
粟生外院の店を閉じて以来すこしぼーっとしておりましたが、本日京都での展示会を皮切りに今年はのろのろスタートです。
関西のフェアトレード会社としては随一のシサム工房さんの展示会がありました。シサムさんは商品もスタッフさんもとても好きな会社です。おまけに展示会の会場がこんなレトロでかっこいいい場所とあっては行かないわけにはいきません。京都の先斗町近くにある元立誠小学校。1927年に建てられ20年ほど前までは現役の小学校だったそうです。今はシネマがあったりいろいろなイベント会場になっています。

窓から冬の陽が射し込む旧い教室が展示会場です。黒板や教壇もそのままで往時がしのばれます。なつかしさ、レトロ、木のぬくもり、といったどれもがシサムさんの暖かいアイテムと通じ合っていました。
洋服はネパールからのものが多くあります。みなさんまだ覚えておられると思いますが、昨年4月25日にネパールで大地震がありました。レンガ造りが多いネパールでは多くの家が倒壊し8000人を超える人々が亡くなりました。元々貧しかった国がさらに追い打ちをかけるように大きな被害を受けたのです。


在庫を抱え込まないためにももう洋服はやめよう、と思っていたはずの私ですが、こんな素敵な洋服たちに出会うと、その決意がもろくも崩れてしまいそうです。ああ、その魅力に勝てない。どうしよう・・・