
6月2日(木)9:40 石丸出発 現地10:10頃 作業は15:00ぐらいまで
6月6日(月)9:40 石丸出発 現地10:10頃 作業は15:00ぐらいまで
作業内容は

庭の排水をよくするための溝の泥上げ、畳を上げたあとの床板の取り外し、古い流しのはつり、など。
右の写真は、はつり作業です。
事故後開通した第2名神工事現場を通る時は、何も倒れて来ないように祈りながら走っています

昨日の作業の続きをするためにテリーと二人で能勢に向かいました。いつものようにグリーンロードのトンネル入口まで来るとなんと通行止めになっています。聞くと、トンネルを出たところの第二名神の工事現場で事故があったと言うではありませんか。ええっ、また~先月神戸の第二名神工事現場で事故があったばかりです。今日の事故は橋桁の仮受台が倒れて道路を塞いだのだそうです。さいわいけが人はなかったようですが、いつ復旧するのかわかりません。事故のニュースは↓
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6201523
しかたなく池田回りで行きました。トンネルを通ると地黄まで30分、池田を回ると約1時間かかります。
昨日溝がみつかったので、きょうは溝の泥上げをしました。長年の泥や草木が埋まっています。これらを取り除いて排水をよくすることが目的です。全部はできなかったので、これから少しずつ作業していきます。

きのう草刈した畑には黄菖蒲がたくさん咲いています。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6201523
しかたなく池田回りで行きました。トンネルを通ると地黄まで30分、池田を回ると約1時間かかります。


きのう草刈した畑には黄菖蒲がたくさん咲いています。


庭では整地作業が朝早くから始まっていました。ユンボが入って土の中から大きな石の塊を出しながら地面を平にし ていきます。ユンボのキャタピラが大きな段差も難なくバックで上がっていくのを私たちは感心してながめました。嬉しかったことは、土を上げてみると地面の端っこにL字型の側溝が現れた


畳上げが早く終わったので、私たちは畑部分の草刈に取り掛かりました。夏草が生い茂っていたのがずいぶん綺麗になりました。栗の木にか らまっていた蔓植物も取り外してやりました。畑部分もジュクジュク状態なのですが、横を通っている溝の泥かきをしたら石垣の隙間から水が流れるようになったので、しばらくこの状態で様子を見ようということになりました。


草を刈っているとポタポタと汗が落ちてくるような陽気の一日でした。畳屋さんに畳を引き取ってもらい、綺麗になっ た庭と畑を眺め、そして出 現した溝にほっとしながら、一日の作業を終わりました。みなさま、おつかれさまでした。


直前で申し訳ありませんが、明日18日(水)に古い畳を上げる作業を行います。8畳x2部屋プラス6畳x2部屋で合計28枚の畳を上げます。そのあとは業者さんに引き取ってもらいます。
一緒に手伝ってやろう、と思って下さる方があればお知らせください。9:30に箕面市石丸の自宅を出発します。12:30の出発便もあります。
よろしくお願い致します。

朝早くから浄るりシアターでは50近くの店舗が出店準備。始まりの10時半には野外ではおいしそうな匂いが漂い、ステージでは魅力的なライブが始まりました。
なぜPEACE MARKETなのか。きょうのプログラムから抜粋します。
「この催しは、野瀬町内の高齢者住宅に住む93歳の清洲辰也さんが『孫や次の世代に戦争のない平和な世界を残したい』と呼びかけた一枚のチラシがきっかけでした。学徒出陣で出兵し、敗戦後半年の捕虜生活を経て帰国し、瓦礫となった大阪の地に立ったとき『二度と戦争をしてはならない』と決意したと清洲さんはいいます。清洲さんのよびかけから、まずは暮らしの場で住民が国や行政に頼るだけではなく、だれもが安心し、助け合って暮らせる平和な町や村をつくりたい、そう考えたわたしたちは、心と物と夢が行き交う市場、出会いと語らいの場を開こうと思いました」




憲法カフェやジュゴン保護センターやシリア、パレスチナなど人権のブースも見られました。フェアトレードはもとより平和を目指す貿易ですが、きょうは私は胸元にこのバッジをつけてアピールしてきました。
おまつりイベントはいろいろありますが、ただ楽しいだけではない、平和や人権に目を向けるものがもっとあってもいいと思います。そういう意味できょうのPEACE MARKETは少し遠慮気味ながらも「平和・人権」への思いをアピールし共有できたのではないかと思います。
5月の初めから続いたエスペーロのイベントもここでいったん休憩です。忙しかったけれども楽しいフェアトレード月間でした。

