

インドのカンタショールは1枚1枚違っていて、そのどれもが素敵なので選ぶのに迷いました。いくつかご紹介します。 写真を大きくして見てくださいね。
かつてインドの女性たちが身に付けたアンティークのシルクサリーを2枚はぎ合せて刺し子してあります。インドの砂漠の地、ラジャスタンの女性たちの手仕事です。表裏2面の柄を楽しむことができます。サイズは約45cmx200cmありますがシルクなのでとても軽いのです。

ぜひぜひみなさんに見ていただきたい、と言っても今店がないのでイベント出店に持っていきます。2月にひとつ、3月に2つイベント出店予定です(追ってご案内いたします)それまでにも「見たい!」という方がおられましたらご連絡ください。とっても遠くでなかったら持っていきます。
写真を大きくして見ていただくとおわかりと思いますが、ていねいな刺し子の縫い目がとても暖かいです。ひと針ひと針、ミシン目のようにまっすぐではない人の手による針目というのは味がありますね。これも、もしかしたら1/f(f分の1、規則性と不 規則性の間がつくりだすゆらぎ)の心地よさなのかなあと思います。

この柄はフェニックス(不死鳥)だと思うのですがひとつひとつ表情が違うことに驚きます。
(アンティークサリーのカンタショール シルク インドより 45cmx200cm ¥5000+税)

(バオバブのバッグ ケニアより ¥6500+税)

2016年はさる年ですね。こんなチンパンジーくんはいかがでしょうか。チンパンジー・ピロー。ソファーに置いておくと一 人暮らしも寂しくないかもです。頭の後ろにループがついているのでどこかに掛けることもできますよ。
(チンパンジー・ピロー ネパールより 大 ¥1800+税、 小 ¥1000+税)
まだご紹介したいものがあるのですが、きょうはここまでにします。

粟生外院の店を閉じて以来すこしぼーっとしておりましたが、本日京都での展示会を皮切りに今年はのろのろスタートです。
関西のフェアトレード会社としては随一のシサム工房さんの展示会がありました。シサムさんは商品もスタッフさんもとても好きな会社です。おまけに展示会の会場がこんなレトロでかっこいいい場所とあっては行かないわけにはいきません。京都の先斗町近くにある元立誠小学校。1927年に建てられ20年ほど前までは現役の小学校だったそうです。今はシネマがあったりいろいろなイベント会場になっています。

窓から冬の陽が射し込む旧い教室が展示会場です。黒板や教壇もそのままで往時がしのばれます。なつかしさ、レトロ、木のぬくもり、といったどれもがシサムさんの暖かいアイテムと通じ合っていました。
洋服はネパールからのものが多くあります。みなさんまだ覚えておられると思いますが、昨年4月25日にネパールで大地震がありました。レンガ造りが多いネパールでは多くの家が倒壊し8000人を超える人々が亡くなりました。元々貧しかった国がさらに追い打ちをかけるように大きな被害を受けたのです。


在庫を抱え込まないためにももう洋服はやめよう、と思っていたはずの私ですが、こんな素敵な洋服たちに出会うと、その決意がもろくも崩れてしまいそうです。ああ、その魅力に勝てない。どうしよう・・・