパレスチナのイスラム組織ハマスによって誘拐され殺されたことだったそうです。その報復が拡大して大規模な空爆にまで発展しています。無力なパレスチナ側はロケット弾を打ち込むことしかできませんが、最新兵器を持つイスラエルは空からミサイルを撃ち込んで、子どもであろうと一般市民であろうと区別なく大量殺戮しています。どう考えても一方的だとは思いませんか?「これは戦争ではなく虐殺だ」とノーム・チョムスキー氏は言っています。
フェイスブック上では現地の市民がアップした本当に残酷な写真が掲載されています。子どもの頭部が半分吹き飛んだものもあります。目をそむけたくなる写真ですがこれが現実です。どうしてこんなことが誰も止められずに進行しているのでしょうか。

エスペーロではパレスチナの人々がつくるおいしいオリーブオイルを販売しています。パレスチナ・オリーブオイルはエスペーロ開店 のきっかけになった商品でした。そして、イスラエルの圧政のために二級市民として過酷な生活を強いられているパレスチナの人々を支援しているのがパレスチナ・オリーブさんです。
パレスチナ・オリーブの皆川さんも現地の人たちのことを心から心配しています。ブログ(7月3日)をご紹介します。http://himar- diary.jugem.jp/ ブログの最後に皆川さんはこう書いています。パレスチナの人たちが普通に暮らせることを願っています。そして、イスラエルの人たちも(徴兵制なんてなくなって)普通に暮らせますように。「普通に暮らす」ことのなんとむずかしいことか。イスラエルの人たちも個人個人ではよい人たちなのですが、政府や政治の仕組みがいけないのですね。国連で大きな力を持っているアメリカがイスラエルにものが言えないというのも、暴挙を許している原因です。
翻って日本はどうでしょうか。数々の問題はあれ、今はほとんどの人が「普通に暮らす」ことができてます。しかし、先日閣議決定された「集団的自衛権」が憲法をないがしろにして万が一行使されることになると、アメリカが戦争をしている国へ行って日本の自衛隊が人殺しに加わることになるのです。自衛隊だけで足りなくなると次は一般市民が駆り出される・・・「集団的自衛権の行使」は絶対に阻止しなければいけません。
ガザ地区で起こっていることは国際世論によって今すぐに止められなければいけないし、日本にとっても決して人ごとではありません。

それで、店内にある動物をシリーズで集めてみました。まずはふくろうです。ふくろうは「福を呼ぶ」とか「不苦労」とかにかけて好まれるようです。奥から木彫りのカレンダー、陶器のオカリナ、山羊革のコインケース、ミニコインケース、そしてジュートのタオルハンガーです。

ねこの好きな方も多いですね。こちらは奥から 、木彫りのカレンダー、陶器の鉢カバー、山羊革の貯金箱、陶器のアロマストーン、山羊革のコインケースとミニコインケース、アイピロー、そして黒猫の模様はジュートバッグです。

最後は象を集めてみました。陶器の鉢カバー、山羊革の貯金箱、ジュートの象、象のマスコット大と小、ソープストーンの赤い象、アロマストーンです。
お気に入りはみつかりましたか?
(写真はクリックして大きくして見てくださいね)

ゴーヤのカーテンは毎夏、店内を涼しくしてくれるだけでなく、道路を通る人の目を止めてエスペーロの存在を教えてくれます。大きな看板もなくふだんは見過ごされることが多いエスペーロも、夏の間は緑が看板の役目を果たしてくれます。場所を聞かれたら「ゴーヤのカーテンが目印です」と言えばよいのですから。

さて、そのゴーヤの上方には今年もつばめが巣をつ くっているのですが、どうもいつもと違って様子がおかしいのです。もう2ヶ月以上前に巣を作って親鳥が行ったり来たり、しばらくは抱卵している様子もあったのですが、いっこうに雛が生まれてくる様子がない。今も親鳥が一日に何度もやってきています。中の様子がわからないだけに毎日見上げては気をもんでいる私たちです。どなたかつばめに詳しい方があったら教えていただきたいです。

きょうのエスペーロは「みのおフェアトレードの会楓」の月一ミーティングのほかに、菜の花プロジェクトの搾油体験帰りの友人たちや、NGOで働く若い友人や、近々天草へ移住を決めている若いご夫婦や、ホストしている留学生といっしょの友人ファミリーや、英語を翻訳してほしい人とか、なんだかとっても多彩なお客様が来てくださって、なんと目まぐるしい、しかし楽しい一日でした。

(写真はクリックして大きくして見てください)
浪江ピースのメンバーは3.11以後原発のため避難を余儀なくされ、今もいわき市内の仮設住宅に住んでいる人たちです。生活の空白を埋めるために、みんなで集まって手工芸品をつくっています。https://www.facebook.com/namiepeace?fref=ts
2年前いわきでメンバーのKさんにお会いした時に「なぜエプロンをつくるのか」彼女たちのエプロンへの特別な思いを聞かせてもらいました。
・・・最初に公民館に避難しておにぎりの炊き出しを手伝った時に、エプロンは寒さの中での防寒になり、おにぎりを配るお盆になり、こどもの涙をぬぐうハンカチにもなってくれて、自分たちの不安な気持ちを和らげてくれました・・・
私はこの話にとても感動して、浪江ピースさんが作られるエプロンを少しずつ買ってはエスペーロの棚に並べました。
最近新作のエプロンが出ないなあと思っていたところ、フェイスブックで「浪江ピースのメンバーは、今ほとんど全員が体調不良におちいっています。入院中がひとり、手術待ちがひとり‥‥‥。そんな状態なのでエプロン作りがずっとストップしています」という報告でした。それで現在あるストックを販売に出されたのがこのエプロンでした。

3年目ぐらいで体調を崩す人が多くなると聞いていましたが、ほんとうに心配です。そんな福島のことを置き去りにして戦争をする国へと突っ走る日本の政府にますます怒りが湧いてきます。
どうか、みなさん、福島や宮城や岩手の人々のことを忘れないでください。忘れていないよ、という気持ちで彼女たちがつくるカフェエプロンを使ってみませんか?どれ もきれいにしっかりと縫製されています。

プレゼントに選ばれる方もあります。贈られる人にも作った人にも喜ばれるプレゼントです。いかがでしょうか。
(浪江ピース カフェエプロン ¥2500)