
日曜日の朝(と言ってももはや曜日はあまり関係ない生活ですが)コーヒー豆を挽きました。手動のミルでゴリゴリと。きょうはシサム工房さんのフィリピンからのコーヒー豆です。
ラベルから引用すると「シサムコーヒーはアグロフォレストリー(森林農法)と呼ばれる農業と林業を組み合わせた農法で育てられています。コーヒーの単一栽培ではなくキャッサバ、バナナ、ウリなどの換金作物や樹木と混ぜて植えることで森の暮らしを豊かにするもの。森林破壊がすさまじいスピードで進んでいるコーディリエラ地方での大きな挑戦であり希望の農法でもあります・・・小規模農家の人たちが手間暇かけて育てた生豆を、適正で安定した価格での取引、プレミアム(奨励金)の付与といったフェアトレードの仕組みで輸入しています」
現在能勢で改装中の古民家が完成したら小さなカフェも始めたいと思っています。そこではお客様に豆から挽いてもらって自分で淹れる体験もしてもらえたらいいなあと思っています。生豆から手動で焙煎することもできます。時間はかかりますが。でもそんなスローカフェができたらなあ、と夢見ています。ゆっくり、ゆっくりと。ぜいたくな時間が過ごせる場所になれば嬉しいです。


畑のさつまいもは元気に育っているようです。つるが伸びて新しい根が出てきているのを切って新しい畝に植え替えたらいいよ、と教えてくれたのはKさんです。放っておくと葉っぱばかりが茂り芋が太らないのだそうです。余分なつるを切ることを「つる返し」というそうです。Y子さんと私のような「にわか農婦」はいろいろと学ぶことも多いのです。


放置されている倒木を細くチェーンソーで切っていきます。

休憩時にも、ここをどうする、あそこをどうする、といろいろなアイデアが出されて相談中です。

暑い中、みなさん本当にありがとうございます。次回作業は22日(金)の予定です。

とくに今回の参院選の重要さをどこまで多くの人々が認識しているのか心配です。自民党はアベノミクスが争点と言っていますが本当のねらいは憲法改訂にあります。自民、公明、維新の改憲勢力が参議院の三分の二以上の議席を取ると与党は一気に改憲へ動き出し、戦後私たちの命を守ってきた平和憲法は削除されてしまう恐れがあります。個人が大切にされない、個人はお国のために、という日本がまちがいなく復活してきます。
テレビや新聞だけの情報からではそういうことがわかりにくい現在の日本です。フェイスブックというSNSは大事な情報もたくさん教えてくれますが、どちらかというと同じ考えの人同士がつながっているので拡散には限界があります。
それで私は今回は野党共闘を実現するために「市民連合」が作成したこの冊子100部を取り寄せて個人的に郵送したり手渡ししたりして思いを伝えました。阪大前で学生さんに配ろうかとも思いましたが無数の誰かではなくあの人この人にと思い、まずは我が子から、そして高校生のMちゃん、大学生のHくん・・・と直接手渡しました。わかったことは大学生さんたちがとても保守的で自己規制していること。大学が政治活動を規制していること。今なんとなく平和に生活できているので変わることへの不安があること。それでもHくんは私の話からなにかを感じてくれたと思います。
もしこのブログを読んでいる人で投票に行くことを迷っている人、どこに入れようか迷っている人がいたら、必ず行ってください、そして野党共闘の人に入れてください、と切にお願いしたいです。
最後に動画を2本ご紹介します。1本は今東京で熱い東京選挙区の三宅洋平です。彼のスピーチはまだ政治に夢を持ってもいいのだと思わせてくれます。 https://www.youtube.com/watch?v=mV9l3EHkTOg
もう1本はアメリカの知の巨匠ノーム・チョムスキー氏とジョン・ダワー氏からの日本への警告です。
https://www.youtube.com/watch?v=xQTBKaEz0Gc


ここへ来るたびに井戸をのぞきますが少し水位が下がってきました。排水と自然の満水を繰り返しながら水がきれいに なっていくようです。

きょうは植栽の専門家Kさんに来てもらってどの木を残すか相談しました。駐車場をつくるためにブロック塀を壊します が、そこに美しい紅葉があるので、それをどこに移すかも決めました。それ以外の木は思い切って伐採。beforeとafter。M子さんのものすごいがんばりです。




畑になる部分の角に堆肥箱を作ります。どんなふうに作るかを相談中。母屋から出た木材を使います。なるべくあるものを使って。堆肥箱がで きたら刈り取った草を堆肥にすることができます。

暑い中一緒に作業してくださるみなさんのおかげでだんだんときれいになっていきます。感謝です。次回の作業は10日(日)の予定ですがお天気などにより変更の可能性もあります。