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5月10日(火)未来を選ぶ Be the change!
2016/05/11(Wed) | お店日記 | page top↑
セヴァンのフライヤー今からもう20年以上も前にブラジルのリオデジャネイロで開かれた環境サミットで、当時12歳だったひとりの少女がスピーチを行ないました。大人に対してまっすぐに訴えかけるスピーチは世界中の人々を感動させました。そして今なお伝説のスピーチとして語り伝えられています↓
https://youtu.be/N0GsScywvx0


少女はふたりの子どもたちの母親となりました。そして、あの頃と少しも変わっていない(より悪くなっている)地球環境に今も警鐘を鳴らし続けています。今回の来日ツアー、京都での講演会に行ってきました。300席近い会場がほぼ一杯でその多くは学生さんや若い社会人でした。




通訳は同じく環境活動家のアイリーン・スミスさん。セヴァンは初めに「この中でお母さんは立ってください」。そして立ち上がった私たちたくさんの「お母さん」に「Happy Mother's Day!」と会場の人々と一緒に拍手をしてくれました。とてもすてきな始まり方だと思いました。セヴァンは「自分も母親になってはじめて親の気持ちがわかる。よい未来を子どもたちに渡したい」。

私たちひとりひとりが変化の主体になること。電力会社を選ぶ。選挙で政治家を選ぶ。地球に負荷をかけない日々の暮らしを選ぶ。

スロービジネス
後半ではウインドファームの中村隆市さん、福島から避難している宇野さえこさん、安保関連法に反対するママの会の西郷南海子さんがスピーチを行い、その後パネルディスカッションが行なわれました。中村隆市さんは反原発の運動家でありコーヒーをフェアトレードしているウインドファームの代表でもあります。ちょうど今、彼の本を読んでいます。フェアトレードは生産者に対して、地球に対して、さらには未来に対してもフェアでなくてはいけない、のです。


会場で私たちは講演者の話を聞くだけではなくてまわりの参加者と話す機会ももらいました。私が話した若い学生さん二人は奈良と岐阜からの参加者でした。高校の時に教科書でセヴァンのスピーチを知ったそうです。名古屋でフェアトレードのイベントにも参加したとかで話が盛り上がりました。最後に参加者一人ひとりが蝶の形をした布に「自分はこれからどう変わるか」を書き記しました。それらは集められて1枚のバナーになるそうです。



バッジ 物販からは私はウインドファームのフェアトレードコーヒーとママの会のバッジを買いました。そして同じ箕面からの参加者、Yさん、Mさん、Yちゃんと一緒に暖かい気持ちで帰途につきました。


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