
イベントのタイトルは「フェアトレードって何?」。よく聞かれるけどちゃんんとうまくわかるように答えられているのかどうか、5年半店をやってきた私自身も自信がありません。
きょうのイベントは講義ではなくワークショップ形式で進められましたから「わかってもらう」と いうのではなくて「自分たちで考えてもらう」というスタンスでした。ファシリテーターの岡本智子さんの進行は、体を動かす簡単なアイスブレーキングに始まり、そのあとも参加者を飽きさせない、そして参加者との間に壁をつくらない、フレンドリーで笑いのある進行でした。
また、スライド、動画、世界地図や、コーヒー、カカオの写真や、


私自身、岡本さんのワークショップから多くのことを学んだ気がします。ワークショップの最後に「フェアトレードって何?」の答えをあえて出さなかったところがよかったと思いました。みなさんが胸の内に持ち帰られてこれからの宿題にされると思います。


エスペーロの新しい拠点は、能勢の地黄というのどかで歴史ある地域にあります。家のすぐ裏手は国道477号線で亀岡へ向 かう道です。反対に家の手前(西側)は広々と畑と田が広がり477号線のバイパスが通っています。とてもよい道なので車がスピードを出しすぎてときどきお巡りさんに捕まっていますから要注意です。右の写真は去年の秋です。


庭の北側にシュロの木が伸びに伸びていました。上の方は枯れていて蔓もからまっているので伐ることにしました。 チェーンソーで切れ目を入れて紐で引っ張ったり脚立で押したり、テリーとNさんが二人がかりでなんとか家と反対側に倒すことができました。シュロを伐ったあとはすっきりして、後ろの椿の木が見えるようにな りました。



木々の根元では水仙がつぼみをつけて春の訪れを教えてくれています。一緒に行ったKさんが「去年の夏にふきがあるのを見つけといた」と言ってふきのとうの場所を教えてくれました。ひとつ見つかるとその近くにいくつか見つけることができます。それで ふきのとうも春の



これからも能勢での作業はたくさんあります。もちろんプロの工務店さんでなければできないことがほとんどなのですが、私たちのような素人でもできることがあります。楽しみながら手伝ってくださる方があれば大歓迎です。よろしくお願い致します。

どうして日本ではなくて中国やバングラデシュで作られる?それは人件費が安いからです。自分が着ている服のタグを見てください。かつてはmade in Chinaが圧倒的に多かったのですが、中国の人件費が上がってきた今では人件費がより安いバングラデシュへと工場は移ってきています。
GAP(アメリカ)H&M(スエーデン)ZARA(スペイン)ユニクロ(日本)などのグローバル企業はこのような途上国で安く衣料品を作って自分の国で売ります。人々は安いので気軽に買って気軽に捨てます。いつの頃からかこういった衣服はファストファッションと呼ばれるようになりました。
服を安く買えるのは一見いいことのように思われますが、もしそれらを作っている人が安い賃金で残業代ももらえず働いていたり、農薬まみれの畑で病気になりながら綿花を栽培しているとしたら、どうでしょう。あるいは皮革工場から出る汚染水で村の水が汚され、そのせいで皮膚病や障害を持って生まれる子どもが増加しているとしたら、どうでしょう。
それでもあなたはその衣服を身につけますか?という痛烈な問いかけがこの映画です。誰かの犠牲の上にできたものは身につけたくないですよね。
アンドリュー・モーガン監督がこの映画をつくったきっかけは、2013年4月にバングラデシュのダッカ郊外で起こった悲劇だったそうです。先進国のファストファッションを縫製しているラナ・プラザというビルが崩壊して1200人もの労働者が亡くなったのです。違法建築の危険な作業場で、多くの人々が人権を無視され安い給料で働かされている現実が世界からの非難を浴びました。
その後世界が忘れてしまいそうになる頃にこの映画ができたことを嬉しく思います。華やかなファッションの裏側にある現実に目を向けさせてくれる映画です。是非観てください。大阪・十三の第七芸術劇場では3月18日まで上映しています。詳細は↓
http://unitedpeople.jp/truecost/

12月25日に閉店して以来みなさまにはご不便をおかけしております。ただ、店舗がないということはお客様にとっては買う手段がないかと言えばそうでもなくて、これまでお使いだった定番のものなど対応できるものもありますので、どうぞお問い合わせください。
たとえば、コーヒー、紅茶、チャイパック、カレーの壺、ドライマンゴー、ココナツミルク、ほうじ茶、玄米茶、オリーブオイルなどの食品は常備しています。

チョコレートは、第3世界ショップのミニチョコレートやヘーゼルナッツチョコ、ウィンターチョコなども入荷しています。
雑貨は見て選んでいただく必要がありますが、食品は定番のものが多いので、在庫がありましたらお届けするかお送りすることができます。

1月中もいくつかお問い合わせいただきコーヒーや紅茶をお届けいたしました。どうぞご遠慮なくお問い合わせください。
☎080-3764-7905 斎藤
e-mail: info@espero-osaka.com