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6月30日(土)ガザ報告会 report from Gaza by MSF
2018/07/01(Sun) | イベント | page top↑
ガザ報告会チラシjpeg 国境なき医師団(MSF)看護師の佐藤真史さんの報告会が終わりました。パレスチナのガザで1ヶ月間活動してきた佐藤さんのリアルな報告が聞けるとあって、定員以上の27名の方々が参加する報告会となりました。


佐藤さんは手術室看護師です。派遣期間の5月は折しもアメリカ大使館のエルサレム移転やナクバ(パレスチナがイスラエルに占領された日)の日が続いたことで、国境付近で大きなデモがあり、次々とけが人が手術室に運ばれてきたそうです。

私は佐藤さんとは以前からの知り合いですが、この誠実で優しい心根を持った佐藤さんが心身ともにタフさを要求される手術室で働く姿を想像してみました。


ともに働くドクターに「シンジ、41人も人が死んだんだぞ。どう思う?」と問われて「とても悲しい」と答えた佐藤さんですが、悲しみに浸る暇もなく患者さんの治療にあたる日々だったと思います(そして犠牲者は増大していきました)。しかし、その悲しみの共感が佐藤さんたちの使命感へとつながっているのはまちがいありません。



ガザでは4ガザ報告会写真割もの人たちが失業していて、することもなく社会への不満が溜まる一方の若い失業者たちが国境付近のデモへ向かい、命を落としたりけがをしてしまうのだそうです。イスラム教の「死んだら天国に行ける」という教えも彼らをそういう行動へ走らせています。お話を聞きながら何かやりきれない思いを感じました。

お話が終わってからは、次々と質問が続きました。なにしろガザという紛争のニュースでしか聞かない地域の話ですから、みなさん聞きたいことも多かったようです。能勢高校の先生が2名、生徒さんが3名参加されていて、高校生の感想が聞けたのもよかったです。国際関係学を学びながら看護師になった佐藤さん自身のストーリーにも関心が集まりました。

国境なき医師団は運営費のほとんどが世界中の民間の寄付によって成り立っている国際NGOです。こうやって実際に現地派遣された人の話を聞いて、自分では現地に行けなくても何ができるだろうと考えることは大切だと思います。聞いた現実を周りに伝える、寄付をする、もっと勉強する。

今回エスペーロ能勢でガザ報告会ができてよかったです。終わってみると能勢からの参加者の方が27名中11名おられて、能勢で開催した意味もあったなあと思いました。参加費1000円(高校生以下500円)のうちドリンク代を差し引いた13,700円を国境なき医師団に寄付させていただきました。報告してくださった佐藤さん、参加してくださったみなさま、ありがとうございました。

なお、佐藤さんのガザ報告はこちらからもお読みいただけます。
http://www.msf.or.jp/news/detail/voice_3750.html


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