
するとさっそくお客様の目に止まり「高校生の娘が朝練で早くに自転車で出るのでもう手袋がいるんですよ」と娘さんのために手袋を選ばれました。指先が開いていてスマホもできるし、指先を使わない時にはすっぽり4本の指をカバーできるタイプのものです。2種類の色から選ばれたのですが「こちらがいいです」と、ちゃんと娘さんの好みがわかっていらっしゃる

レッグウォーマーや靴下もカラフルなのが揃っています。最近はこたつを置い ていないお家も多いので、夜くつろいでいる時や机でパソコン仕事などする時にはこんな厚手の靴下が役に立ちますよ。

土曜日は箕面市内にある聖母被昇天学院のチャリティバザーです。箕面市民活動センターさんが声をかけてくださって箕面のショップがいくつか出店しました。親子連れあるいは親子3代でバザーを楽しむ大勢の人たちで賑わいました。このように学校が地域の店や市民活動を巻き込んでくださるのはとても嬉しいことですね。

日曜日は関西大学でのイベントです。「国際交流フェスティバル」。ステージでは英語混じりの落語や、ベ リーダンスやマレーシアの踊りなど多彩なパフォーマンス。外国人に日本文化を紹介する部屋では、お花、書道、折り紙などのワークショップ、各国ブースでは民族衣装着付け体験や国の紹介などなど、たっぷり楽しめるプログラムが展開されていました。私はエジプトのブースに行ってアラビア語書道ではがきに名前を書いてもらいました。この日は日曜出店で久々に夫婦での出店になりましたので記念撮影。


ピープルツリー 50gチョコレート各種 ¥324
ラオスの森ミニポーチ ¥1337
ウォーリードールブローチ(2個セット) ¥518


お母さん方に「これまでフェアトレードという言葉を聞いたことがある方は?」と聞くと25人ぐらいの中でわずか5人ぐらいでした。少ないということはお話のしがいがあるというものです。毎日の生活の中 で食べるもの身につけるものがどこから来ているのか、どういう人たちが作っているのかに少しだけ注意を払ってみてくださいとお話しました。きょうフェアトレードに出会ってくださったお母さん方が、お家へ帰られて子どもさんや家族の方と話題にしてくだ

後半では「ひつじの惑星」さんhttps://www.facebook.com/hitsuji.wakusei
の指導のもとにふわっふわっの羊毛でひつじさんを作るワークショップ。私たちもいっしょに作らせてもらいました。ニードルで無心になってちくちく。はまる楽しさでした。

ひつじが完成したあとはティータイム。ケニアのオーガニックハーブティーをいただきました。これもフェアトレードでハイビスカスとレモングラスをミックスしたさわやかな味です。

こうやって地域に出かけて行ってフェアトレードのお話をさせていただくのは嬉しいことです。ちょっとしたワークショップといっしょにやればなお楽しい。これからはこういうことを少しずつやっていきたいねとメンバーで話しました。

お待たせいたしました。フェアトレードチョコレートの入荷です。フェアトレードチョコレートは安い植物油を使わないでカカオバターだけで作っていますので、25度以上の温度で溶けてしまいます。それで秋、冬、春の3シーズンだけ登場するのです。
チョコレートはもちろんおいしいのですが、カカオ栽培で児童労働を介していないという点で、さらにおいしく味わえるチョコレートです。
今年はピープルツリーの50gチョコレートで言えば、2つの新フレーバーがあります。「ホワイト・ジンジャー&レモン」と「カラメルクリスプ」です。どうぞお試しくださいね。
(50gチョコレート ¥324、 100gチョコレート ¥550~¥702、ペルーのキノア入りミルクチョコレート ¥200)

これは先生のチャランゴです。ふつうのチャランゴより少し小さめです。とてもきれいな音が鳴ります。表から見たらふつうのチャランゴですが、次は裏をお見せしましょう。これです。何かの動物の甲羅でできていますが、何かわかりますか?アルマジロという動物です。よく見ると耳も目も あって毛もついていて・・・はっきり言って私はノー・サンキューですが、珍しくておもしろいです。昔は南米のどこにでもいるアルマジロが犠牲になったそうですが、今はもちろん

さて、そのチャランゴを練習していますと、開店前の店にご近所のFさんが入ってこられ「あら、まだ開いてなかった?」。「いいですよ、どうぞ」とペルー人の先生を紹介して先生のCDをかけて聞いてもらいましたら興味津々。ケーナもちょっと吹いてもらってFさん「いいところへ来たわ~」と感激してくださいました。
そのうちFさんが店内で選ばれたお洋服が昨日入荷したばかりのアルパカセーターでした。偶然ですがこのセーターはなんとペルーから来たものなのです。ペルー人の先生はとても喜んで「アルパカはとてもいいです。ペルーでも高級品です」と私に代わってすすめてくださり、Fさんはこのセーターを購入してくださいました。この偶然に私は驚き、Fさんは先生が呼び寄せてくれたのではないかとさえ思いました。
きょうはそのあともお客様がつづき、この人をあの人に紹介し、あの人がこの人とつながり、という感じでエスペーロはサロンさながらでした。そんな日はとても楽しいなあ、店をやっていてよかったなあと思うのです。

マララさんは女子教育を否定するタリバーンに対して勇敢に立ち向かい、襲撃されて大けがをしたあともひるむことなく意志を貫いて活動を続ける高校生です。いろいろな理由で教育を受けられない世界の女性たちにとって大きな希望の人です。

