
エスペーロ能勢の薪ストーブは、31日の煙突そうじが終わると11月からは使えるようになります。待ち遠しいです。
みなさまの冬支度は大丈夫ですか?今エスペーロの店内にはフェアトレードのニット商品が揃っています。
ニットキャップ。ネパールで作られている、いずれも個性的なキャップです。温かくて、風の強い日には手放せません。

手袋もカラフルです。 5本指にミトンカバーがついたもの、ミトン、親指と人差し指がついているミトン、指のないアームウォーマーなど、形もバラエティに富んでいます。

いずれも一点ものなので早めにお気に入りを見つけに来てください。

台風が一番ひどかった22日は、エスペーロ能勢では屋根裏シアターで映画会をやっていました。2時間を超える長編を見た後、参加者であれこれ感想などを語り合っていましたが、風が強くなってきたので早く帰りましょうということになり、お客様は帰られました。
後片付けをして帰ろうとした時、突然停電で真っ暗に。いつ復旧するかわからないので、取り敢えず冷蔵 庫のあるキッチン以外のブレイカーを落として、箕面の自宅へ向かって出発しました。風雨はますます強くなってきます。途中、妙見口駅の近くまで来た時、前方にハザードランプをつけたパトカーが止まっていて、477号線が倒木のため通行止めだから迂回して帰るように、という指示。
しかたなく、少し引き返して一庫ダムから池田を回って帰りました。途中、私が座っている助手席側にバターンと看板が倒れてきたり(歩道のフェンスが止めてくれて車はセーフ)、道路の真ん中を大きなポリバケツがゴロゴロしていたり・・・無事に帰宅した時にはホッとしました。
翌日は台風も過ぎ去り、前もって臨時休業をしていた店にチェックに行くと、栗の木の大枝がバキバキ とたくさん折れていました。竹も何本かが倒れ、11月ごろの開花を楽しみにしていた皇帝ダリアも根こそぎ倒れていて残念。とはいえ、母屋は無事で被害はありませんでした。屋根の隙間から吹き込んだ木くずや砂を掃除するぐらいでした。

今週末には22号が接近しているとニュースは伝えています。どうかあちこちに被害を与えないで過ぎ去ってほしいものです。

音楽ボランティア「悠*遊」さんの梅沢千津子さんとは古い友人で、もう25年ぐらい前に一緒に音楽を楽しんだ仲間です。私たち夫婦はフルート担当で、他にバイオリン、ピアノ、ホルンなど。コミセンやマンションの集会場を借りてクリスマスコンサートなどを楽しんだものです。ご近所の人たちや子どもさんがそれこそサンダル履きで聴きに来てくれました。
その後彼女の家族は東京へ転勤となり、そこで彼女はお連れ合いとともに地域のオーケストラ楽団を創設しました。今では定期演奏会も続けているようです。それとは別にピアノのお友達とユニットを組んで施設や病院へ出かけての演奏をしているのが「悠*遊」です。
私たちがエスペーロ能勢をオープンした時すぐに「お祝いに演奏に駆けつける!」と言ってくれました。その後ピアノの調律が終わり、夏の暑い時期が終わり、寒い冬が来る前に、というわけで、来月コンサートを行うことになりました。
演奏の幅は広く、クラシックからラテン、フォークから唱歌、民謡に至るまで、皆さんと一緒に歌うコーナーもはさみながら、きっと楽しいコンサートになると思います。
「悠*遊」さんたちは前日に大阪入りして、箕面市内にある重度障害児放課後デイサービスでも演奏をしてくれることになっています。
19日は薪ストーブが燃える能勢の古民家に美しい演奏が流れると思います。どうぞ予定をあけておいてくださいね。


シャンソンはふだんなかなか聴く機会がありませんが、こんなにも味わい深いものだと知りまし た。人生を歌う、というか語る、という感じを受けました。若い人ではなく長く人生を歩いてきた人の歌ではないかと思いました。高野さんは詩人であり、歌われた曲のほとんどが彼自身の訳詩あるいは作詞によるものです。高野さん自身の人生が滲みだしているような感動を受けました。
この日のプログラムは1.詩人の魂 2.ピカルディのバラ 3.クレマンティーヌ 4.二人、星の上に 5.ふるさとの山 6.もう遅すぎる (ティータイムをはさんで) 7.今頃、ぼくに弟がいたなんて 8.涙 9.老夫婦 10.二匹のカタツムリがお葬式に出かけました 11.手回しオルガン
ピアノの加納美枝子さんは、ふだんは合唱の伴奏などをされていますが、シャンソンも勉強したいとこころよく引き受けてくださり、わずか2回の合わせで難しいシャンソンの伴奏をこなしてくださいました。