今年はこの日がちょうど箕面市国際交流協会のcomm cafeが開店3周年記念の感謝イベントを行う日と重なりました。それで「みのおフェアトレードの会楓」もそこに加わり、協賛企画としてワークショップとフェアトレード商品の販売を行ないました。

コーヒーを生豆から焙煎して挽いて淹れてマイコーヒーを飲もう、というワークショップです。先日豊中高校でも好評でしたが、ここcomm cafeでもたくさんの方が参加してくださいました。カセットコンロの上でコーヒー豆を煎るとカフェの中に何とも言えないコーヒーのアロマが広がります。コーヒーを飲む楽しみの半分はこのアロマにあるのではないかと思わせられます。毎日コーヒーを飲む人でも自分で煎ったことはないので、みなさんとても楽しんでくださいました。こうやって生豆から飲むまでの一連の作業をすることでコーヒー豆の生産者に思いを寄せることができたのではないかと思います。それから、先日授業をした豊中高校の生徒さんが来てくださったのは嬉しいサプライズでした。
ワークショップと販売で忙しくて写真を撮り忘れたのですが、みのおFMのライブスタジオが出張してきていたり、各国料理のカフェも大勢の人で賑わっており、私がお昼にキンパプ(韓国風海苔巻き)を食べようと思ったらもう完売していて残念。

この日はおいしい屋台とマイコーヒーと緩やかな音楽と手作りのフェアトレード商品で、平和な時間が流れたフェアトレード・デーとなりました。


母屋の裏の庭を整地する前に地面がよく見えるように草刈をしなければなりませ ん。6人の精鋭(!)で草刈スタート。刈払い機1台と草刈鎌でどんどん刈っていきます。切り倒した栗の木の丸太もころがっています。それをNさんがチェンソーで切ってKさんが火で燃やします。

工務店のSさんが来て母屋内部の解体手順について説明してくれます。全部工務店さんに頼めば簡単なのですが、できることは自分たちでやってみたいというスタンスなのです。まず二階の物置にあるあれやこれやを下ろして空っぽ にする。一階の畳を上げる。古い流しを削る(はつる)。はつるという言葉を初めて知りました。はつりという工具でガンガン砕いていきます。Sさんが見本を見せてくれました。
Sさんは「解体を始める前に宅神祭(たくしんさい)をやりましょう」と言いました。Sさんに教えてもらいながら、私たちはお酒、米、塩を持ち家の四隅に振りまいては2礼2拍手1礼をして回りました。家の神様に工事の無事とこれからの安寧を祈りました。

午後から4人の友人が加勢に来てくれて総勢10人になりました。それでは、というので二階の物を下へ下 ろす作業にかかりました。二階には材木や竹の篭や背負かごなどが相当量ありましたが、みなさんの協力で全部下ろすことができました。
庭はすっかりきれいになって気持ちよくなりました。これからも作業は続きます。一緒にやってみたいな、という方がありましたらどうぞご連絡ください。


https://youtu.be/N0GsScywvx0
少女はふたりの子どもたちの母親となりました。そして、あの頃と少しも変わっていない(より悪くなっている)地球環境に今も警鐘を鳴らし続けています。今回の来日ツアー、京都での講演会に行ってきました。300席近い会場がほぼ一杯でその多くは学生さんや若い社会人でした。
通訳は同じく環境活動家のアイリーン・スミスさん。セヴァンは初めに「この中でお母さんは立ってください」。そして立ち上がった私たちたくさんの「お母さん」に「Happy Mother's Day!」と会場の人々と一緒に拍手をしてくれました。とてもすてきな始まり方だと思いました。セヴァンは「自分も母親になってはじめて親の気持ちがわかる。よい未来を子どもたちに渡したい」。
私たちひとりひとりが変化の主体になること。電力会社を選ぶ。選挙で政治家を選ぶ。地球に負荷をかけない日々の暮らしを選ぶ。

後半ではウインドファームの中村隆市さん、福島から避難している宇野さえこさん、安保関連法に反対するママの会の西郷南海子さんがスピーチを行い、その後パネルディスカッションが行なわれました。中村隆市さんは反原発の運動家でありコーヒーをフェアトレードしているウインドファームの代表でもあります。ちょうど今、彼の本を読んでいます。フェアトレードは生産者に対して、地球に対して、さらには未来に対してもフェアでなくてはいけない、のです。
会場で私たちは講演者の話を聞くだけではなくてまわりの参加者と話す機会ももらいました。私が話した若い学生さん二人は奈良と岐阜からの参加者でした。高校の時に教科書でセヴァンのスピーチを知ったそうです。名古屋でフェアトレードのイベントにも参加したとかで話が盛り上がりました。最後に参加者一人ひとりが蝶の形をした布に「自分はこれからどう変わるか」を書き記しました。それらは集められて1枚のバナーになるそうです。


