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8月のスケジュール calendar of Aug.
2018/07/25(Wed) | お店日記 | page top↑
8月のカレンダー暑中お見舞い申し上げます。

暑い日が続きますがみなさまお元気でお過ごしでしょうか。

能勢は町よりも涼しいとはいえ、日中の日差しはやはりきついです。そんな外から古民家へ一歩入ると、エアコンはなくても少しひんやり感があります。今年もエスペーロ能勢は扇風機と窓から入る風だけで過ごせています。

さて、遅くなりましたが、8月のスケジュールです。(クリックして拡大してごらんください)ピンクの丸印が休業日です。5日と11日が破線の丸になっているのは、場所を変えて出店して営業しているからです。これらの日は店舗はお休みですので、どうぞご注意ください。また、17日と18日は貸切となっておりますので、どうぞ悪しからずご了承ください。

5日(日)のせマルシェ@くりの郷(能勢の道の駅) 店舗は休み https://www.facebook.com/events/255716941674280/
11日(土)山の日フェスタ@妙見山 店舗は休み https://myoken-festa.tumblr.com/ リンク
12日(日)かんでん夜市 15時まで店舗営業 16時からはかんでん市 https://www.facebook.com/kandenrakuichi/
25日(土)と26日(日)13:3 0~15:30 屋根裏シアター『ジェンダー・マリアージュ』

8月もどうぞよろしくお願いいたします。


7月17日(火)来週は屋根裏シアター『バベルの学校』 loft cinema
2018/07/17(Tue) | イベント | page top↑
先週末はお休みをいただきました。ブログやフェイスブックではお知らせしていましたが、お電話をいただいたり店舗まできていただいたお客様もあったかと思います。すみませんでした。

街路樹 我が家の二女の出産手伝いで二女が住む台北に行っておりました。台北は暑いイメージがありますが、風が吹くことと街中に緑が多いことで、日本よりも大分過ごしやすかったです。気温も30℃までだったようです。日本はこの週末は酷暑だったようですね。無事に元気な男の子が産まれてきょう帰国しました。


台湾の出産事情については、いろいろおもしろいことががありました。台湾は家族で行動することが多いそうで、たとえば産科の検診に家族も同席できます。私たち夫婦も娘と一緒に先生の説明を聞いたりソナーを観たりしました(中国語はわかりませんでしたが)。結局帝王切開になったのですが、娘の夫は手術室に入れてもらって写真もOKでした。先生たちは世間話や冗談を言いながら楽しそうに手術をしていたそうです。日本とずいぶん様子がちがいますね。




さて、今週末は通常通り、金土日月の営業です。庭の野菜や花が水を欲しがっていると思うので、明日は様子を見に行こうと思います。水害の後まだ復旧していないところもありますが、エスペーロ能勢の周辺は大きな被害はなかったようです。



来週末は恒例の屋根裏シアターです。バベルの学校チラシ
屋根裏が暑い場合は蔵シアターになるかもしれません。蔵はひんやりとしていますよ。今月は午前中の開催なのでお間違いなく。
屋根裏シアター『バベルの学校』https://www.cinemo.info/movie_detail.html?ck=34
   7月27日(金)10:30~12:30
   7月28日(土)10:30~12:30
   参加費 一般    1000円
       高校生以下  500円
       (1ドリンク付)

お申込みをお待ちしております。







7月10日(火)パレスチナ、シリア、そしてイラク Palestine, Syria, and Iraq
2018/07/10(Tue) | お店日記 | page top↑
ガザ報告会写真6月30日(土)にエスペーロ能勢で「国境なき医師団」の看護師である佐藤真史さんのガザ報告会を行いました。5月はガザとイスラエルとの国境付近でパレスチナ側の大きなデモがあり、それに対するイスラエル側の砲撃で多くの負傷者が病院に運び込まれました。その手術室で働いた佐藤さんの現地報告でした。
http://espero0osaka.blog118.fc2.com/blog-entry-1264.html




ガザの美容室その後、梅田で上映されている『ガザの美容室』という映画を観に行きました。ガザの美容室に居合わせた女性たちにはそれぞれのドラマがあるのだけど、最後には美容室の外で激化する戦闘に一様の恐怖に陥っていくという怖い映画でした。場面は最初から最後まで「ガザの美容室」内なので、舞台劇を観ているような感じでした。私たちは「紛争地の人々」や「難民」という言葉で人々をひとくくりのイメージで捉えてしまいがちですが、当然のことながらひとりひとりには個性や負っている人生があるということを思い起こさせてくれる映画だったと思います。