今回の素敵な写真のフライヤーとプログラムは友人の椿原ヨシハルさんから高野さんへのプレゼントでした(このブログの写真も椿原さんからお借りしました)。最後の花束は友人一同からです。エスペーロ能勢が提供したケーキセットは600円ですから終わってみると8800円の剰余金が残りました。お二人に、と思っていましたが、お二人がエスペーロで使ってほしいと言ってくださいましたので、店主の一存で次の団体へ寄付することに決めました。
現在ミャンマーを追われてバングラデシュへ流入している難民は数十万人にものぼり大変悲惨な状況になっています。エスペーロと取引のある 「シャプラニール=市民による海外協力の会」が支援を呼びかけていますので、そちらへ寄付したいと思います。皆様にこの場をお借りしてご報告申し上げます。
高野日出夫シャンソンライヴにお越しくださいましたみなさまにあらためてお礼を申し上げます。

明日は通常通り営業いたします。「屋根裏シアター」を2時から予定しています。http://espero0osaka.blog118.fc2.com/blog-entry-1191.html雨の様子を見ながらですが予定通り行いたいと思います。映画が終わったら早めに閉店にするかもしれません。
そして明後日の月曜日は台風が一番大阪に接近しそうですので、臨時休業といたします。どうぞお間違いのないよう、よろしくお願いいたします。

に続いて翌日22日(日)は午後2時から久々の屋根裏シアターです。
エスペーロ能勢にはらせん階段を上がったところに屋根裏があります。夏の間は少し暑かったのですがよい季節になりましたので、ここで屋根裏シアター再開です。
ソファーに寄っかかっても寝転がって観てもかまいません。カフェで何かご注文いただきましたらどなたでも無料で観ていただけます。おひとりでも参加があれば開催です。
今回は1962年アメリカ映画『アラバマ物語』を選びました。原題は"TO KILL A MOCKING BIRD"。ハーパー・リーの同名原作小説は1961年のピューリッツァー賞に選ばれています。

グレゴリー・ペック(古い人にはなつかしい)演じる弁護士アティカスと娘のスカウト、息子のジェムの家族の物語です。同時に黒人への差別・偏見が強い社会でアティカスが弁護した裁判の物語でもあります。
あまりご紹介するとネタバレになりますので、興味のある方はどうぞエスペーロの屋根裏でご覧くださいね。2時間を超える長編ですが物語に引き込まれると思います。
お申し込みはエスペーロ能勢(080-3764-7905)まで。

高野日出夫さんは私たちの友人であり、シャンソンの歌い手であり、シャンソンの訳詩家でもあります。シャンソンだけでなく、朗読や俳句にも長けておられます。
そんな高野日出夫さんのシャンソンを聴く会を友人一同が企画しました。ピアノは合唱伴奏などで活躍する友人の加納美枝子さんです。この素敵なポスターも友人の椿原ヨシハルさん作成。題字は高野日出夫さんご本人の手に依ります。
エスペーロ能勢のピアノが初めて表舞台で活躍します。時間は2時半から4時まで。これにともなって2時からエスペーロは貸切となりますのでご了承ください。
ケーキとドリンクのケーキセットつきでチケット1000円です。事前お申込みをよろしくお願いいたします。まだ少しお席がありますので、どうぞエスペーロ能勢までお問い合わせください。
選挙で気分がわさわさする週ですが、週末は古民家でしっとりシャンソンはいかがでしょうか。きっとお楽しみいただけると思います。
みなさまのお越しをお待ちしております。