フェアトレードに関心がある2年生18名がすでにそれぞれのテーマ別に6つのグループを作っていました。彼らはすでにマザーハウスの方の講演を聞いたり、熊本のフェアトレードのキーパーソン明石祥子さんに会いに行った人もいたりして、フェアトレード初心者ではありません。一歩進んで、街頭販売をしたいとか、豊中をフェアトレードタウンにしたいという気持ちを持っている生徒さんもいて、心強く思いました。
![cof_05_map[1]](https://blog-imgs-93-origin.fc2.com/e/s/p/espero0osaka/201605101017502c1.gif)
今回は高校生対象ということもあって、アクティブなワークショップ形式で進めま した。熱帯の植物の写真当てクイズは導入として楽しいものでした。そしてきょうのテーマはコーヒーとフェアトレード。上の写真はコーヒーの生産国と消費国を白地図で色分けしているところです。そうするとコーヒー生産国が赤道に近いコーヒーベルトと呼ばれるエリアに集中していることがわかります。

DVD『おいしいコーヒーの真実』の予告編を見てもらいました。2分ほどの予告編の中に世界のコーヒー市場が抱える問題が凝縮されています。生徒さんたちの眼差しは真剣でした。

そしてきょうの授業のハイライトは「自分でコーヒーを淹れてみよう」のコーヒー実習。手動の焙煎器で生豆を煎って手動のミルで挽いてハンドドリップで淹れてみる。ふだんあまりコーヒーを飲まない生徒さんたちも淹れることには興味津々で二つ のグループに分かれて自分の手で実際にやってみました。教室の中には何とも言えないコーヒーのアロマが漂いましたよ。そして美味しくできた コーヒーで乾杯。
残った時間は班ごとにフリーディスカッション。私が入った班では「生産者にも消費者にも適正な価格は?」「もっと安くできないか?」「ラベルがあった方がよいのかどうか」「日本のフェアトレードの会社はひとつにまとまればもっといい仕事ができるのでは?」「なぜフェアトレードショップを始めたのですか?」などの質問や意見がありました。
私の班ではなかったけれども最後に個人的に質問に来てくれたHさんは誰とも組まないで敢えて一人班を形成していました。「フェアトレードはまやかしではないのか」という疑問を持っているようです。こういう疑問が出てくることはとても大事です。生産者と消費者の間の中間業者が減ることがフェアトレードにつながるのか、という質問にはフェアトレードが「国際産直」と呼ばれる所以を話しました。
豊中高校の生徒さんたちは明るくて反応もよくて、私たちもとても楽しかったです。2時間の授業では語り尽くせないことも多々ありましたが、きょうの授業の何かが彼らの心に残って何かの折のヒントになってくれたら嬉しいです。豊中高校のみなさん、機会をくださったTIFA(国際交流の会とよなか)さん、ありがとうございました。

きょうはシャプラニール=市民による海外協力の会によるネパール報告会が行なわれました。ネパール現地事務所長を終えて帰国した宮原麻季さんが、これまでの支援活動とこれからの活動を報告され、35名の参加者で聴くことができました。
たくさんの写真と豊富な事例の報告の中でも私の心に残ったことをいくつか。
★被災者への食料支援は

★海外のNGOが防災教育で「揺れが来たら机の下へ」と教えていたので、外にいた人がわざわざ家の中へ入って机の下にもぐり込み、家もろ とも潰された。ネパールでは煉瓦つくりの家が多く地震に弱いので、先進国の基準は当てはまらない。
★情報がないことが住民の不安を増大させたので、コミュニティラジオ局を早急に復旧させる支援を行った。
★もともと行政が脆弱で「復興庁」がやっとできたが十分な働きができていない。
★インドによる経済封鎖でガソリンを初めとする物資が入ってこないことが復興を遅らせている。
★コミュニティスペースを設置して被災者が気軽に立ち寄れる場を提供した。そのことで人々は不安や困難を誰かと共有したり情報を得たりすることができる。これは東日本大震災後シャプラニールがいわき市に設置した交流スペース「ぶらっと」をヒントにしている。
★震災で孤児が多く生まれた。人身売買が行われたケースもある。
宮原さんは昨年ネパールの男性と結婚してネパールへの思いをより強く持っておられます。孤児の少女が歌う映像に涙が止まらず私たちも同じ気持ちを共有しました。「忘れないで」と繰り返し訴えられました。
