
1995年の阪神淡路大震災の時、当時築80年だった母屋は少しも傾かなかったのですが、蔵の壁が剥がれ落ちてしまったのだそうです。
剥がれ落ちた部分が厚さ最大5cmありましたので、まずそこを土壁で修復しなければなりませんでした。3回の土壁塗りを経て前回と今日の2回で漆喰塗り。1~2名経験者がいましたが、他はまったく初めて。それでもやってみたいという意気込みだけで楽しみながらやってきました。

とくにNさんとTさんの活躍は素晴らしく、Nさんは職人技。Tさんなどは完成日のきょうになって「やっとコツがわかってきた。楽しいわ。また誰か呼んでくれへんかな~」。
母屋を塗ってくれているプロの左官さんのようにはもちろんいきませんが、なかなかどうして、 われら「チーム漆喰」のしごとも味わい深いものがあります。完成して満面の笑み。

母屋の方ではらせん階段の設置が3人掛りで行われています。支柱を立てて一段一段水平を確認しながらステップを溶接していきます。
2階からの眺めがおもしろいのでぜひみなさんに2階へ上がってもらいたいのですが、階段を昇るときはくれぐれも気をつけてくださいね。ゆっくりと足元をよく見て。2階の本棚には絵本や児童書を中心にたくさんの本が並ぶ予定です。

きょうのお昼はお雑煮とぜんざいにしました。自家製のロケットストーブが威力を発揮します。少しの枝で大 きな火力が得られます。
途中、友人から落花生入りおにぎりの差し入れもあって、美味しくいただきました。
水曜日は寒風吹きすさぶ中でバーベキューをしましたが、きょうは暖かく、作業をするにもお昼を食べるにもゆったりとしたよい一日でした。みなさん、大変おつかれさまでした~