7月に入って西日本は記録的な大雨の日が続き、エスペーロ能勢も臨時休業にしました。それでふだん行けない土日の講演会に行くことができました。



志葉さん 7日(土)は大阪市内でコープ自然派主催の志葉玲さん講演会 「メディアが報道しない現実~パレスチナ・イスラエル取材緊急報告」に参加しました。志葉玲さんはフリーランスのジャーナリストでイラクやシリアを中心に取材・報道活動をされています。志葉さんも佐藤さんと同じ5月にパレスチナにおられました。


















この美しい女性は国境付近銃撃された女性で負傷者の介護をしていたところを後ろからユダヤ 兵に銃撃されて殺されたそうです。石やパチンコで抗議活動をするパレスチナとアメリカから30億ドル以上の軍事支援を受けているイスラエルとの圧倒的な力の差。それをありのままに伝えないメディア報道の不平等さも指摘されていました。




志葉さんのお話の中で少し希望が持てたのはユダヤ人の中にもガザ攻撃に反対する'人々がいる、ということです。'Free Palestine'のプラカードを持ってガザ攻撃に反対する若者たちです。中でも、ジェナサンというユダヤ人の12歳の少女はフェイスブックで世界中に訴えていてたくさんの読者を持っているという話でした。彼女をフォローしたいのですが見つかりません。



玉本英子さんさて、8日の日曜日には箕面市国際交流協会(MAFGA)のコムカフェでジャーナリスト玉本英子さんの講演会がありました。玉本さん もイラクやシリアやアフガニスタンなど危険な地域での取材を20年間も続けている女性です。シリアでのISの弾圧や公開の見せしめが後を絶たない一方で各地の状況を伝える市民記者の存在があります。玉本さんはシリアやイラクの友人知人と密に連絡を取りながら、また現地に足を踏み入れながら、私たちが知らない情報を伝えてくれています。

中でもイラク北部山岳地帯に住むヤズディー教徒の話が印象的でした。異教徒であるというだけでISの標的にされます。夫を殺されお腹にも胎児がいて上の子を連れた女性がISから逃亡する、うそのようなあまりにも厳しい現実に、聴いている私たちのだれもがショックを受けました。しかし逃亡してきた女性をイスラム教のおじさんがかくまってあげる。両隣がISの家というおじさんなのに「人間だから」というただひとつの理由で自分の危険を顧みずに女性を助けてあげる。その即座の判断に誰もがまた感動しました。

玉本さんのお話には、そのように人間と人間のエピソードが多くて引き込まれます。そして玉本さんの現地の人への問いかけはいつも大阪弁なのが親しみを生みます(実際には英語かアラビア語ですよ、もちろん)。

写真の手前が玉本さん(MAFGAさんの写真をお借りしました)。玉本さんは実は箕面と能勢の間の豊能町在住で、エスペーロ能勢にも来てくださったことがあります。いつかエスペーロ能勢でもお話会をしていただきたいとお願いしていますので楽しみにしていてください。

このように7月に入ってからパレスチナ、シリア、イラクと続きました。次は映画『ラッカは静かに虐殺されている』を観たいと思っています。http://www.uplink.co.jp/raqqa/



7月8日(日)明日は営業します will open tomorrow
2018/07/08(Sun) | お店日記 | page top↑
大雨のあと大雨の後はじめて店に行きました。自宅から店までの道は問題なく通行できました。久しぶりの日差しにほっとする気持ちです。
















途中、近くの東郷小学小学校裏の土砂崩れ校跡の裏が土砂崩れになっていました。土砂が小川をせ きとめて田んぼと畑にあふれ、ケヤキの里の裏の畑も水没したそうです。「スイカが全部つかってしまったから、ちゃんとしたスイカが取れるかどうか」とケヤキの里で男性が話しておられました。

最初は東郷小学校の体育館が避難所になっていたのですが、このように裏が土砂崩れになったために、全員で倉垣のサービスセンターに移ったそうです。雨の中の移動も大変だったことだろうと想像します。



店は雨が打ち上げた溝のゴミが散乱していたぐらいで特に被害もなくほっとしました。


明日は通常通り営業いたします。そのあとまた1週間臨時休業となります。我が家の二女の出産手伝いに行ってきます。明日お時間がある方はぜひご来店ください。ピープルツリーで仕入れてきたリサイクルサリーの新商品もありますよ。

トマト それから美味しいトマトはいりませんか?近くの農家さんが丹精込めて作られた有機トマトが大雨で危なかったのですが、ハウスからポンプで水を汲みだしてかろうじて救出されたトマトです。完熟したら冷凍して保存もできます。ぜひ。

