いっぽうカイラシュさんは、インドのそして世界の児童労働をなくすために活動している人です。世界には、 学校へも行けず、危険な仕事や過酷な労働を強制されている1億6千万人もの子どもたちがいます。鉱山、兵士、農園、カーペット織り、サッカーボールの縫製など、とくに南アジアやアフリカに多くいます。カカオ農園で働かされている子どもたちはチョコレートなど食べたこともなく、サッカーボールを縫っている子はサッカーで遊ぶ暇などないのです。カイラシュさんの受賞が世界の児童労働へ人々の目を向けさせ、児童労働が関与している商品は買わないという意識へとつながっていくとよいと思います。これはまさにフェアトレードが規定している基準のひとつです。
今回の2人の受賞は女性や子どもの人権を守るという意味で共通点がありました。ただ、反対勢力の危険な攻撃はこれからも続くと思われますので、身の安全を守りながら活動して欲しいし、それ以上に世界中の人たちが彼ら2人を守るだけの大きなムーブメントをつくるべきだと思います。

キルギスという国をご存知でしょうか?旧ソ連から1991年に独立した共和国です。中央アジアに位置し、北はカザフスタン、東は中国、南はタジキスタンと国境を接しています。ふだんあまり馴染みのない国なので、私も地図を見て確認しました。
そのキルギスにJICAシニアボランティアとして暮らしていたNさんがエスペーロに持ってきてくださったクラフトの数々です。フェルトでつくったカメさんと子どものお人形。フェルトの上にすてきな刺繍が施されています。その愛らしさにひと目で惚れ込んでしまいました。きょうちょうど届いた商品を開けているところに来られたHさんがさっそくお人形を購入されましたよ。
キルギスは旧ソ連から独立したものの、これといって資源も産業もないことからJICAがいろいろな支援に入っています。Nさんはシニアボランティアとして2年間キルギスに住む間にパッケージデザインの指導をした女性たちがつくるフェルトクラフトを日本で紹介する活動をされています。
こんなすてきなクラフトを通して、キルギスという今まで馴染みのなかった国とつながれたことをとても嬉しく思います。他にもすてきなピアスがあるのですが、それはまたの機会にご紹介します。
(フェルトのカメ 大¥1600 小¥1300、 フェルトのお人形 大¥1600 小¥1300)

箕面からふるさとへのお土産にされる方も多く「ポン酢はまだですか?」と聞いてくださるお客様もありますのでブログで入荷をお知らせしたいと思いました。消費税の値上げがありましたので20円ほど価格が上がって1本(280ml)700円です。
たきのみちゆずるシリーズにはこの他に「ゆずドレッシング」と「ゆずドリンク」があります。「ゆずドレッシング」は昨年の発売以来りピーターのお客様も増えてきました。たまねぎたっぷりのおいしいドレッシングです。「ゆずドリンク」は冬はホットにして飲んでもまたおいしいです。
(ゆずポン酢 ¥700、 ゆずドレッシング ¥540、 ゆずドリンク ¥155)

いろんな話をしたあとに 「ちょっとディスプレイさわっていいですか?」と聞くので「どうぞどうぞ、Nちゃんのセンスで全部変えてくれてもいい」とお願いしました。洋服はあまり動かないので私もディスプレイをすっかりなまけていたところでした。なまけていたから動かないのかもしれませんが・・・
それからしばらくあれを動かしこれを動かし、夏物はすっかり片付けてハンガーポールがすっきりしました。上からつるしていただけのストールをセーターの上に巻いてくれたら、とってもすてきに見えてきました。

なるほど~と感心しきりの私です。Nちゃんも「あ~楽しかった」と楽し んでディスプレイをしてくれました。それから畳みジワは「こうしたらいいんですよ」と霧吹きをシュッシュッ。へ~そうなんだ、とまた感心しきり。
Nちゃん自身もいろいろ悩みながら仕事をしています。学生時代からずっと知っている彼女のことを応援したいと思います。そして社会人になってもこうしてエスペーロに来てくれることがとても嬉しかった一日でした。

さて、きょうはその続編です。オリーブオイルをみなさんはどのように使われますか?ドレッシング、炒め物、揚げ物などいろいろですが、パンにつけて食べるという方も多いでしょう。バターやマーガリンよりもぐんとヘルシーでおいしいオリーブオイルです。
そして、オリーブオイルをパンにつける時に、この写真のザータルというハーブミックスを少し混ぜるのがパレスチナ流です。私たちにはなじみがないこのハーブミックスもパレスチナでは日常的に使われているそうです。
ザータルに書かれた説明を紹介しますと
ザータルと呼ばれるハーブを乾燥させてすりつぶし、酸味のあるシューマック、ゴマ、塩、オリーブオイルと混ぜ合わせたものです。パレスチナでは、オリーブオイルと一緒にパンにつけて日常的に食べています。チーズや卵料理とも相性がよく、また、パスタやピザ、スープの仕上げの香り付けなど、工夫次第で何にでもお使いになれます。

その他に私がお客様から教えてもらった使い方は、魚のムニエル、肉のソテー、パンを作るときに混ぜる などの他、冷奴にザータルを混ぜたオリーブオイルをかけるという方もありました。
私も最近はパンを食べるときザータル・オリーブオイルをつけて食べています。不思議なおいしさで、なんだかアラビックな気分になりますよ。
チャリティタウン・プロジェクトのオリーブオイルをお買い上げのときにぜひこのザータルもおともに連れて帰ってください。そしてまたおいしい食べ方を教えていただければ嬉しいです。
(ザータル・ハーブミックス パレスチナより 80g ¥520)