そもそも始まったばかりの臨時国会を解散してこの選挙をする理由が不透明でした。「大義なき解散」と言われています。安倍首相は「森友問題」「加計問題」にちゃんとした説明をすることもなく、自らへの追及をかわすために首相の解散権を乱用して選挙に踏み切ったのです。選挙には600億円かかるそうです。私たちの税金です。
大阪9区(箕面・茨木・能勢・池田・豊能)は、社民・自民・維新の3候補が立候補しています。共産党から立候補を考えていた山元さんは9区で野党共闘を実現するために立候補を取りやめて社民党の服部良一さんに一本化しました。英断です。これで9区では安倍政権に対抗する「市民と野党の共闘」ができました。
私たちエスペーロ能勢は社民党公認で立憲民主、共産、みどりが推薦する元衆議院議員服部良一さんを応援しています。以前からの知己である服部良一さんは誠実を絵に描いたような人です。社会の不公正に対して大きな怒りを持っている人です。長年、労働組合の委員長として倒産した会社の再建にあたった服部さんは、労働者の苦労を知っています。退職後働いたお弁当屋さんでは、2つも3つもアルバイトをかけ持つ若者たちの現状に「こんな社会がゆるされるはずがない」と怒りを覚えたそうです。「あなたの生活が苦しいのはあなたが悪いからではない」とはっきりと言っています。「自己責任」と冷たく言い放つ安倍政権とは違います。ぬくぬくと地盤看板を引き継いだ2世議員とはまったく違うのです。
今回の選挙は「安倍政権を持続させるのか」vs「安倍政権にNOを突きつけるのか」の選挙だと思います。お友達にタダ同然に国有地を売って便宜を図るなどというのは、腐敗、癒着、縁故主義の最たるものです。しかも現在刑務所に収監されているかつての「お友達」のことを今では「詐欺師だった」と手のひらを返した発言。そんな信も愛もない人についていくのですか?
これまで選挙に行かなかった人も今回は必ず投票に行ってほしいです。そして安倍政権にNOという意思表示をしてください。今政治を変えないと日本はとんでもない方向へ進んでいきます。一握りの金持ちと多数の貧困層に選別される社会。暴力に対して暴力で応えるような戦争国家。そんな日本にならないために。

昨晩、地黄の公会堂を訪ねると祭りの準備をしながら地区の人々が4年前の大祭のビデオを見ておられ、一緒に見せてもらいました。60代70代のみなさんは子どもの頃からの秋祭りには思い出がいっぱいあるようです。
・・・昔はだんじりを引く人が多くて、若い者はなかなかさわらせてもらえなかった。今は引く人が少なくて頼んで若者に引いてもらっている。女子供はだんじりの上に上がることはご法度だったけど今は女の子の方がたくさん乗っているよ・・・
今朝はあいにくの雨でしたが、東郷地区のそれぞれの集落から6基のだんじりは予定通りに出発しました。エスペーロ能勢がある地黄のだんじりは北地黄からだんだん下に下りて来てエスペーロの前に来たのは午後4時過ぎです。この頃には雨も止みました。エスペーロ前の坂を上がるのはいつも見ものです。坂の前でしばらく休憩したあとに一気に上がります。テリーも綱を引かせてもらいました。私は動画を撮影しました。
https://www.facebook.com/kazuko.saito.77/videos/1538989942813501/
日が落ちて6時になるといよいよ宮入です。野間神社の石の鳥居を各集落のだんじりが1基ずつ通過していきます。引き回しの時の掛け声や拍手が宮入を盛り上げます。地元の女性が「あの宮入は毎年見ていてもいつも感動する」と言われていたのがわかりました。6基目のトリは地黄のだんじりでした。とても堂々としていて「にわか住民」の私たちもなぜか誇らしく思ってしまいます。野間神社に集結した6基のだんじりはそれは勇壮な姿でした。

それにしても、いつもは静かな静かな田園地帯なのに、こんなにたくさんの人がいたのだと驚きました。もちろん祭りのために帰省してきた人たちもたくさんいます。あちこちで久しぶりの再会を喜ぶ人々の姿が見られました。やはりお祭りはよいですね。私も田舎育ちですが、子どもの頃おみこしについて歩いた秋祭りのことを思い出しました。
さて、明日もお祭りは続きます。明日は地黄のだんじりは神社を出てお昼ごろには地黄城跡(元東中学校)に到着します。そこで獅子舞もある そうです。地黄城跡では11時から16時まで「鎮守の森フェス」が行われます。エスペーロも出店していますので探してくださいね。出店もしていますが店舗の方も通常通り開けていますのでどうぞご来店ください。