
ネパールで大地震が起こってからきょうでちょうど4ヶ月になります。8000人以上の死者と1万人以上の負傷者を出したばかりでなく、多くの家屋が倒壊し、人々の復興はまだまだという状況です。
もともと貧しい地域が多かったところへの大打撃で、産業の柱である観光施設も大きな被害を受けています。
フェアトレード団体のひとつである第3世界ショップは2011年の東日本大震災のあとに東北へ入り「ソーシャルニットワークプロジェクト」を立ち上げました。毛糸の寄付を募り(みなさんのご協力でエスペーロからも何箱か送りました)デザイナーさんの技術指導のもとに東北でニット商品を作るグループが生まれました。
編み物を編んでいるときは不思議と心が落ち着きます。そしてそれが仕事になれば励みにもなります。
第3世界ショップはこの東北でのノウハウを活かしてネパールでもニットワークプロジェクトを立ち上げました。ネパールは伝統的にニットの文化と技術を持った国です。そしてこのたびネパールのパートナー団体WEANからアリヤさんを迎えて全国キャラバンが始まります。そこで大阪ではみのおフェアトレードの会楓が受け入れ団体となってアリヤさんをお迎えすることにしました。
ネパールは今どうなっているのか、復興のために何が必要か、アリヤさんのお話を聞きに来てください。ネパール製品の販売もあります。
日時:9月4日(金)14:00~15:30
場所:みのお市民活動センター多目的室
スピーカー:アリヤさん(ネパールWEAN)
参加費:500円
主催:みのおフェアトレードの会楓
お問い合わせ:エスペーロ(電話&FAX 072-728-1221 メールinfo@espero-osaka.com)


「飢えと乾きは薬では治せない」アフガニスタンの平和構築は農業の復興にあると考えた中村哲医師は、内戦や干ばつで荒れ果てた土地で井戸を掘り、用水路を建設してきました。現地の人々と共に歩んできた30年の軌跡を映像を交えてお話いただきます」(チラシ本文より)
私は2年前と3年前に中村さんの講演会に参加してぜひ箕面へも来ていただきたいと思っていました。2回の講演会について書いたブログはこれです↓
http://espero0osaka.blog118.fc2.com/blog-entry-533.html
http://espero0osaka.blog118.fc2.com/blog-entry-786.html
今回同じ思いを持つ人たちと実行委員会を組織して中村さんを迎えることができてほんとうに嬉しく思いました。当日前に前売り券完売、当日は会場満席のお客様でした。
心に残る言葉はたくさんありました。
*中でも「アフガニスタンの人たちが望むことは2つだけ。1日3回のごはんが食べられることと家族揃ってふるさとで暮らせること。他には何もない」という言葉が強く残りました。人間が生きていく上の基本の基だと思います。それを中村さんは現地で一生懸命実現しようとしている。それに引きかえ、私たち日本人が望むことのなんと多いことか。
*「もちろん日当がもらえるから彼らは働くわけですが、食べられる、ふるさとへ帰れるという希望があるからがんばれるわけです」
*「タリバンは極端なひどいこともやりますが、日本や西欧のマスコミはタリバンの悪いところだけを切り取って報道している。タリバン政権の時が実はもっとも治安がよかった。アフガニスタンは部族国家なので西欧諸国が考える国とはまったく違う」
*「大自然の中で生きていると人間は死ぬものだと納得できる。今生きているのはたまたま生かされている。生まれてから死ぬまで、人間の命は世界のどこであっても等しく尊いものでなくてはならない」(ビデオ『知るを楽しむ』より」
*「今何がほしいですか?」という会場からの漠然とした質問に対して「あと少しの寿命と昆虫採集をする時間です」。中村さんは現地での後継者育成にも力を入れておられます。
*「国がまちがったことをするなら従わなければいい」
中村さん独特のユーモアとシニカルな反骨ジョークに会場はますます引き込まれ、時間が経つのもあっという間でした。終わってみると会場の外に置かれたペシャワール会へのカンパ箱には20万円以上のカンパが入っていました。いかに参加者のみなさんが中村さんの活動に感動、共感されたかの証左であろうと思います。
参加した友人たちからの感想もいろいろいただきました。高校生の友人Mちゃんからは自分がこれから進む方向を再確認できたという嬉しい感想をいただいています。そして私はと言えば、これからも中村先生の追っかけをしそうな予感がしています(笑)
最後に中村さんのアフガニスタンでの事業をサポートする「ペシャワール会」のホームページをご紹介しておきます。
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/

アフリカのクラフトを扱うキチェコさん http://kicheko.net/ からのかごとプレースマットです。ビビッドなアフリカを感じさせる色とデザインです。
かごは直径が27cm高さが8cm。プレースマットは直径23cmです。タンザニア特産の植物でしっかりと編まれていて、カラーの部分はキテンゲというタンザニアの布が編み込まれています。
何に使うかはアイデア次第。かごは果物をいれてもいいし手芸品の材料を入れてもいいしパンかごにしてもいいかもしれませんね。プレースマットはティーマットにしたり花瓶を置いたり。ペアにして結婚のお祝いなどにも素敵ではないでしょうか?

これらのクラフトをつくっているのはwomencraftというフェアトレード団 体です。タンザニア、ブルンジ、ルワンダなどのおよそ300人の女性たちに仕事をつくっています。
(かご ¥4800 プレースマット ¥2800)

バリ島からまさこせっけんが直輸入いたしました。ウブドの田んぼの中の工房で自然のハーブを使って作られるナチュラルなせっけんです。コールド製法で熱を加えずにじっくりと仕上げてあります。
バリ島在住のまさこさんがローカルの人たちと作っています。日本でもとても人気で一時JALの機内販売でも取り扱われていました。何人かのお客様から再入荷のご依頼をいただいていました。きめ細かな泡立ちとやさしい香りが人気です。今ならたくさんありますのでお早めにどうぞ。
(まさこせっけん バリ島より 1個¥500)

アタごもたくさん入荷しています。まだ今年の夏に間に合いますよ。新しいデ ザインもあります。カバーはインドネシアのバティックプリントを使っていますがみんな違って楽しいです。こちらもお早目のご来店で選んでいただけますよ。
(アタかご バリ島より ¥3000台~¥5000台)

ラベルにりりしくポーズをとっているのは箕面市のキャラクター「たきのみちゆずる」くんです。全国的にもなかなか人気で毎年の全国ゆるきゃらグランプリでは10位から13位あたりを行ったり来たりしていますよ。
ゆずるくんをメッセンジャーとして箕面のおみやげにしてはどうでしょうか?里帰りのお土産のひとつにどうですか?
(ゆずるドレッシング 280ml ¥540)

エスペーロは店内はもちろん冷房を入れているのですが、さらに店の前のゴーヤが毎年活躍してくれます。今年も大分伸びて茂ってきました。これで少しでも南からの太陽熱を防いでくれるでしょう。

エスペーロでは8月1日から夏服セールを始めました。街へ出ればどこでも Sale、セール、Saleですから普通に言えば珍しくもないことでしょうが、エスペーロのセールは珍しいことです。めったとないエスペーロのセールにお出かけくださいね。デザイン品質ともに優れ、ひとつひとつていねいに作られたフェアトレードの洋服を着ていただくチャンスです。