

母屋の裏の庭を整地する前に地面がよく見えるように草刈をしなければなりませ ん。6人の精鋭(!)で草刈スタート。刈払い機1台と草刈鎌でどんどん刈っていきます。切り倒した栗の木の丸太もころがっています。それをNさんがチェンソーで切ってKさんが火で燃やします。

工務店のSさんが来て母屋内部の解体手順について説明してくれます。全部工務店さんに頼めば簡単なのですが、できることは自分たちでやってみたいというスタンスなのです。まず二階の物置にあるあれやこれやを下ろして空っぽ にする。一階の畳を上げる。古い流しを削る(はつる)。はつるという言葉を初めて知りました。はつりという工具でガンガン砕いていきます。Sさんが見本を見せてくれました。
Sさんは「解体を始める前に宅神祭(たくしんさい)をやりましょう」と言いました。Sさんに教えてもらいながら、私たちはお酒、米、塩を持ち家の四隅に振りまいては2礼2拍手1礼をして回りました。家の神様に工事の無事とこれからの安寧を祈りました。

午後から4人の友人が加勢に来てくれて総勢10人になりました。それでは、というので二階の物を下へ下 ろす作業にかかりました。二階には材木や竹の篭や背負かごなどが相当量ありましたが、みなさんの協力で全部下ろすことができました。
庭はすっかりきれいになって気持ちよくなりました。これからも作業は続きます。一緒にやってみたいな、という方がありましたらどうぞご連絡ください。