大雨による臨時休業について heavy rain
2018/07/07(Sat) | お店日記 | page top↑
ほんとう芸備線鉄橋に激しく長く続いた雨でした。自宅のあるここ箕面市は今も降っていますが、やっと少しずつ小降りになってきているように思います。店舗のある能勢町は、かなりの雨が降ったことといくつかの場所で土砂崩れがあったことで、各所で通行規制が行われています。大阪だけでなく全国各地で大きな被害が出ているようで心が痛みます。お見舞い申し上げます。

写真は私のふるさと三次と広島を結ぶ芸備線の鉄橋が白木山あたりで流された写真です(中国新聞より)。復旧にはかなりの時間がかかることでしょう。

エスペーロ能勢は、天候や雨による被害が予測できなかったため、金曜日と土曜日を臨時休業とさせていただきました。自宅から店までの道は通れるようなのですが、用心して明日も(8日)もう1日臨時休業といたします。月曜日(9日)には久々の営業をする予定です。

と言いますのも、そのあとまた19日までお休みをいただかなければならないからです。 7月は予定していた臨時休業が多かったところへ大雨による予期せぬ休みが加わってしまって営業日が少なくなりました。申し訳ありません。

9日の月曜日はのんびり営業していると思いますので、どうぞご来店ください。地震やら大雨やらで疲れた心身を休めに来てくださいね。ランチも営業いたします。



明日(7月6日)は臨時休業します will be closed tomorrow
2018/07/05(Thu) | お店日記 | page top↑
能勢の雨量近畿地方は昨日から雨が止むことなく降り続けています。それも激しく降り続けています。しかも明日も明後日も雨の予報です。

エスペーロ能勢がある能勢町もかなりの雨量のようです。農家さんの田んぼや畑が心配です。農作物が雨でやられてしまうのではないかと心配です。

一の鳥居からときわ台へ抜けるところで477号線が通行止めになっているという情報も得ました。

そのような状況なので明日6日(金)はエスペーロ能勢は臨時休業することにしました。

みなさまどうぞお気をつけて。被害が出ませんように。祈っております。

6月30日(土)ガザ報告会 report from Gaza by MSF
2018/07/01(Sun) | イベント | page top↑
ガザ報告会チラシjpeg 国境なき医師団(MSF)看護師の佐藤真史さんの報告会が終わりました。パレスチナのガザで1ヶ月間活動してきた佐藤さんのリアルな報告が聞けるとあって、定員以上の27名の方々が参加する報告会となりました。


佐藤さんは手術室看護師です。派遣期間の5月は折しもアメリカ大使館のエルサレム移転やナクバ(パレスチナがイスラエルに占領された日)の日が続いたことで、国境付近で大きなデモがあり、次々とけが人が手術室に運ばれてきたそうです。

私は佐藤さんとは以前からの知り合いですが、この誠実で優しい心根を持った佐藤さんが心身ともにタフさを要求される手術室で働く姿を想像してみました。


ともに働くドクターに「シンジ、41人も人が死んだんだぞ。どう思う?」と問われて「とても悲しい」と答えた佐藤さんですが、悲しみに浸る暇もなく患者さんの治療にあたる日々だったと思います(そして犠牲者は増大していきました)。しかし、その悲しみの共感が佐藤さんたちの使命感へとつながっているのはまちがいありません。



ガザでは4ガザ報告会写真割もの人たちが失業していて、することもなく社会への不満が溜まる一方の若い失業者たちが国境付近のデモへ向かい、命を落としたりけがをしてしまうのだそうです。イスラム教の「死んだら天国に行ける」という教えも彼らをそういう行動へ走らせています。お話を聞きながら何かやりきれない思いを感じました。

お話が終わってからは、次々と質問が続きました。なにしろガザという紛争のニュースでしか聞かない地域の話ですから、みなさん聞きたいことも多かったようです。能勢高校の先生が2名、生徒さんが3名参加されていて、高校生の感想が聞けたのもよかったです。国際関係学を学びながら看護師になった佐藤さん自身のストーリーにも関心が集まりました。

国境なき医師団は運営費のほとんどが世界中の民間の寄付によって成り立っている国際NGOです。こうやって実際に現地派遣された人の話を聞いて、自分では現地に行けなくても何ができるだろうと考えることは大切だと思います。聞いた現実を周りに伝える、寄付をする、もっと勉強する。

今回エスペーロ能勢でガザ報告会ができてよかったです。終わってみると能勢からの参加者の方が27名中11名おられて、能勢で開催した意味もあったなあと思いました。参加費1000円(高校生以下500円)のうちドリンク代を差し引いた13,700円を国境なき医師団に寄付させていただきました。報告してくださった佐藤さん、参加してくださったみなさま、ありがとうございました。

なお、佐藤さんのガザ報告はこちらからもお読みいただけます。
http://www.msf.or.jp/news/detail/voice_3750.html


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